2021年(令和3年)の確定申告期間 – 2020年分の確定申告を行う時期

更新日: 2020/09/09
2021年(令和3年)の確定申告期間 – 2020年分の確定申告を行う時期

2021年(令和3年)の確定申告期間は、2021年2月16日(火)~3月15日(月)です。確定申告の方法は、大きく分けると3種類。税務署に申告書類を直接提出する方法、税務署に申告書類を郵送する方法、e-Taxを使って電子申告する方法の3つです。

INDEX

目次

    2021年の確定申告期間 – 2021年2月16日~3月15日

    確定申告期間は、毎年2月16日~3月15日です(期日が土日祝日の場合は後ろにズレる)。2021年(令和3年)の場合、確定申告期間は2月16日(火)~3月15日(月)です。この時期に2020年1月~12月の会計結果をまとめ、税務署に提出するというわけです。

    確定申告は、前年の会計結果を申告するものです。2019年分と2020年分の確定申告期間は、それぞれ以下のとおりです。

    直近の確定申告期間

    2019年分 2020年分
    2020年2月17日(月)~4月16日(木) 2021年2月16日(火)~3月15日(月)

    確定申告で提出する書類

    確定申告では、以下の書類を必ず提出します。「確定申告書」にはAとBの2種類がありますが、個人事業主が提出するのは確定申告書Bです。また、状況に応じて控除を受けるための証明書など添付書類を用意します。
    >> 確定申告書類のダウンロード – 国税庁

    白色申告 青色申告

    現在、確定申告書にはマイナンバーを記載する欄が設けられています。事業主本人のマイナンバー(12桁の番号)を記入しましょう。

    先述のとおり、提出方法は大きく分けると「税務署に足を運んで書類を提出する」「税務署に書類を郵送する」「e-Taxを利用してネットで申告する」の3つです。それぞれ簡単に説明していきます。
    >> 提出方法の詳細

    提出方法① 税務署に足を運んで書類を提出する

    最もオーソドックスな提出方法が、税務署まで出向いて直接書類を提出する方法です。書類を作成して、税務署の担当窓口に提出します。税務署が閉まっている時間帯は「時間外収受箱」に投函すればOKです。

    直接税務署に書類を提出する方法

    作成にあたって疑問や不明点がある場合は、税務署で職員に相談しながら書類を作成することが可能です。とはいえ、確定申告の期間中は税務署が大変混み合います。税務署の職員にじっくり相談をしたいのであれば、申告期間の前に行ったほうがよいです。

    税務署の開庁時間は、平日の8:30~17:00です。一部の税務署では、確定申告の期間に限り、数回だけ日曜日に開庁することがあります。

    時間外収受箱への投函なら期限日ギリギリまでOK

    窓口が空いていない時間帯は、税務署に設置されている「時間外収受箱」に投函することで書類を提出できます。税務署が閉庁した17時以降に投函した場合、翌日の朝に税務署員が書類を回収してくれます。

    税務署に設置されている時間外収受箱

    たとえば提出期限日が3月15日の場合、15日の夜中に時間外収受箱へ投函したら翌日の16日に回収されますが、15日までに提出したとみなされます。

    提出方法② 税務署に書類を郵送する

    税務署に出向かず、書類を郵送して提出する方法も認められています。担当の税務署が遠くにある場合などは、郵送してしまうほうが手っ取り早いです。控えがほしい場合は、切手を貼った返信用封筒を同封しておきましょう。

    税務署に出向かず郵送で提出する方法

    注意したいのが、書類を郵便ポストに投函するタイミングです。郵送の場合は、消印の日付が期限内でないと収受してもらえません。提出期限日が3月15日の場合、3月15日に投函しても郵便ポストの集荷時間に間に合えばセーフですが、夜遅くの投函だとアウトということです。

    郵送するときは、余裕をもってポストに投函しましょう。期限内に郵便局の窓口に行き、消印を押してもらうと確実です。ちなみに確定申告書類は「信書」扱いのため、ゆうパックや宅急便では送れません。郵便物、または信書郵便として送付します。

    提出方法③ e-Taxを利用してネットで申告する

    e-Tax(イータックス)とは、国税の申告や納税に関わるオンラインサービスです。e-Taxを利用すれば、書類の作成から提出までの流れが自宅で完結します。

    e-Taxを利用すれば書類作成から提出まで自宅で完結できる

    2019年から比較的やさしい利用方法が追加されました(下画像参照)。このうち、ID・パスワード方式なら、マイナンバーカードやICカードリーダーを用意しなくてもe-Taxで申告できます。

    2つの利用方法(2019年1月以降)

    e-Taxの「マイナンバーカード方式」「ID・パスワード方式」
    >> どっちがいい?ID・パスワード方式とマイナンバーカード方式

    自宅にいながらネットで確定申告を済ませられるので、外出する時間がないという方におすすめの方法です。ただ、行政サービスということもあり、民間企業のウェブサービスと比べると使いづらいというのが正直なところです。

