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楽天ペイの決済端末を比較!カードリーダーとターミナルどっちがいい?

更新日: 2024/05/09 PR
楽天ペイの決済端末を比較!カードリーダーとターミナルどっちがいい?

楽天ペイ(実店舗決済)の導入を検討している店舗向けに、2種類の決済端末を徹底比較します。楽天ペイでは「カードリーダー」と「ターミナル」から、好きな端末を選択できます。必要な周辺機器から価格やサイズまで、わかりやすく解説します。

INDEX

目次

    そもそも「楽天ペイ(実店舗決済)」とは?

    楽天ペイの決済端末(カードリーダー・ターミナル)

    「楽天ペイ(実店舗決済)」とは、店舗向けのキャッシュレス決済サービスです。専用の決済端末で、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済にまとめて対応できます。法人企業はもちろん、個人事業主が営む個人店舗でも導入可能です。

    楽天ペイ(実店舗決済)の基本情報

    初期費用
    (決済端末の価格)
    19,800円 or 38,280円
    無料キャンペーン中
    月額料金 無料
    対応する決済の例 楽天ペイ(実店舗決済)の対応決済
    決済手数料
    (決済ごとの手数料)
    3.24%
    売上の入金手数料 楽天銀行の口座なら無料
    (その他の口座は330円/回)
    入金サイクル 楽天銀行の口座なら翌日入金
    (その他の口座は入金申請の翌営業日)
    導入スピード 最短5日で導入可能

    ※ 料金はすべて税込表示

    楽天ペイ(実店舗決済)の最大の強みは、ズバリ「入金サイクルの早さ」です。楽天銀行の口座を持っていれば、1日分の売上が翌日に振り込まれます。入金手数料もかかりません。

    「楽天ペイ(実店舗決済)」は、スマホ決済アプリの「楽天ペイ(アプリ決済)」とは別のサービスです。「楽天ペイ(実店舗決済)」を導入すれば、「楽天ペイ(アプリ決済)」での支払いにも対応できるようになります。

    楽天ペイの決済端末 – カードリーダーとターミナルの比較表

    楽天ペイ(実店舗決済)には「カードリーダー」と「ターミナル」の2種類の決済端末があります。対応決済や手数料は、どちらの端末でも変わりません。ただ、決済端末の価格や使い勝手が異なります。

    カードリーダー ターミナル
    決済端末 楽天ペイのカードリーダー型決済端末 楽天ペイのオールインワン型決済端末(ターミナル)
    19,800円
    無料キャンペーン中
    38,280円
    無料キャンペーン中
    大きさ 高さ:10.3cm
    幅:7.1cm
    厚さ:1.8cm
    高さ:20.9cm
    幅:7.8cm
    厚さ:4.5cm
    使い方 スマホやタブレットと
    連携して決済する
    端末だけで決済できる
    レシート
    プリンター
    別売り 端末に内蔵されている
    POSレジアプリ
    との連携
    ×
    提供開始 2017年3月〜 2023年7月〜

    ※ どちらの端末も「黒・赤・白」から好きな色を選べる

    これから導入するなら、より高機能な「ターミナル」がおすすめです。ただ、コンパクトなほうがいい!という場合は、あえて「カードリーダー」を選択するのもアリです。

    >>「楽天ペイ カードリーダー」の申し込みはコチラから
    >>「楽天ペイ ターミナル」の申し込みはコチラから

    ここからは、各端末の特徴を6つのポイントに分けて比較していきます。

    ① 決済端末の使い方

    カードリーダー ターミナル
    楽天ペイのモバイル型決済端末(カードリーダー) 楽天ペイのマルチ決済端末(ターミナル)
    スマホやタブレットと
    連携して決済する
    端末だけで決済できる

    「カードリーダー」と「ターミナル」は、それぞれ以下のような流れで決済を行います。なお、下図ではクレカ決済の例で解説していますが、電子マネーの場合も同様の流れで決済できます。

    キャッシュレス決済の流れ【カードリーダーの場合】

    キャッシュレス決済の流れ(楽天ペイカードリーダー)

    「カードリーダー」は、スマホかタブレットとBluetooth接続して使います。スマホ等に決済金額を入力したあと、カードリーダーを使って決済をします。決済完了後、レシートプリンター(別売り)から自動でレシートが印刷されます。レシートプリンターについては記事の後半で解説しています。

    キャッシュレス決済の流れ【ターミナルの場合】

    キャッシュレス決済の流れ(楽天ペイターミナル)

