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QR決済対応のおすすめ決済代行サービス【個人事業主向け】

更新日: 2021/12/06
QR決済対応のおすすめ決済代行サービス【個人事業主向け】

「決済代行サービス」を使えば、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済などの決済手段をまとめて店舗に導入できます。本記事では実店舗をもつ個人事業主向けの決済代行サービスのうち、対応するQR・バーコード決済の種類が多いおすすめサービスをピックアップしています。

INDEX

目次

    QR対応の決済代行サービス【比較表】

    初期費用・月額費用が無料で利用できる決済代行サービスのうち、QR・バーコード決済への対応が充実している3サービスを比較表にまとめました。

    QR・バーコード決済についての比較表

    Airペイ QR JMS
    おまかせサービス
    クラウドペイ
    AirペイQR(ロゴ) JMS クラウドペイ(ロゴ)
    初期費用 無料 無料 無料
    月額費用 無料 無料 無料
    決済手数料 3.24% 3.24% 3.24%
    振込手数料 無料 無料 無料
    入金
    サイクル
    月1回 月2回 or 月6回 月2回
    導入できる
    QR決済
    12種類 19種類 7種類
    決済の手順 顧客のQRコードを店側が読み取る形式 顧客のQRコードを店側が読み取る形式 店頭のQRコードを顧客が読み取る形式
    顧客のQRコードを
    iPhone or iPadで読み取る
    顧客のQRコードを
    専用の決済端末で読み取る
    店頭のQRコードを
    客が自分のスマホで読み取る

    QR・バーコード決済を導入するとき、個人事業主なら「PayPay」や「楽天ペイ」などの運営会社とそれぞれ個別に契約する方法もあります。しかし、上記のような決済代行サービスを利用して、まとめて導入するメリットもあるのです。

    決済代行サービスの主なメリット・デメリット

    メリット デメリット
    • 複数のQRをまとめて契約できてラク
    • バラバラの入金サイクルをまとめられる
    • 個別契約よりも決済手数料が高くなる

    >> キャッシュレス決済の導入方法 – 個別契約 or 決済代行サービス

    複数のQR決済を個別に契約する場合と比べると、決済代行サービスは導入手続きや入金管理の利便性に大きなメリットがあります。ただし、決済手数料は少し高めになるので「多少コストがかかっても便利なほうがいい!」という個人事業主にオススメです。

    Airペイ QR

    Airペイ QRでの決済イメージ

    • 「PayPay」など、国内のメジャーなQR決済に対応している
    • 海外からの旅行客がよく使うQR決済にも対応している
    • お店のiPhoneやiPadで顧客のQRコードを読み取って決済を行う

    「Airペイ QR」では、店舗用アプリをインストールしたiPhoneかiPadで、顧客のQRコードを読み取って決済を行います。ですから、基本的にはiPhoneかiPadがあるお店向けのサービスです。ただ、現在はiPadの無料貸与キャンペーンを実施中なので、端末を持っていない個人事業主でも利用を始められます(条件付き)。

    「Airペイ QR」が対応するQR決済

    国内系 海外系
    • PayPay
    • d払い
    • au PAY
    • J-Coin Pay
    • Alipay
    • WeChat Pay
    • UnionPay (銀聯)
    • Alipay HK
    • Kakao Pay
    • Touch'n Go
    • EZLink
    • GCash

    国内系は種類こそ少ないものの、人気の高い「PayPay・d払い・au PAY」をしっかり押さえています。また、中国の2大QRと呼ばれる「Alipay・WeChat Pay」を筆頭に、アジア5ヶ国のキャッシュレス決済に対応しているため、インバウンドの客層にも幅広く対応可能です。

    「Airペイ QR」の基本情報

    決済手数料
    (QR・バーコード決済)
    振込手数料 入金サイクル
    3.24% 無料 月1回
    (月末締め・翌月末入金)
    店舗用アプリ 電子マネー・クレカ決済への対応 連携できるPOSレジアプリ
    iOSのみ対応
    (別途「Airペイ」と契約が必須)
    Airレジ

    「Airペイ QR」を運営するリクルートは、「Airペイ」という名称で電子マネー&クレジットカードの決済代行サービスも提供しています。「Airペイ」と「Airペイ QR」は同時申し込みもできるため、あわせて加入すればQR・電子マネー・クレカの全てに対応が可能です。

    Airペイ QR(公式)

    JMSおまかせサービス(Webプラン)

