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stera packとは?特徴を分かりやすく解説

更新日: 2022/06/10
stera packとは?特徴を分かりやすく解説

「stera pack(ステラパック)」は、個人事業主・法人が店舗で利用できる決済代行サービスです。同じくキャッシュレス決済対応の他社サービスとも比較しつつ、その特徴をまとめています。

INDEX

目次

    「stera pack」の特徴

    stera packの利用イメージ

    stera pack(ステラパック)は、お店に複数のキャッシュレス決済手段を導入するための「決済代行サービス」です。飲食店・理美容院・小売店・クリニックなど、業種を問わず導入できます。

    stera packの主な特徴

    1. サブスク型で初期費用がかからない
    2. キャッシュレス決済が1台で済むオールインワン端末
    3. 30種類以上の主要なキャッシュレス決済をカバー
    4. VISA・Mastercardの手数料率が低い
    5. 会員証アプリで顧客のリピートを促進できる

    stera packの端末はオールインワン型で、クレカ・電子マネー・QRコードなどのキャッシュレス決済に1台でまるっと対応できます。本サービスの運営会社は、三井住友銀行とGMOペイメントゲートウェイが共同で設立したSMBC GMO PAYMENT 株式会社です。

    stera packの基本情報

    stera packは、基本的に「月額3,300円」の固定費用と、キャッシュレス決済の金額に応じた「決済手数料」を支払って利用します。しかし、最初の1年間に限っては、月額料金が無料の「お試しプラン」も選択できます(2年目以降は自動的にスタンダードプランへ切り替わる)。

    stera packの基本情報【比較表】

    スタンダードプラン お試しプラン
    (初年度のみ選べる)
    初期費用 無料 無料
    月額費用
    (税込)
    3,300円 無料
    決済手数料 2.7%~3.74% 3.25%~3.74%
    振込手数料
    (税込)
    無料 or 220円*
    入金サイクル 月2回 or 月6回
    導入スピード 1.5~2ヶ月程度

    *売上の振込手数料が無料になるのは、登録した振込口座が「三井住友銀行」の場合のみ

    お試しプランを選ぶと、月額料金は無料ですが、クレジットカード決済の手数料が少し高くなります(詳細は後述)。「クレカ決済はそんなに多くなさそうだな」という店舗や、「まずは固定費用をかけずに試してみたい」などという場合におすすめです。

    ① サブスク型なので初期費用がかからない

    stera packは、毎月3,300円を支払って利用するサブスク型の決済代行サービスです。一般的な決済代行サービスとは異なり、初期費用(決済端末代)はかかりません。

    初期費用
    (決済端末代)
    月額費用 決済手数料
    無料 3,300円(税込)
    無料お試しプランあり
    2.7%~3.74%*

    *お試しプランの場合、3.25%〜3.74%

    月額料金がかかるのはネックですが、主要なキャッシュレス決済に1台で対応できること、VISA・Mastercardの手数料率が低いことなど、stera packならではのメリットと天秤にかけて、導入の判断をすることになるでしょう。

    なお、最初の1年間は「お試しプラン」で月額費用をかけずに利用できます。ただし、2年目以降は自動的にスタンダードプランに切り替わり、月額3,300円の固定費用が発生します。

    ② すべての決済が1台で済むオールインワン端末

    決済で使う「stera terminal(ステラターミナル)」は、オールインワン型の端末です。クレジットカード・QRコード・電子マネーなどの決済から、レシートの印刷までこの1台で行えます。

    「stera terminal」の端末デザイン

    決済端末「stera terminal」のデザイン

    • 客側と店舗側で画面が分かれている独特なデザイン
    • 同じ画面を触ることがないため、衛生的に利用できる
    • 常に電源とつないで使う、有線タイプの端末
    • 別途インターネット回線が必要(Wi-Fi接続も可)

    先述のサブスク料金「月々3,300円」には、この端末の利用料にくわえ「専用レシートロール紙をずっと無料でもらえる」「stera terminalの修理・交換が無料~で受けられる」などのサポートオプションも含まれています。

    ③ 30種類以上の主要なキャッシュレス決済をカバー

    stera packで使えるキャッシュレス決済は、知名度の高いものばかりです。「PayPay」「d払い」など主要なQR・バーコード決済から、メジャーブランドのクレカ決済までを網羅しています。

    stera packで使えるキャッシュレス決済【一覧表】

    QR・バーコード 電子マネー クレジットカード
    決済手数料 3.25% 3.25% or 3.74% 2.7%〜3.74%
    対応種類 ・PayPay
    ・d払い
    ・楽天ペイ
    ・au PAY
    ・メルペイ
    ・ゆうちょPay
    ・AliPay
    ・WeChat Pay
    ・Union Pay
    【3.25%】
    ・交通系電子マネー
    (Suicaなど9種類)
    ・楽天Edy
    ・WAON
    ・nanaco
    ・iD