    「ターミナル」は、端末ひとつで決済を完了できます。端末のタッチパネルに決済金額を入力して、そのまま決済を受け付けられます。端末にレシートプリンターが内蔵されているので、決済が完了したら端末上部から自動でレシートが出てきます。

    ② 初期費用・導入費用

    カードリーダー ターミナル
    楽天ペイのポータブル決済端末(カードリーダー) 楽天ペイのオールインワン決済端末(ターミナル)
    端末価格
    (税込)
    19,800円
    無料キャンペーン中
    38,280円
    無料キャンペーン中
    必要な
    周辺機器
    ・スマホ or タブレット
    ・レシートプリンター
    特になし

    ※ どちらの端末も「黒・赤・白」から好きな色を選べる

    「カードリーダー」と「ターミナル」のどちらを選ぶかで、周辺機器の準備にかかるコストも異なります。それぞれの初期費用を、具体的にシミュレーションしてみます。

    【カードリーダーの場合】楽天ペイの初期費用を試算

    カードリーダー型決済端末 - 楽天ペイ(実店舗決済) ・端末は無料キャンペーンで導入
    ・スマホはすでに持っているものを使う
    ・レシートプリンターは最も安い対応モデルを購入(30,800円)
    合計 30,800円

    ※ レシートプリンターの価格は変動する可能性があります

    「カードリーダー」の利用にはスマホかタブレットが必須ですが、手持ちのスマホ等を使えば費用を抑えられます。レシートプリンターについても、すでに店舗で使っているものを流用できるなら、新たに購入する必要はありません。

    【ターミナルの場合】楽天ペイの初期費用を試算

    オールインワン型決済端末 - 楽天ペイ(実店舗決済) ・端末は無料キャンペーンで導入
    ・スマホやタブレットは不要
    ・レシートプリンターは不要(端末に内蔵されている)
    合計 0円

    「ターミナル」は端末1台で決済ができます。別途でスマホやレシートプリンターを用意する必要はありません。現在は決済端末の無料キャンペーンが開催中なので、初期費用をいっさいかけずに導入できます。

    ③ 決済端末のサイズ(大きさ・重さ)

    楽天ペイの決済端末の大きさを比較(カードリーダー・ターミナル)

    ※ どちらの端末も「黒・赤・白」から好きな色を選べる

    「カードリーダー」は、クレジットカードよりも一回り大きいくらいのサイズで、だいたいミカン1個分くらいの重さです。余裕で片手に収まるサイズなので、レジ周りでも場所をとりません。ただし、別個でレシートプリンターを設置するスペースも必要です。

    楽天ペイカードリーダーは片手に収まるサイズ

    「ターミナル」は、おおよそテレビリモコンくらいの大きさで、350mlの缶ジュースくらいの重量です。カードリーダーと比較すると大きいですが、他社のプリンター内蔵端末と比べるとコンパクトな部類です。テーブル会計やイベント出店にもストレスなく持ち出せるでしょう。

    楽天ペイターミナルはテレビリモコンくらいのサイズ

    ④ 必要な通信環境(Wi-Fi・4G回線など)

    「カードリーダー」も「ターミナル」も、決済を行うにはネット環境が必要です。端末ごとの通信環境は、それぞれ下記のとおりです。

    通信環境の比較表【楽天ペイの決済端末】

    カードリーダー ターミナル
    通信方法 スマホ・タブレットを
    介して通信する
    端末自体で通信する
    Wi-Fi
    利用可能

    利用可能
    スマホ回線
    (4G・5G)

    利用可能

    追加料金で利用可能
    有線LAN ×
    非対応
    ×
    非対応

    先述のとおり「カードリーダー」は、スマホかタブレットとBluetooth接続して使います。連携したスマホ・タブレットがネットに繋がっていれば決済が可能です。Wi-Fiがなくても、スマホが繋がる場所ならどこでも決済ができます。

    一方「ターミナル」は基本的にWi-Fiで通信します。Wi-Fiがない環境で使いたい場合は、楽天モバイルの「ハンディターミナル用プラン」に申し込む必要があります(月額約500円)。このプランに申し込むと、楽天モバイルのキャリア回線を使って決済できるようになります。

    ⑤ レシートの印刷方法

    カードリーダー ターミナル
    レシートの印刷方法(楽天ペイカードリーダー) レシートの印刷方法(楽天ペイターミナル)
    別売のレシートプリンターで
    印刷する
    端末にレシートプリンターが
    内蔵されている

    「カードリーダー」の場合、レシートを発行するには別売りのレシートプリンターが必要です。カードリーダーとプリンターを連携しておくと、決済後に自動でレシートが印刷されます。対応機種のレシートプリンターは、安いものだと3万円程度で購入できます。