    JMSおまかせサービスでの決済イメージ

    • 専用の決済端末は、QR・電子マネー・クレジットカードのどれでも決済が可能
    • 対応しているQR・バーコード決済の種類が多い
    • 入金サイクルは「月2回 or 月6回」から自由に選べる

    「JMSおまかせサービス」の決済端末は、無料で導入できます。この端末で、QRコードの読み取りから決済まで行えます。なお、この端末は電子マネー・クレカでの決済にも対応しているため、必然的にQR以外のキャッシュレス決済も導入することになります。(QR・バーコード決済だけ導入するという選択肢はない)

    「JMSおまかせサービス(Webプラン)」が対応するQR決済

    国内系 海外系
    • au PAY
    • メルペイ
    • LINE Pay*
    • FamiPay
    • ゆうちょPay
    • EPOS Pay
    • ANA Pay
    • atone
    • pring
    • ギフティプレモPlus
    • ほくほくPay
    • はまPay
    • こいPay
    • YOKA! Pay
    • Payどん
    • OKI Pay
    • Alipay
    • WeChat Pay
    • K PLUS

    *現在、LINE Payの新規導入は不可

    国内系のQR・バーコード決済は、メジャーな「au PAY」や「メルペイ」にとどまらず、地方銀行などの幅広い種類を導入可能です。一方、海外系の対応数は少なめですが、中国でトップ2の「Alipay」と「WeChat Pay」をカバーしています。

    「JMSおまかせサービス(Webプラン)」の基本情報

    決済手数料
    (QR・バーコード決済)
    振込手数料 入金サイクル
    3.24% 無料 月2回 or 月6回
    店舗用アプリ 電子マネー・クレカ決済への対応 連携できるPOSレジアプリ
    なし 要問い合わせ

    入金サイクルは「月2回(約15日ごとに締め・入金)」か「月6回(約5日ごとに締め・入金)」のどちらかを選べます。銀行口座や入金額による制限はなく、振込手数料も無料のままです。

    JMSでは専用の決済端末で決済を行うので、「Airペイ QR」や「クラウドペイ」のような店舗用のスマホアプリは存在しません。売上の確認や入金サイクルの管理などは、ウェブ上の店舗用ページで行います。

    JMSおまかせサービス(公式)

    クラウドペイ

    クラウドペイでの決済イメージ

    • 店頭に掲示したQRコードを、顧客が読み取って決済を行う
    • お店側が決済用のスマホや専用端末を用意する必要はない
    • 対応しているQR決済の種類は少なめ

    「クラウドペイ」では、顧客が自分のスマホで店頭のQRコードを読み取り、決済を行います。他の決済代行サービスのように、店舗側が顧客のQRコードを読み取ることはありません。店舗側は、顧客の決済画面を確認するだけでOKです。

    「クラウドペイ」が対応するQR決済

    国内系 海外系
    • d払い
    • au PAY
    • メルペイ
    • LINE Pay*
    • Alipay
    • WeChat Pay
    • KAKAO Pay

    *現在、LINE Payの新規導入は不可

    現状、国内系QRの対応数は他社と比べてかなり少なめです。ユーザーの多い「PayPay」や「楽天ペイ」にも対応していません。ただ「Alipay・WeChat Pay」の両方に対応しているため、海外旅行客が多い店舗なら一定の需要は見込めるでしょう。

    「クラウドペイ」の基本情報

    決済手数料
    (QR・バーコード決済)
    振込手数料 入金サイクル
    3.24% 無料 月2回
    (15日締め/月末入金・
    月末締め/翌月15日入金)
    店舗用アプリ 電子マネー・クレカ決済への対応 連携できるPOSレジアプリ
    iOS・Android両方に対応 × なし

    店舗用アプリは、売上の確認や返金手続きをする際に利用します。そもそも「クラウドペイ」は顧客自身が決済をする方式なので、「Airペイ QR」のように店舗用アプリを決済に使うことはありません。ちなみに、アプリと同様の機能はウェブ上の店舗用ページからも利用できます。

    【補足】「JPQR」での一括導入もアリ?