    【3.74%】
    ・QUICPay
    【2.7%〜2.9%】
    ・VISA*
    ・Mastercard*

    【3.25%】
    ・銀聯

    【3.74%】
    ・JCB
    ・Amex
    ・DinersClub
    ・Discover

    *お試しプランの場合は「3.25%」

    QR・電子マネーの料率は「スタンダードプラン」も「お試しプラン」も同じです。しかし「スタンダードプラン」では、後述のとおり、VISA・Mastercardの手数料率が低く設定されています。「お試しプラン」では、他社の決済代行サービスとあまり変わらない手数料率です。

    ④ VISA・Mastercardの手数料率が低い

    stera packは、クレジットカードの中でもとりわけ「VISA・Mastercard」の決済手数料が低いのが特徴です。「スタンダードプラン」なら、初年度は2.8%、2年目以降は年間売上に応じて2.7%~2.9%で利用できます。

    例:VISA・Mastercardでの売上が月100万円の場合

    決済金額の比較シミュレーション

    ※stera packは、2年目以降に「2.7%」の料率が適用された場合を想定

    他社の決済代行サービスでは、クレジットカードの決済手数料は国際ブランドを問わず3%を超えることがほとんどです。国内シェア率も高い「VISA・Mastercard」の決済手数料を抑えられるのは、嬉しいポイントといえます。

    ちなみに「お試しプラン」の決済手数料は3.25%で、他社とあまり変わりません。2年目以降は、月額3,300円の「スタンダードプラン」へ自動的に切り替わるため、決済手数料も2.7%~2.9%となります。

    ⑤ 会員証アプリで顧客のリピートを促進できる

    顧客に「おみせポケット」というスマホアプリを利用してもらうことで、お店独自のデジタル会員証・スタンプカードを発行したり、クーポン配布・PUSH通知などが可能になります。たとえば、決済端末stera terminalにQRコードを表示し、それを顧客がスマホで読み取ってスタンプを貯めることができます。

    その他、決済端末にアプリを追加インストールすることで、POSレジや予約管理の機能をもたせることもできます。

    アプリのラインナップ一例

    POSレジアプリ スマホ・タブレットで販売管理ができる
    例:ポスタス、Uレジ
    受付・予約管理アプリ 来店客に整理券を発券したり、予約客をスマホから呼び出せる
    例:yoboca、matoca、Dentry byGMO steramarket
    オーダー機能アプリ 主に飲食店向けで、スマホからの注文を受け付けられる
    例:L.B.B.Cloud、QR Order

    業種に合わせて欲しいアプリを取り込むことで、決済端末を使いやすいように機能拡張できるということです。

    まとめ – 他社の決済代行サービスと比較

    stera pack(ステラパック)は、業種を問わず扱いやすいサブスク型の決済代行サービスです。通常は月額3,300円がかかりますが、最初の1年間は「お試しプラン」に加入し、月額無料で使うこともできます。

    決済端末の「stera terminal」1台で、QR・バーコード決済や電子マネー決済、クレカ決済まで対応可能です。同じくオールインワン型の決済端末を提供する決済代行サービス「JMSおまかせサービス」「Square」とザックリ比較しました。

    他社の決済代行サービスと比べてみた【比較表】

    stera pack JMS
    おまかせサービス
    Square
    決済端末 オールインワン型端末 - stera pack オールインワン型端末 - JMS Webプラン オールインワン型端末 - Square
    初期費用
    (オールインワン端末代)
    無料 無料 46,980円
    月額費用 3,300円
    無料お試しプランあり
    無料 無料
    対応する
    決済数
    QR 9種類 24種類 ×
    電子
    マネー
    14種類 14種類 11種類
    クレカ 7ブランド 7ブランド 6ブランド
    決済手数料 2.7%~3.74% 3.24%~3.74% 3.25%~3.95%
    振込手数料 無料* or 220円 無料 無料
    stera pack JMS
    おまかせサービス
    Square

    *三井住友銀行の口座であれば振込手数料は無料

    stera packの強みは、利用者が多いVISA・Mastercardの決済手数料が、2.7%~2.9%と安価になることです(お試しプランでは3.25%)。JMSとSquareのいずれも、クレカ決済手数料はおよそ3.2% or 3.7%です。月額費用が発生するのはネックですが、先述のとおり手数料の差によってトータルで得になるケースがあります。

    JMSと比べると対応しているQRコードの種類こそ少ないですが、stera packは圧倒的に利用者の多い「PayPay」「d払い」「楽天ペイ」を中心に、主要な決済に絞って導入できます。JMSはマイナーなQR決済にも対応しているので、「メジャーなものさえ使えればOK」という人はstera packの方が扱いやすいでしょう。

    また、顧客のスマホにデジタル会員証やスタンプカード機能をもたせる「おみせポケット」に対応しており、これが販促に活用できます。レシートロール紙の無料交換と、決済端末の修理交換が無料というサービスも小規模事業者にとっては嬉しいポイントと言えるでしょう。

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