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「楽天ふるさと納税」で寄付してみた
応援したい自治体に寄付をしながら、実質負担2,000円で返礼品がもらえる「ふるさと納税」。本記事では、筆者が「楽天ふるさと納税」でふるさと納税にチャレンジした様子をお届けします。
今回「楽天ふるさと納税」を選んだ理由は、筆者がたまたま楽天アカウントと楽天カードを持っていたからです。ふるさと納税サイトは他にもいろいろあるので、自分に合ったサイトを選んで利用しましょう。
オススメのふるさと納税サイト5選
① 自分の限度額を調べる
寄付する前に、自分のふるさと納税の限度額を調べておきます。限度額を超えて寄付すると、自己負担が2,000円を超えてしまうので、必ず事前にチェックしておきましょう。
この限度額は、収入や家族構成などによって人それぞれ異なります。自分で計算するのは大変なので、サイト内のシミュレーターを利用するのがオススメです。年収や家族構成を入力すれば、目安の限度額を自動で算出してくれます。
楽天ふるさと納税の「かんたんシミュレーター」
楽天ふるさと納税には、今回使った「かんたんシミュレーター」のほか、限度額をより正確に計算できる「詳細シミュレーター」もあります。「医療費控除」や「住宅ローン控除」を申請する予定の人などは、こちらを使うのがオススメです。
② 返礼品を選ぶ
自分の限度額をチェックしたら、いよいよ返礼品選びです。返礼品は、ジャンル・金額・地域などから絞り込んで検索できます。レビューが掲載されているものも多いので、迷ったらレビュー評価を参考に選ぶのも一つの手です。
今回は「精肉・肉加工品」のジャンルで検索してみました。筆者の場合、いろいろな自治体に寄付してみたかったので、まずは金額が低めでコスパのよい、こちらの返礼品をチョイスしました。
申込画面のチェック項目
申込画面には、上記のようなチェック項目がありました。筆者は確定申告ではなくワンストップ特例制度を利用する予定なので、申請書の送付について「希望する」を選びました。こうしておくと、控除の申請に必要な書類を自治体が送ってきてくれます。
あとは楽天市場のショッピングと同じ要領で、返礼品を買い物かごに入れればOKです。
③ 寄付金を支払う
買い物かごから購入画面へ進みます。この際、楽天IDでログインすると、楽天アカウントに登録済みの住所・氏名・クレジットカード情報などをそのまま引き継ぐことができます。
決済時の注意点
- 住民票とは別の宛先に送付する場合「お届け先」を変更する
- 楽天に登録済みの会員情報が住民票と異なる場合「注文者情報」を変更する
「注文を確定する」をクリックしたら、寄付は完了です。
ちなみに、今回は寄付額の3%(180円相当)分の楽天ポイントがつきました。お買い物マラソンなど、ポイントアップキャンペーンの期間中に寄付すれば、還元率はさらにアップするようです。
④ ワンストップ特例の申請書を作成する
会社員の場合「ワンストップ特例制度」を利用すれば、確定申告はしなくてOKです。必要書類を寄付先の自治体に送るだけで、ふるさと納税による控除を受けられます。
個人事業主の場合は、ワンストップ特例制度を利用できません。確定申告の際、申告書に「寄附金控除」に関する記入と、自治体から郵送される「寄付金受領証明書」を添付することになります。
ふるさと納税の申告【個人事業主向け】
ワンストップ特例の申請に必要な書類
- 特例申請書
- 本人確認書類のコピー
寄付をする時に申請書の送付を希望すれば、寄付先の自治体が「特例申請書」を送ってきてくれます。また、ふるさと納税サイトや総務省のウェブサイトからも同じ申請書をダウンロードできるので、これを印刷して使ってもOKです。
特例申請書の記入例
今回は早めに申請書の作成まで済ませたかったので、「楽天ふるさと納税」から申請書をダウンロードしました。記入が必要なのは赤枠部分だけなので、所要時間は5分程度でした。
⑤ 申請書を郵送する
申請書と本人確認書類を封筒に入れて、ポストに投函します。封筒のサイズは何でもOKです。申請書と一緒に送付用の封筒を送ってくれる自治体もあります。
今回は、コンビニでも売っている「長形3号」の封筒に「84円切手」を貼って郵送しました。大きい封筒を使う場合は「94円切手」を貼っておくと安心です。
ちなみに、申請書類の提出期限は、寄付した年の「翌年1月10日」までに必着です。これに遅れた場合は、確定申告をしないと税金の控除を受けられなくなってしまいます。
【追記】
寄付のおよそ1週間後、寄付先の自治体から「特例申請書」と返送用の封筒が送られてきました。
特例申請書 (表面) | 特例申請書 (裏面) | 返送用封筒 |
---|---|---|
申請書の裏面は、本人確認書類(コピー)の貼り付け用紙なっていました。封筒は組み立て式でちょっと面倒ですが、料金受取人払になっているので切手は貼らなくてOKです。
楽天ふるさと納税を使ってみて
「楽天ふるさと納税」は楽天市場と同じインターフェイスなので、普段のネットショッピングと同じ感覚で寄付ができました。もともと楽天アカウントを持っていれば改めて会員登録をする必要もなく、手軽に利用できます。
楽天ふるさと納税の良かった点
- 楽天市場のインターフェイスなので使いやすかった
- 返礼品数や自治体数が多く、選択肢が豊富だった
- すでに楽天会員だったので、住所やカード情報の入力を省略できた
- 楽天ポイントが貯まった
楽天市場のキャンペーン時には、最大30%のポイントバックも狙えるようです。ただし、楽天カード以外で決済すると1%しかポイントがつかないので、楽天ユーザー以外は他のふるさと納税サイトを利用したほうがオトクです。
楽天ふるさと納税の基本情報
自治体数 | 返礼品数 | 運営元 | 特定事業者 |
---|---|---|---|
1,224 | 228,000 | 楽天グループ 株式会社 |
◯ |
マイページ機能 | 返礼品のレビュー | カード決済 | その他の決済方法* |
あり | あり | ◯ |
|
*自治体によって異なる