自営業がとことん分かるメディア

POSレジアプリとキャッシュレス決済端末の連携とは?

更新日: 2022/08/08
POSレジアプリとキャッシュレス決済端末の連携とは?

小〜中規模の店舗経営者向けに、「POSレジアプリ」と「キャッシュレス決済端末」の役割を解説します。これらを上手に組み合わせれば、スマホやタブレットのレジアプリで、スムーズにキャッシュレス決済を受け付けられるようになります。

INDEX

目次

    POSレジアプリとキャッシュレス決済端末の関係

    POSレジアプリとキャッシュレス決済端末の連携例

    たとえば、飲食店のお会計でクレジットカード決済を受け付ける場合、店舗側が行う会計作業は以下のようになります。

    店舗側の会計作業(クレカ決済の例)

    1. POSレジアプリで顧客が頼んだメニューを選び、支払額を表示させる
    2. キャッシュレス決済端末に支払額を入力する
    3. キャッシュレス決済端末にクレカを差し込んでもらい、決済してもらう
    4. POSレジアプリで会計を完了させる

    ※キャッシュレス決済端末とは、決済代行サービスが提供するカードリーダー等のこと

    「POSレジアプリ」では、通常のレジと同じように、商品の入力作業を行います。そのあと、キャッシュレス決済を受け付けるために「決済代行サービス」の決済端末を使います。

    基本的な用語説明

    POSレジアプリ ・スマホやタブレットで使えるレジシステム
    ・基本的なレジ打ち機能に加え、在庫管理や売上分析も可能
    決済代行サービス ・様々なキャッシュレス決済を導入できるサービス
    ・契約すると、専用のキャッシュレス決済端末を使えるようになる
    キャッシュレス
    決済端末
    ・決済代行サービスと契約して利用する
    ・端末の機能やデザインは、決済代行サービスごとに異なる

    そもそもPOSレジとは、販売した商品の情報をリアルタイムで在庫に反映できるレジのことです。従来からあるPOSレジ機器は大きなものが多く、値段も高額になりがちです。一方「POSレジアプリ」なら、コンパクトかつ安価に利用できます。

    「POSレジアプリ」とは?

    • スマホやタブレットがPOSレジとして使えるようになるアプリ
    • アプリをインストールすればすぐ使える
    • 基本無料で使えるが、アプリによっては月額料金が発生する
    • 在庫管理・売上分析など、POSレジとしての機能はひととおり備わっている

    POSレジアプリの例 (Square POSレジ)

    上図は、POSレジアプリの「Square POSレジ」の使用例です。このようなレジ画面で商品選択とお会計を行います。あらかじめ商品画像を登録しておくと、レジ打ちの際に商品が見つけやすくなります。

    ちなみに、どのPOSレジアプリでも、周辺機器(レシートプリンターやキャッシュドロアなど)は自分で用意する必要があります。機器がなくても十分使えますが、必要なら各POSレジアプリの公式サイトなどから購入できます。

    「決済代行サービス」とは?

    • キャッシュレス決済をまとめて導入・管理できるサービス
    • ネットから申し込んで、審査に通過すれば決済端末を使えるようになる
    • 決済端末のデザインや機能はサービスごとに異なる
    • キャンペーン等により、決済端末を無料でもらえる場合も多い

    決済代行サービスの例 (Square)

    上図は、決済代行サービス「Square」の決済端末です。ひとつの端末で複数のキャッシュレス決済(電子マネー・クレカなど)に対応できます。端末の形状はサービスごとに異なり、Squareのように持ち運び可能なタイプもあります。

    決済端末でキャッシュレス決済を受け付けるためには、基本的にネット環境(Wi-Fi、光回線など)が必要です。ただ、中には4G通信に対応した決済端末もあり、その場合はWi-Fiなしでも決済を行えます。

    「POSレジアプリ × キャッシュレス決済端末」の連携機能

    「POSレジアプリ」と「キャッシュレス決済端末」は、それぞれ単独でも使えます。ただ、キャッシュレス決済でのレジ業務をよりスムーズにしたいなら、この2つを連携させるのが効率的です。

    POSレジアプリとキャッシュレス決済端末を「連携させて使う場合」と「連携させずに使う場合」では、レジ業務の手間が以下のように異なります。

    レジ業務の流れ – アプリと決済端末の連携あり・なし

    連携させて使う場合 連携させずに使う場合
    商品のレジ入力 商品のレジ入力
    不要
    (アプリと端末の間で自動で行われる)
    支払額を決済端末に入力
    支払額をレジへ入力
    レジからのレシート発行 レジからのレシート発行

    連携させずに使う場合は、POSレジアプリと決済端末の両方を操作する必要があります。レジ側で算出したお会計金額を決済端末に打ち込み、決済端末での決済が終わればその金額を再度レジに打ち込む、といった手間がかかります。

    一方、POSレジアプリと決済端末を連携させると、このような操作が不要になります。支払額のデータは、レジアプリと決済端末の間で自動共有されるため、連携しない場合と比べて会計作業のステップを減らせます。

    主要な「POSレジアプリ × キャッシュレス決済端末」

    「POSレジアプリ」と「キャッシュレス決済端末」は、連携できるペアが決まっています。連携させて使いたいなら、対応状況を確認して導入する必要があるわけです。下表に、主要なPOSレジアプリとキャッシュレス決済端末の連携可否をまとめました。

    「POSレジアプリ」と「キャッシュレス決済端末」の連携状況

    キャッシュレス決済端末
    (決済代行サービス)
    Square Airペイ 楽天ペイ
    (実店舗決済)
    STORES
    決済
    P
    O
    S

    Square
    POSレジ
    × × ×
    Airレジ × ×
    スマレジ ×
    ユビレジ ×
    STORES
    レジ
    × × ×

    「×」がついているペアは連携できませんが、併用は可能です。例えば「Square POSレジ」と「Airペイ」は連携未対応ですが、キャッシュレス決済をAirペイで受け付けたり、Square POSレジに「Airペイで支払われたよ」と決済記録を入力したりできます。

    POSレジアプリと決済端末の連携には、Wi-FiやBluetoothを使います。端末をつなぐケーブルなどを用意する必要はありません。

    \ この記事をSNSでシェアする /
    PICKUP POSTS
    ピックアップ記事
    RELATED POSTS
    関連記事
    自営業の専門メディア 自営百科
    最新情報はSNSアカウントで