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目次
提出方法は3パターン
「所得税の青色申告承認申請書(以下、申請書)」の提出方法は、大きく下記の3種類に分けられます。
青色申告承認申請書の提出方法
- 税務署に持参する
- 税務署宛に郵送する
- オンラインで提出する
提出先は、納税地(= 基本的には自宅の住所)を管轄する税務署です。管轄の税務署は、国税庁ウェブサイトの該当ページで確認できます。
提出期限日は、原則その年の「3月15日」です(ただし、新規開業の場合は「開業から2ヶ月以内」に提出すればよい)。
① 税務署に持参
概要 | 税務署の窓口に提出するか「時間外収受箱」に投函する |
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必要なもの |
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備考 |
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税務署の開庁時間は「平日の8:30~17:00」が基本です。この時間内に税務署へ行けば、窓口で申請書を提出できます。
開庁時間でなくても、税務署に設置されている「時間外収受箱」に申請開庁時間でなくても、税務署に設置されている「時間外収受箱」に申請書を提出できます。書を提出できます。この場合は、申請書と本人確認書類のコピーを封筒に入れて投函しましょう。
時間外収受箱は、期限ギリギリに提出する人にもおすすめです。たとえば3月15日の深夜に投函すると、職員が回収するのは3月16日の朝ですが、「3月15日に提出した」という扱いになります。
② 税務署宛てに郵送
概要 | ポストや郵便局の窓口から税務署宛てに送付する |
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必要なもの |
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備考 |
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郵送で提出する場合は、封筒に申請書と本人確認書類のコピーを入れて、税務署宛に送付します。このとき、封筒代や切手代は自己負担です。
封筒のサイズは自由
封筒のサイズに指定はありません。市販の「角形2号」(A4サイズの封筒)であれば、申請書を折らずに入れることができます。また「長形3号」なら定形郵便で送れるので、切手代が少し安く済みます。
送料の目安
料金 | 追跡 | |
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普通郵便 | 定形外郵便(角形2号~):140円 or 180円(切手代) 定形郵便(長形3号まで):110円(切手代) |
✕ |
簡易書留 | 110円~180円(切手代) + 350円 | ◯ |
特定記録郵便 | 110円~180円(切手代) + 210円 | ◯ |
レターパックライト | 430円(一律) | ◯ |
※ 上記は、2024年10月1日からの新料金
>> 手紙(定形郵便物・定形外郵便物)の基本料金 – 日本郵便
きちんと届くか心配な人は、追跡サービス付きの送付方法を利用してもよいでしょう。(ただし、宅配便・ゆうパックなど、荷物を発送するサービスは利用不可)
③ オンラインで提出
概要 | 「e-Taxソフト」か民間のサービスを利用してオンラインで提出する |
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必要なもの |
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備考 |
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青色申告承認申請書をオンラインで提出できるのは、国税庁の「e-Taxソフト」のほか、「freee開業」と「マネーフォワード クラウド開業届」です。「e-Taxソフト」は使い勝手が悪く、あまりおすすめできません。
なお「freee開業」や「マネーフォワード クラウド開業届」で青色申告承認申請書をオンライン提出すると、自動的に開業届も一緒に提出されてしまいますが、すでに開業済みの方でもとくに問題は生じません。
提出時に必要な本人確認書類
開業届とセットで、窓口や郵送により申請書を提出する際は、本人確認のために「番号(マイナンバー)確認書類」と「身元確認書類」が必要です。提出時に、これらの書類を提示 or 添付します。
税務署の窓口で提出 | 郵送 or 時間外収受箱で提出 |
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本人確認書類を窓口で提示する | 本人確認書類のコピーを同封する |
オンラインで提出する場合は、マイナンバーカードに内蔵された「電子証明書」を使って個人認証を行います。なので、マイナンバーカードをピッと読み取るだけでOKです。
収受印付きの控えをもらうには?
税務署の収受印が押された控えが欲しい場合は、申請書を書面で提出しましょう。オンラインで提出すると、収受印付きの申請書控えを受け取れません。
収受印付きの控えをもらう方法
税務署の窓口で提出 | 郵送 or 時間外収受箱で提出 |
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窓口で控えも一緒に提出する →その場で収受印を押してもらえる |
提出時に、控えと返信用封筒を同封する →後日、収受印付きの控えが返送される |
返送用封筒にはあらかじめ切手を貼り、自分の氏名や住所を記載しておきましょう。封筒のサイズに規定はありません。折りたたんで同封しても大丈夫です。
青色申告承認申請書の控えは、預貯金口座の開設時などに提出を求められることがあります。とはいえ、他の書類(開業届の控えなど)で代用できる場合が多いので、もらい忘れてもあまり気にしなくてOKです。
まとめ
提出時の注意点
- 提出時は本人確認のために「番号確認書類」と「身元確認書類」が必要
- 郵送などの場合はコピーを同封しておく
- オンラインならマイナンバーカードを読み取るだけでOK
- 収受印付きの控えが必要なら、オンライン提出はNG
なお、これから新規開業する人は、青色申告承認申請書とあわせて「開業届」の提出も必要です。提出先はどちらも税務署なので、まとめて提出を済ませましょう。
期限ギリギリに提出する場合
提出期限が迫っている場合は、郵便局の窓口から郵送するのがおすすめです。窓口なら、その場で消印を押してもらえます。もしくは、税務署の「時間外収受箱」を利用すれば、提出期限日の夜中に提出しても間に合います。