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利用者数の多いQRコード決済アプリは?【店舗向け】

更新日: 2022/06/08 投稿日: 2022/05/20 PR
利用者数の多いQRコード決済アプリは?【店舗向け】

QR・バーコード決済の導入を検討している店舗経営者向けに、最新の調査結果を紹介します。2022年4月に行われた調査によると、QR決済アプリの利用者数・利用率では「PayPay」がトップです。

INDEX

目次

    QR決済の利用者数ランキング

    2022年4月、QR・バーコード決済の利用経験者500人を対象に、アンケート調査が行われました(保険マンモス株式会社による調査)。その結果、QR決済アプリの利用者数は下記のような順位になっています。

    利用しているQRコード決済(複数回答可)

    利用者数 利用率
    PayPay 294人 58.8%
    楽天ペイ 142人 28.4%
    d払い 92人 18.4%
    au PAY 71人 14.2%
    メルペイ 51人 10.2%
    LINE Pay 31人 6.2%
    FamiPay 16人 3.2%
    QUOカード Pay 7人 1.4%

    保険マンモス株式会社の調査結果を参照

    利用者数が多いのは、ダントツで「PayPay」でした。QR・バーコード決済の導入を検討している店舗は、ひとまず「PayPay」「楽天ペイ」あたりを押さえておけば間違いなさそうです。

    QR決済の比較【店舗向け】

    上位4つのQR決済サービスを、店舗の目線で比較してみましょう。アプリによって、お店に導入する際のコストが異なります。

    QR・バーコード決済を店舗目線で比較

    初期費用 月額料金 基本の
    決済手数料
    入金サイクル
    PayPay 無料~ 無料~ 2.178% 最短翌日
    楽天ペイ 無料 無料 3.24% 最短翌日
    d払い 無料 無料 2.86% 月1回 or 2回
    au PAY 無料 無料 2.86% 最短翌々日

    ※ 料金はすべて税込表示

    「決済手数料」は、お店からQR決済の運営会社に支払う手数料です。たとえば、楽天ペイで1万円の商品を販売したら、その3.24%にあたる324円を、お店から楽天側に支払います。上位4つのQR決済では、PayPayの料率が最もお手頃になっています。

    「入金サイクル」とは、QR決済アプリによる売上が、実際に振り込まれるまでの周期のことです。PayPayと楽天ペイなら、今日の売上が最短で明日に入金されるので、資金繰りの面ではかなり助かります。

    PayPayについて詳しく

    QR・バーコード決済への対応を検討しているお店は、まず「PayPay」から導入してみるのがおすすめです。利用者数が多いうえ、決済手数料も比較的リーズナブルに設定されています。

    PayPayの利用料金【店舗側】

    PayPayマイストア
    ライトプランに未加入の場合
    PayPayマイストア
    ライトプランに加入する場合
    初期費用 無料 2,178円
    月額料金 無料 2,178円
    決済手数料 2.178% 1.76%

    ※ 料金はすべて税込表示

    「PayPayマイストア」とは、PayPayのアプリ上でクーポンやスタンプカードを発行できるサービスです。この「PayPayマイストア」の有料プラン(ライトプラン)に加入すると、初期費用・月額料金がかかりますが、決済手数料が安くなります。

    「ひとまずQR決済を導入できればいい」というお店は、有料プランに加入しなくてOKです。その場合は、初期費用も月額料金もかけずにPayPayを導入できます。公式サイトから申し込むと、早ければ1週間程度で掲示用のQRコードなどが届きます。

    ちなみに、公式サイトから申し込むほかに、決済代行サービス(「Airペイ」や「stera pack」など)と契約してPayPayを導入する方法もあります。この方法だと、決済手数料が少し高くなりますが、その他のキャッシュレス決済もまとめて導入できます。

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