    QR・バーコード決済をまとめて導入するには、「JPQR」を使う方法もあります。JPQRは、簡単に言うと「複数のQR決済に対応したQRコード」のことで、特別な費用をかけずに導入可能です。

    JPQRなら複数のQRバーコード決済をまとめて導入できる

    JPQRの特徴

    • 公式サイトから複数のQR決済に一括で申し込みができる(無料)
    • 審査に通過したQR決済は、1つのQRコードにまとめた形で導入できる
    • 顧客が任意のアプリでQRコードを読み取って決済をする
    • 対応可能なQR決済の種類は比較的多い(PayPay・d払い・楽天ペイなど)
    • 決済手数料や入金サイクルは、各QR決済のサービス内容に準拠する

    本記事で紹介してきた「決済代行サービス」と似た部分もありますが、店舗側の使い勝手は大きく異なります。JPQRの場合、入金サイクルや店舗用アプリはQR・バーコード決済の種類ごとにバラバラなので、入金管理や売上の集計作業には手間がかかりがちです。

    JPQRと決済代行サービスの比較

    JPQR 決済代行サービス
    導入 複数のQR決済をまとめて導入できる
    手数料 QR決済の種類ごとに異なる
    (基本的には個別契約と同じ)
    QR決済の種類によらず一律
    (個別契約よりも少し高め)
    入金サイクル バラバラ まとめられる
    管理アプリ QR決済の種類ごとに
    それぞれの専用アプリで管理する
    1つのアプリで一元管理できる

    たとえば、JPQRで「PayPay」と「d払い」を導入した場合、「PayPayの売上」と「d払いの売上」はそれぞれ異なる入金サイクルで振り込まれます。くわえて、両方の売上をまとめて確認できるアプリなども存在しません。

    その点、一般的な決済代行サービスなら、複数のQR・バーコード決済の入金サイクルを一元化できます。売上の確認や入金サイクルの変更なども、1つのアプリでまとめて済ませられるのです。決済手数料は少し高くなりますが、そのぶん利便性に大きなメリットがあります。

    まとめ – QR対応の決済代行サービス3選

    本記事で紹介した決済代行サービスは、いずれも初期費用・月額費用が無料です。利用にかかる費用は、売上金額に応じた決済手数料だけです。

    QR対応の決済代行サービス【比較一覧表】

    Airペイ QR JMS
    おまかせサービス
    クラウドペイ
    AirペイQR(ロゴ) JMS クラウドペイ(ロゴ)
    決済手数料 3.24% 3.24% 3.24%
    振込手数料 無料 無料 無料
    入金
    サイクル
    月1回 月2回 or 月6回 月2回
    導入できる
    QR決済
    12種類 19種類 7種類
    決済の手順 顧客のQRコードを店側が読み取る形式 顧客のQRコードを店側が読み取る形式 店頭のQRコードを顧客が読み取る形式
    客のQRコードを
    iPhone・iPadで読み取る
    客のQRコードを
    専用の決済端末で読み取る
    店頭のQRコードを
    客がスマホで読み取る
    店舗用アプリ iOSのみ対応 なし iOS・Android
    両方に対応
    連携できる
    POSレジアプリ
    Airレジ 要問い合わせ なし
    電子マネー決済
    クレカ決済へ

    (「Airペイ」の契約が必須。同時申し込み可)
    ×
    運営会社 リクルート ジェイエムエス デジタルガレージ
    Airペイ QR JMS
    おまかせサービス
    クラウドペイ

    導入したい具体的なQR・バーコード決済が決まっている個人事業主は、下表の対応状況を参考にしてください。

    主なQR決済への対応状況【比較表】

    Airペイ QR JMS
    おまかせサービス
    クラウドペイ
    AirペイQR(ロゴ) JMS クラウドペイ(ロゴ)
    主要な
    国内系
    PayPay × ×
    d払い ×
    楽天ペイ × × ×
    au PAY
    主要な
    海外系
    Alipay
    WeChat Pay
    UnionPay
    (銀聯)
    × ×

    Airペイ QR」なら、特にユーザー数の多い「PayPay」もまとめて導入できます。海外系のQR決済についても、アジア圏5ヶ国の人気QRに幅広く対応します。導入にはiPhoneかiPadが必要ですが、現在はiPadの無料貸与キャンペーンを行っています。

    JMSおまかせサービス」は、導入できるQR決済の多さが魅力です。「PayPay」や「d払い」などのメジャーどころには未対応ですが、地方銀行系のQRなども幅広くカバーしています。電子マネー・クレカも同時に導入できるので、対応範囲の広さを重視する店舗におすすめです。

    上述の2つと比べると、「クラウドペイ」は対応可能なQR決済の種類がかなり少なめです。ただ、顧客がQRコードを読み取る「ユーザースキャン式」の決済代行サービスは珍しいので、そこにこだわりたい店舗には唯一無二のサービスだと言えます。

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