マイナポータルとは?できることを分かりやすく解説

更新日: 2025/10/16
マイナポータルとは?できることを分かりやすく解説

目次

    マイナポータルでできること ‐ 行政サービスをお手軽に

    マイナポータルのホーム画面(未ログイン・ゲスト)

    マイナポータルは、政府が運営するオンラインサービスです。オンラインで様々な行政手続きの検索・申請・確認ができます。パソコンやスマホでアクセスして、基本的には「マイナンバーカード」でログインして使います。

    マイナポータルでできること(主な例)

    • 自分に合った行政サービスの検索
    • 行政手続きのオンライン申請
    • e-Taxとの連携による、電子申告の簡便化
    • 国や地方自治体から届いた通知の確認
    • 自分の所得、税金、世帯情報などの確認
    • マイナ保険証やマイナ免許証の手続きなど

    要するに「今までは役所で行っていた手続きを、オンラインで手軽にできるようにする」というのがマイナポータルの中心的役割です。書面のやりとりを電子化したり、行政のネットサービスを集約して便利にするという側面もあります。

    マイナンバーカードの種類 ‐ スマホ搭載カードでもログイン可能!

    • プラスチック製のマイナンバーカード(物理カード)
    • iPhoneのマイナンバーカード(スマホ搭載)
    • Androidのマイナンバーカード(スマホ搭載)

    * 2026年秋頃、現行の「Androidスマホ用電子証明書搭載サービス」から刷新予定

    マイナンバーカードは、対応機種のスマホにも搭載できます。プラスチック製の物理カードをいちいち取り出さなくても、スマホさえあればマイナポータルのログイン操作や利用が可能です。

    マイナポータルのメニュー【パソコン・スマホ共通】

    マイナポータルのメニュー項目一覧

    マイナポータルの主なメニュー項目は、以下の5つのカテゴリに分けられています。多くの人にとって、とくに重要なのは「おかね」の項目でしょう。e-Taxで電子申告をするための事前準備なども、この「おかね」の項目から行います。

    証明書 マイナンバーカードや保険証の確認、パスポート申請など
    健康医療 保険適用の医療費や薬剤情報、予防接種歴の確認など
    おかね 確定申告(e-Tax)や年金、各種給付の情報や手続きなど
    住まい 引っ越しの手続き(転出届を役所に提出しに行かなくてよい)
    しごと 雇用保険の手続き(退職するときの離職票など)

    マイナポータルにログインして設定を行えば、上記のような機能が使えるようになります。対応機種のスマホとマイナンバーカードを持っていれば、マイナポータルのすべての機能を利用できると考えてOKです。

    主な対応機種は、8以降のiPhoneや、おおよそ2017年以降に発売されたGoogle Pixel・Galaxy・Xperia・AQUOS・arrowsなどです。マイナンバーカードを読み取る方法は、以下の5パターンあります(2025年10月時点)。

    パソコンから利用する場合 スマホから利用する場合
    ・カード(物理)+ICカードリーダー
    ・カード(物理)+スマホ
    ・カード(スマホ搭載)
    ・カード(物理)
    ・カード(スマホ搭載)

    ※ 上記の「カード」は、マイナンバーカードのこと

    ログインなしで利用できるもの ‐ 案内ページの閲覧など

    ログインしていない「ゲスト」の状態でも、マイナンバーカードの作り方などの案内ページは閲覧できます。また、以下の画面で自治体を選択すれば、未ログインのまま行政サービスの検索などが可能です。

    マイナポータルに未ログインのゲスト画面から自治体設定

    ログイン方法① パソコンからマイナポータルを使う場合

    パソコンから利用する スマホから利用する
    ・カード(物理)+ICカードリーダー
    ・カード(物理)+スマホ
    ・カード(スマホ搭載)
    ・カード(物理)
    ・カード(スマホ搭載)

    ※ 上記の「カード」は、マイナンバーカードのこと

    マイナポータルをパソコンから利用する際は、以下の方法でログインできます。どの方法でログインしても、基本的な機能は問題なく使えます。ただし、ログイン方法によっては一部の機能が使えないため、あらかじめ確認しておきましょう。

    ① ICカードリーダー ② QRコード
    (物理カード)
    ③ QRコード
    (スマホ搭載カード)
    ICカードリーダーとパソコンを繋いでマイナンバーカードを読み取る パソコンのQR コードとマイナンバーカードをスマホで読み取 る マイナンバーカードを搭載したスマホでパソコンのQRコードを読み取る
    すべての機能が使える 使えない機能(主な例)
    ・外部連携の初回設定*
    使えない機能(主な例)
    ・外部連携の初回設定*
    ・パスポートの申請
    ・引っ越しの申請

    * マイナポータルで初めて年金などの外部連携を行う際は、
    QRコード以外の方法で物理カードを読み取る必要がある。

    使える機能が多い順に並べると、上記「①>②>③」の順です。パソコンにICカードリーダーを接続し、マイナンバーカードの実物を読み取らせれば、マイナポータルのすべての機能が利用できます。

    とはいえ、対応機種のスマホを持っているなら、無理にICカードリーダーを買う必要はありません。スマホで直接操作すれば、すべての機能が使えます(詳細は後述)。

    ログイン方法② スマホからマイナポータルを使う場合

    パソコンから利用する場合 スマホから利用する場合
    ・カード(物理)+ICカードリーダー
    ・カード(物理)+スマホ
    ・カード(スマホ搭載)
    ・カード(物理)
    ・カード(スマホ搭載)