    所得税の納付期間について

    所得税の納付時期は確定申告の期間と同じで、原則2月16日~3月15日です。2029年分の所得税は、2021年3月15日(月)までに納付します。

    所得税の納付期間

    所得税 – 原則3月15日までに納付(確定申告期限と同じ)

    所得税の納付期限は、確定申告の期限と同じです。つまり、2021年の場合は3月15日(月)までに納付しなくてはいけません。ただ、口座振替での納付を選択すると、振替日は4月の下旬頃になります。

    所得税の納付期間

    2019年分 2020年分
    2020年2月17日(月)~4月16日(木) 2021年2月16日(火)~3月15日(月)

    >> 主な税金の納付方法まとめ – 所得税や住民税の納め方

    申告期限日に間に合わなかったら?

    申告が遅れた場合の期限後申告期間

    申告期限日を過ぎてしまっても、確定申告をすることはできます。この場合は「期限後申告」として扱われ、遅れた日数分の延滞税や、場合によっては無申告加算税を納付する必要が生じます。

    ペナルティ 概要
    延滞税 納付期限を過ぎたときに課される税
    期限から遅れた日数分を支払う(最高14.6%)
    無申告加算税 申告期限までに確定申告を行わなかったときに課せられる税
    原則、納税額の15%を支払う(50万円を超える部分は20%)

    これらは、本来納めるべき税金に上乗せして支払わなければならないものです。ただし、過去5年間に一度も期限後申告をしたり重加算税を課されたりしたことがなければ、以下の要件をすべて満たすと無申告加算税は課されません。

    期限後申告でも無申告加算税を課されない要件

    • 最終期限日から1ヶ月以内に、自主的に確定申告を行った
    • 期限内に所得税を全額納付している

    >> 確定申告を忘れたとき – 国税庁

    ちなみに、青色申告の場合は申告期限を過ぎてしまうと、55万円控除・65万円控除を受けられません。自動的に10万円控除の適用となります。必ず期限内に申告しましょう。

    2020年分の確定申告から青色特別控除が変わる!

    2021年2月15日~3月15日に行う確定申告(つまり、2020年1月1日~12月31日分の会計結果の申告)から、青色申告特別控除基礎控除の金額が変わります。

    現行(~2019年分) 新(2020年分~)
    青色申告
    特別控除
    10万円 or 65万円 10万円 or 55万円 or 65万円
    基礎控除額 一律38万円 最高48万円

    青色申告特別控除の金額が3種類に

    今まで10万円控除と65万円控除の2種類でしたが、これからは55万円控除が加わって3種類となります。従来の65万円控除に新たな要件(e-Taxでの申告 or 電子帳簿保存)が追加され、それをクリアすれば65万円控除を受けられます。

    新たな要件をクリアせず従来の方法で申告すると、55万円控除となります。これまでよりも控除額が10万円マイナスされてしまうのです。余裕があるうちに、新たな要件を確認しておきましょう。「電子帳簿保存」と比べると「e-Taxでの申告」のほうがハードルが低いのでおすすめです。
    >> 青色申告特別控除の変更点を詳しく(2021年に行う確定申告から)

    青色申告特別控除が2種類から3種類に変更される

    基礎控除は10万円アップ

    従来の青色申告65万円控除が10万円減額される代わりに、基礎控除は現在の38万円から最大48万円に変更されます。新しい要件をクリアして65万円控除が適用された場合、基礎控除を合わせれば控除額が従来よりも合計10万円増えるというわけです。

    ただし「最大48万円」というのがポイント。48万円が適用されるのは、合計所得金額が2,400万円以下の場合です。これよりも所得が多いと控除額が少しずつ小さくなっていき、2,500万円を超えると控除自体が適用されなくなってしまいます。
    >> 基礎控除の変更点を詳しく(2021年に行う確定申告から)

    まとめ

    1年分の会計結果は、原則その翌年の2月16日~3月15日に確定申告します。2020年は新型コロナの影響により、申告期限が4月16日までに延長されました。その後も、個々の状況に応じて、柔軟な受け付けが行われています。

    確定申告期間

    2019年分 2020年分
    2020年2月17日(月)~4月16日(木) 2021年2月16日(火)~3月15日(月)

    ※土日祝日の場合、後ろにズレる

    所得税の納付期限日は、確定申告の期限日と同一です。2020年分の所得税は、2021年3月15日(月)までに納付しましょう。見てきたとおり、確定申告の書類を提出する方法は、大別すると以下の3種類です。

    確定申告書類の提出方法

    1. 税務署に足を運んで書類を提出する
    2. 税務署に書類を郵送する
    3. e-Taxを利用してネットで申告する

    青色申告者が期限までに提出し忘れると、ペナルティが課されます。期限後申告では65万円控除を受けることはできず、自動的に10万円控除に繰り下げられてしまいます。また、2年以上連続して期限後申告をしてしまうと、青色申告の承認を取り消されてしまいます。