    カードリーダーと連携できるレシートプリンター

    SML200 mC-Print2
    シリーズ
    mPOP
    シリーズ
    楽天ペイの対応レシートプリンター(SML200) 楽天ペイの対応レシートプリンター(mC-Print2シリーズ) 楽天ペイの対応レシートプリンター(mPOPシリーズ)
    価格の目安 約3万円 約4万円 約6万円
    特徴 モバイル型 据え置き型 キャッシュドロア
    一体型
    サイズ 高さ:12.3cm
    幅:8.3cm
    厚さ:4.4cm
    高さ:10cm
    幅:9.6cm
    奥行:11.3cm
    高さ:10cm
    幅:30.8cm
    奥行:30cm

    一方「ターミナル」にはレシートプリンターが内蔵されています。決済が完了すると、端末本体から自動的にレシートが出てきます。端末ひとつでレシート発行までできるので、テーブル会計やイベント出店にも便利です。

    ちなみに、レシートのロール紙は「カードリーダー」でも「ターミナル」でも別途自力で購入する必要があります。金額はロール紙の寸法などでも異なりますが、楽天市場では1巻あたり100円前後~で購入できます。

    【補足】カードリーダーにはレシートプリンターが必須?

    カードリーダーはレシートプリンターとセットで使うのが基本です。しかし、プリンター代を節約したいなら「電子レシート」という選択肢もあります。電子レシートとは、メールでレシートを送信する仕組みのことです。

    決済完了後、カードリーダーと連携したスマホ等にお客さんのアドレスを入力してもらえば、メールで電子レシートを送信できます。そもそも「レシートいらない」というお客さんも多いですから、店舗によっては電子レシートだけで問題ないケースもあるでしょう。

    ⑥ POSレジアプリとの連携

    「POSレジアプリ」とは、スマホやタブレットでレジの機能を使えるアプリです。在庫管理や売上分析などの機能もあります。現状、楽天ペイは決済端末によって連携できるPOSレジアプリが異なります。
    決済端末とPOSレジアプリの連携とは?

    連携できるPOSレジアプリの比較【楽天ペイの決済端末】

    カードリーダー ターミナル
    ・スマレジ
    ・ユビレジ
    ・Bionly
    ・poscube
    ・POS+
    なし

    現状、POSレジアプリとの連携に対応しているのは「カードリーダー」だけです。POSレジアプリとの連携を前提に考えている店舗は、ひとまずカードリーダーを選んでおきましょう。

    ただ「ターミナル」のほうも、2023年秋ごろからPOSレジアプリとの連携に対応していく予定とのことです。このあたりは、詳しい情報が発表されしだい、本記事でも追ってお伝えします。

    まとめ

    楽天ペイには「カードリーダー」と「ターミナル」の2種類の決済端末があります。それぞれの特徴を比較表にまとめました。

    楽天ペイ(実店舗決済)の決済端末【比較一覧表】

    カードリーダー ターミナル
    決済端末 楽天ペイのキャッシュレス決済端末(カードリーダー) 楽天ペイのキャッシュレス決済端末(ターミナル)
    19,800円
    無料キャンペーン中
    38,280円
    無料キャンペーン中
    端末の使い方 スマホやタブレットと
    連携して決済する
    端末だけで決済できる
    端末の大きさ 高さ:10.3cm
    幅:7.1cm
    厚さ:1.8cm
    高さ:20.9cm
    幅:7.8cm
    厚さ:4.5cm
    レシートプリンター 別売り 端末に内蔵されている
    連携できる
    POSレジアプリ
    ・スマレジ
    ・ユビレジ
    ・Bionly
    ・poscube
    ・POS+
    なし
    対応する決済の例 楽天ペイ(実店舗決済)の対応決済
    決済手数料 3.24%
    入金手数料 楽天銀行の口座:無料
    その他の口座:330円/回
    入金サイクル 楽天銀行の口座:翌日入金
    その他の口座:入金申請の翌営業日

    ※ 料金はすべて税込表示

    これから導入するなら、断然「ターミナル」がおすすめです。決済からレシート発行まで1台で完了できるので、他に周辺機器を揃える必要がありません。初期費用を抑えてキャッシュレス決済を導入できます。

    すでにレシートプリンターを持っていて、決済端末はコンパクトなほうがいい!という店舗には「カードリーダー」がおすすめです。なお、ターミナルは今のところPOSレジアプリとの連携に非対応なので、レジアプリとの連携を前提に考えている店舗はカードリーダーを選んでおきましょう。

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