- 2022年の確定申告期間は、原則「2022年2月16日(水)~3月15日(火)」
- e-Tax障害のせいで申告が遅れた場合は、簡単な申請だけで期限延長できる
- 「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」と申告書に書くだけ
INDEX
目次
e-Tax障害による確定申告期限の延長
2022年3月14日(月)から、e-Taxの接続障害が発生しました。2022年の確定申告・納付の期限は「3月15日(火)」ですが、e-Tax障害のせいで期限内に申告できなかった場合は、簡単な方法で「4月15日(金)」までは期限の個別延長ができます。
e-Tax接続障害による延長申請の方法
電子申告する場合 | 紙で申告する場合 |
---|---|
※ 半角文字・半角スペースが含まれていると入力エラーとなるので注意
期限延長の申請方法は、申告時に「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」と特記事項へ入力するだけです。紙で提出する場合には、申告書の最上部に記入しましょう。
いずれも、e-Taxの接続障害をうけて、国税庁によりアナウンスされている個別延長の申請方法です。事前に税務署へお伺いを立てる必要はありません。
所得税の納付も、申告書を提出する日に行えばOKです。「申告期限」が延長されれば、「納付期限」も一緒に延長されます。
国税の納付方法まとめ
延長可能な手続き – 所得税・贈与税
今回のe-Taxの接続障害により、所得税や贈与税の申告が期限内に行えない可能性があります。いずれの場合も、申告書に「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」と記載しておきましょう。
延長可能な手続き – 所得税・贈与税
所得税の確定申告・納付 | 2022年4月15日まで延長可 |
---|---|
贈与税の申告・納付 | 2022年4月15日まで延長可 |
延長した場合、所得税の振替納税については、2022年5月31日(火)が振替日となります。引き落としの前に、口座残高をしっかり確認しておきましょう。
ちなみに、個人事業主の消費税申告・納付については、この方法による期限延長ができません(国税庁より正式発表あり)。消費税の確定申告期限である3月31日(木)には、問題なくe-Taxを利用できる見込みです。