    ※ 上記の「カード」は、マイナンバーカードのこと

    マイナポータルをスマホから利用する際は、以下の方法でログインできます。どちらのログイン方法でも、基本機能は問題なく使えます。ただし、スマホに搭載したカードでログインした場合は、一部の機能が使えないため注意しましょう。

    マホに搭載したカードでログインした場合は、一部の機能が使えないため注意しましょう。

    ① 物理カード ② スマホ搭載カード
    スマホでマイナンバーカードを読み取る マイナンバーカードを搭載したスマホを使う
    すべての機能が使える 使えない機能(主な例)
    ・外部連携の初回設定*
    ・パスポートの申請
    ・引っ越しの申請

    * マイナポータルで初めて年金などの外部連携を行う際は、
    物理カードを読み取る必要がある。

    使える機能が多い順に並べると、上記「①>②」の順です。対応機種のスマホとマイナンバーカードの実物が手元にあれば、マイナポータルのすべての機能が利用できます。

    マイナポータルにログインして確認できる情報

    マイナポータルでは、行政機関が保有している自身の情報などを確認できます。ログインして使うことで、各メニューから主に下記のようなことを照会できます。

    マイナポータルで確認できる主な情報【具体例】

    • 所得や住民税の金額
    • 今までに納めた年金の金額や、将来の給付見込額
    • 保険適用で医療費
    • 国民健康保険料の滞納状況
    • いま住んでいる家の世帯主
    • 児童手当の支払額と支給年月
    • 雇用保険の加入記録
    • 生活保護の支給額や支給開始日
    • 介護保険の給付情報

    役所へ確認しに行ったり、昔の書類を取り出さないと確認できなかったことが、マイナポータルでできるわけです。「あの書類どこだっけ」と困ることも減っていくでしょう。

    マイナポータルに外部サービスを連携できる ‐ e-Taxや年金

    マイナポータルと外部サービスを連携することによって、マイナポータルでできることの幅が広がります。主に下記のような外部サービスと連携が可能です。

    マイナポータルと連携できる主な外部サイト

    e-Tax
    (国税庁)
    国税の手続きをオンラインで行えるサービス
    ねんきんネット
    (日本年金機構)
    年金の情報を確認できるサービス
    e-私書箱
    (野村総合研究所)
    公的機関や金融機関が電子交付する書類を受け取れるサービス

    たとえば、e-Taxの「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作るときに、「e-私書箱」で受け取った控除証明書の内容をそのまま反映できます。これにより、ふるさと納税や生命保険料の入力がグッと簡単になります。

    ただし、年金情報の取得などで外部サービスと初回連携する際は、プラ製のマイナンバーカードをログイン端末で直接読み取らなくてはいけません。したがって、パソコンで初回の連携操作をしたい場合は、ICカードリーダーが必須となります(QRコードは不可)。

    「マイナ保険証」や「マイナ免許証」の手続きもできる

    マイナンバーカードは、顔写真付きの本人確認書類として使えるほか、以下のように「健康保険証」や「運転免許証」としても利用できます。とくに保険証に関しては、2025年12月2日から従来の保険証が廃止となるため、必要な手続きが済んでいるか確認しておきましょう。

    健康保険証
    (マイナ保険証)
    マイナンバーカードを保険証として利用する
    病院などの窓口で機械にセットするor提示する
    運転免許証
    (マイナ免許証)
    マイナンバーカードを運転免許証として利用する
    車などを運転する際に免許証として携帯する

    【マイナ保険証】マイナポータルでは何ができる?(主な例)

    • オンラインでマイナ保険証の利用登録手続きができる
    • 保険適用で受けた医療費や薬剤情報がオンラインで確認できる
    • 被保険者としての資格情報をスマホなどの画面に表示できる

    マイナ保険証を最初に使い始めるときの登録手続きは、マイナポータルからオンライン完結で行えます。また、マイナ保険証を利用した上で、さらにe-Taxとマイナポータル連携をすれば、確定申告で行う医療費控除の計算を自動化することも可能です。

    【マイナ免許証】マイナポータルでは何ができる?(主な例)

    • 免許情報(免許番号など)が確認できる
    • オンラインで更新時講習を受けられる
    • 住所・氏名・本籍の変更がオンラインで行える

    マイナ免許証を使い始めるための初回申請は、前述のマイナ“保険証”とは異なり、マイナポータルからは行えません。運転免許センターなどに赴いて、運転免許証とマイナンバーカードを一体化する手続きを行う必要があります。

    まとめ

    マイナポータルを使えば、わざわざ役所まで足を運ばなくても、オンラインで様々な行政手続きの検索・申請・確認ができます。マイナンバーカード」でログインし、自宅のパソコンやスマホからアクセス可能です。

    マイナポータルでできること(主な例)

    • 自分に合った行政サービスの検索
    • 行政手続きのオンライン申請
    • e-Taxとの連携による、電子申告の簡便化
    • 国や地方自治体から届いた通知の確認
    • 自分の所得、税金、世帯情報などの確認
    • マイナ保険証やマイナ免許証の手続きなど

    確定申告をオンラインで行う際も、マイナポータルからe-Taxのシステムにログインします。マイナポータル連携により、ふるさと納税や生命保険料、医療費の情報を紐づけておけば、確定申告の手間がグッと少なくなります。

    また、引っ越しの手続きもマイナポータルで行えます。従来は転出元と転入先の両方の役所に行く必要がありましたが、マイナポータルを使えば、引っ越し先の自治体に転入届を出しに行くだけでOKです。

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