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青色申告の帳簿づけから確定申告書類作成まで【会計ソフト編】

更新日: 2021/11/12
青色申告の帳簿づけから確定申告書類作成まで【会計ソフト編】

青色申告をする個人事業主が、クラウド会計ソフトで帳簿づけから確定申告書類を作成するまでの流れを紹介します。

INDEX

目次

    帳簿づけ~申告書類作成までの流れ

    帳簿づけから確定申告書類を作成するまでの流れ(会計ソフトの場合)

    個人事業主は、事業で発生した取引(収入・必要経費など)について、1年を通して帳簿づけします(①)。会計ソフトのガイドに沿って入力を進めていけば、初心者でもカンタンに複式簿記の帳簿づけができます。

    そして、1年間の取引を全て記帳したら、その帳簿をもとに確定申告書類を作成します(②)。確定申告書類の作成ページから必要事項を入力して、青色申告決算書や確定申告書Bを完成させましょう。

    ここからは、実際にクラウド会計ソフト「freee」の操作画面をお見せしながら、①と②のそれぞれについて詳しく解説していきます。

    ① 日々の帳簿づけ(1月1日~12月31日)

    売上や経費が発生したら、ソフトの取引入力画面から帳簿づけします。手動入力の場合、画面にしたがって日付・勘定科目・金額を入力するだけで帳簿づけできます。「複式簿記」の仕組みがわからない人でも、難なく利用できる操作画面です。

    freee 取引入力画面

    自動入力機能を使えばさらに帳簿づけがラクに!

    事前に銀行口座やクレジットカードなどを登録しておけば、それらの明細情報をソフトが自動で取得してくれます。日付・金額・取引内容などの情報が取得されるほか、勘定科目を自動で提案してくれます。ユーザーは、この提案をチェックしていくだけです。

    freee 自動入力による帳簿づけ画面

    連携可能な金融機関はメーカーによって異なりますが、主要な銀行口座・クレジットカード・電子マネーなら、大抵どのソフトでも対応しています。基本的には、普段使っている口座やカードを登録すればOKです。

    ② 確定申告書類の作成(翌年1月~)

    1年分の取引登録が全て終わったら、確定申告に備えて「青色申告決算書」や「確定申告書」を作成します。これらの書類は、確定申告書類の作成画面からカンタンに作成できます。

    確定申告書類の作成画面

    申告書類の作成画面(freee) 完成した申告書類の確認画面(freee)

    帳簿づけと同様に、ソフトの操作画面にしたがって必要事項を入力していくだけでOKです。ここまでに入力した取引データは書類に自動で反映されるので、自分で数字を入力したり、あらためて計算をする必要はありません。手書きの場合と比べて手間がかからない上に、記入ミスも防ぐことができます。

    会計ソフトのなかで確定申告書類を作成したら、あとは印刷して税務署へ提出するか、あるいは印刷せずにデータ送信(電子申告)します。

    確定申告の方法

    当年分の確定申告は、翌年の2月16日~3月15日(原則)に行います。この期間中に、会計ソフト上で作成した確定申告書類を、下記いずれかの方法で提出しましょう。

    • 印刷して税務署の窓口に直接提出する
    • 印刷して税務署へ郵送する
    • 印刷せずデータ送信する(電子申告)

    >> 確定申告書類の提出方法について詳しく

    印刷して申告する場合は、必要な添付書類(控除証明書など)も忘れずに提出しましょう。添付書類を「添付書類台紙」などに貼り付けて、確定申告書と一緒に提出します。

    電子申告には様々な方法がある

    電子申告でお手軽なのは「確定申告書等作成コーナー」という国税庁のウェブサイトを経由する方法です。この場合、ソフトの中で完成した確定申告書類をプレビューしながら、データを手入力して送信しましょう。この方法なら、添付書類の多くは省略可能です。

    ただ、マイナンバーカードやICカードリーダーをお持ちであれば、もっとカンタンに済ませる方法もあります。興味のある方は、以下の記事も参考にしてみてください。
    >> 会計ソフトをe-Taxとの相性で比較【2021年版】

    まとめ

    帳簿づけから確定申告書類を作成するまでの流れ(会計ソフトの場合)

    ① 日々の帳簿づけ(1月1日~12月31日)

    • 取引が発生したら、取引入力ページから帳簿づけを行う
    • 画面にしたがって必要事項を入力するだけで、複式簿記で記帳ができる
    • 銀行口座やカードの情報をソフトへ登録しておけば、取引明細の自動取得も可能
    • 主要な銀行、カード会社、電子マネーなら、大抵どのソフトも対応している

    ② 申告書類の作成(翌年1月~)

    • 1年間の取引が全て終わったら、確定申告に備えて申告書類を作成する
    • ソフトでは「青色申告決算書」と「確定申告書」を作成できる
    • 確定申告書類の作成ページから、画面にしたがって必要事項を入力すればOK
    • 入力した取引データは申告書に反映されていくので、面倒な税金計算は不要

    会計ソフトからできるのは、帳簿づけから確定申告書類の作成までです(電子申告なら提出まで可能)。ソフトから直接税金を納付することはできないので、申告書類を提出したら、確定申告の法定期限日までに所定の方法で納付を済ませましょう。

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