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PayPayを導入する具体的な流れ【イベント導入事例】

更新日: 2024/01/05
PayPayを導入する具体的な流れ【イベント導入事例】

当社は今回、主催するイベント(フリーランス交流会)の参加費の支払い方法として「PayPay」を導入しました。本記事では、その際の流れを参考に、PayPayの導入フローを解説します。

INDEX

目次

    PayPayを導入する流れ

    「PayPay」を導入する流れは、大きく下記の3ステップに分けられます。審査に多少の日数がかかりますが、手続き自体は非常にカンタンです。

    PayPayの導入ステップ

    申し込みから利用開始までの期間は、スムーズに進めば「1週間程度」です。ただ、審査が長引いたり、審査に落ちてしまうケースもあるようです。

    PayPayの導入にかかった日数(当社の場合)

    PayPay導入の実際のスケジュール

    今回、当社は「イベントの参加費決済」という特殊な利用目的が原因で、いちど再審査をくらいました。しかし、サポートセンターのスムーズな応対のおかげで再審査をすぐに通過し、トータルでは2週間ほどで導入できました。

    ステップ① 申し込み

    • 公式サイトから簡単な申し込みをする
    • 登録したメールアドレスに申請用のURLが届く
    • 届いたURLから加盟店審査の申請をする(本人確認書類などのアップロードが必要)

    まずは、PayPayの公式サイトから簡単な申し込みをします。ここで入力するのは、業種・氏名・メールアドレスなどの基本的な項目だけです。

    公式サイトの申し込み画面

    PayPay加盟店審査への事前申し込み

    上記の申し込みが済むと、記入したアドレスへすぐにメールが届きます。このメールに、加盟店審査に申請するためのURLが記載されているので、そこから手続きを進めます。

    加盟店審査の申請画面(メールで届いたURL)

    PayPay加盟店審査への申請手続き

    ここでは、事業主や店舗に関する情報などを詳しく入力していきます。あわせて、下記の書類や写真をスマホ等で撮影してアップロードします。

    加盟店審査で提出するもの

    • 申込者の本人確認書類
    • お店の営業に関わる許認可証(許認可が必要ない業種なら提出不要)
    • お店の内観や外観の写真(イベント出店なら、実際に出店したお店の写真でもOK)

    記入項目や提出物など、少し分かりづらい部分もありますが、解説ページへのリンクがあるので困ることはないでしょう。このほか、サポートセンターに問い合わせることもできます。

    「LINE Pay」と「AliPay」の同時申し込みも可能

    申請フォームには「LINE Pay」と「AliPay」に関する記入欄もあります。ここで「利用を希望する」と回答しておくと、1つのQRコードで「PayPay・LINE Pay・AliPay」の3つに対応できるようになります。ただ、あとから追加で導入することもできるので、この時点ではまだ決めなくてもOKです。

    ステップ② 審査

    • 申請が完了すると、PayPay側で審査が行われる
    • 一発で審査に通れば、とくに何もしなくてOK
    • 「再審査」や「審査落ち」のメールが来た場合は、再び審査を受ける

    PayPayは審査落ちしても再審査できる

    当社の場合は「イベントの参加費決済」という利用目的がうまく伝わらず、いちど再審査の対象となりました。しかし、下記のような流れで審査を通過できました。

    再審査~審査通過の流れ(当社の場合)

    • 申請から8日後、再審査のメールが届いた
    • すぐにメールを返信するも回答はなし
    • 翌日、サポートセンターに電話してみた
    • すると、その日のうちに審査通過のメールが届いた

    再審査のメールに返信しても、なかなか回答がありませんでした。そこでサポートセンターへ電話して、確認事項についてやりとりしたところ、数時間後には審査通過のメールが届きました。急いでいる場合は、電話でやり取りしたほうがスムーズかもしれません。

    ちなみに、審査を通過した時点でマイページから自店舗のQRコードをダウンロードできます。「加盟店キットが届くまで待てない!」という場合は、こちらを使ってもOKです。

    ステップ③ キットの到着

    審査に通過すると、数日程度で「PayPayコードキット」がポストに届きます(当社の場合は審査通過メールの6日後に届きました)。この中に入っているQRコードを店頭に設置すれば、いよいよPayPayでの決済を始められます。

    キットの外観 キットの中身
    PayPayコードキットの外観 PayPayコードキットの中身

    「PayPayコードキット」の内容物

    • スタートガイド
    • QRコードのシール
    • QRコード用のスタンド
    • QRコード用の台紙
    • 店頭用ステッカー
    • 宣伝用リーフレット

    ※ 上記はあくまで基本的な内容物です

    当社に届いたキットには、上記のほか「LINE Pay」のステッカー類も同梱されていました。LINE Payの利用を希望していなくても一緒に届くようなので、「ひとまずPayPayだけでいいや」という場合は使わずにしまっておきましょう。

    スタートガイドに沿ってマイページの設定を行えば、PayPayの導入完了です。ステッカーやチラシなどは、店頭の目立つところに掲示しておけばOKです。

    届いたらすぐに使える!

    PayPayコードキットが届いたら、すぐに決済利用できます。お手持ちのスマホでPayPayのアプリを開き、実際にQRコードを読み取ってみましょう。

    PayPayでの決済イメージ

    当社の場合、イベントの受付で決済していただく用途で導入したので、このコードを受付に設置すればそれで準備完了です。売上やシステム手数料は、PayPayのマイページで確認できます。

    PayPayのマイページ - 店舗側の管理画面

    まとめ – 導入フローの良かった点・気になった点

    「PayPay」の導入手続きは非常にカンタンでした。申し込みの手続きはすべてスマホで完結できるうえ、必要事項の入力などもサクサク進められます。

    PayPayの導入ステップ

    導入フローの良かった点・気になった点

    良かった点 気になった点
    • 手続きをウェブ上で完結できる
    • 申請の入力フォームが分かりやすい
    • 困ったときはいつでも電話で訊ける
    • 審査結果の連絡までに時間がかかった

    導入フローの中で手間がかかるのは、申し込みフォームの入力作業くらいでした。といっても、早ければ10分程度で入力できる内容で、決して難しくはありません。もし入力に困る項目があっても、ヘルプページを参照したり、サポートに問い合わせたりすればすぐに解決できるでしょう。

    唯一気になった点は、再審査の連絡が来るまでに日数がかかったことです。公式サイトでは「最短2営業日」と書いてあったのに対し、今回は8日後に連絡が届きました。審査の連絡が遅れても問題ないように、余裕を持って申し込んでおくのがよさそうです。

    審査に落ちても再挑戦できる

    もし審査落ちの連絡が届いても、すぐに諦める必要はありません。サポートセンターに問い合わせれば、再審査の手続きへ進むことができます。このような場合、メールではなく電話で問い合わせる方がスムーズに進みやすいのでオススメです。

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