昨年1月から、総務省が「マイナポイント第2弾」をおこなっています。これはマイナンバーカードの発行を促すもので、「条件を満たせば、任意のキャッシュレス決済で使えるポイントが最大2万円分もらえる」というキャンペーンです。この申込期限が2023年9月末に迫っています。
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マイナポイントの申し込みは9月末まで!
「マイナポイント第2弾」のポイント申し込み期限は、2023年(令和5年)9月30日です。「今年の2月までにマイナンバーカードを発行した人」はポイントをもらえる可能性があるので、あらためて確認しておきましょう。
こまかく言うと「2023年2月28日までにマイナンバーカードの”発行申請”をした人」は、ポイントをもらえる可能性があります。2月末までに発行申請をしていれば、実際にカードを受け取ったのが3月以降でも問題ありません。
そもそも「マイナポイント第2弾」ってなんだっけ?
「マイナポイント第2弾」は、マイナンバーカードの普及や消費喚起を目的としたポイント還元キャンペーンです。2021年に第1弾が行われたので、今回は「第2弾」と呼ばれています。
マイナポイント第2弾の概要
・マイナンバーカードの普及などを目的としたポイント還元事業
・2023年2月までにマイナンバーカードを発行した人が対象
・所定の条件をクリアして申し込むと、最大2万円分のポイントがもらえる
・ポイントは任意のキャッシュレス決済に付与される(PayPayや楽天ペイなど)
マイナポイント第2弾では、申込時にポイントの受け取り先を選択できます。たとえば、ポイントの受け取り先を「PayPay」にしておくと「PayPayポイント」が付与されます。同様に、「楽天ペイ」を選んだ場合は「楽天ポイント」が付与されるという仕組みです。
ポイントをもらうためにクリアすべき条件
ポイント還元のためにクリアすべき条件は下記の3つです。どれか1つをクリアするだけでも、一定のポイントを受け取れます。下記の3つを満たせば、最大2万円分のポイント獲得ができます。
①の条件は、全対象者が自動的にクリアできます。ただ、付与ポイントの考え方が少し複雑です。たとえば、ポイントの受け取り先を「PayPay」に設定した場合、9月末までのPayPay利用額の25%が付与されます(最大5,000円分)。
②と③の条件をクリアすると、追加でそれぞれ7,500円分のポイントがもらえます。保険証の利用申請とは、マイナンバーカードを健康保険証として使えるようにする手続きのことです。②と③は必要性を感じなければスルーしても構いません。
どの条件も、基本的には2023年9月30日までにクリアすればOKです。ただ、決済サービスによっては期限が異なる場合もあるので注意しましょう。たとえば「楽天Edy」で②のポイントを受け取るには、9月12日までに保険証の利用申請を済ませる必要があります。
マイナポイントの申し込み方法
マイナポイントがもらえそうな人は、ひとまずポイント付与の申し込みをネットでしておきましょう。順番としては「ポイント申し込みをしてから条件クリア」でも「条件をクリアしてからポイント申し込み」でも大丈夫です。
申し込みの手続きは、スマートフォンかパソコンからできます。いずれの場合でも、マイナンバーカードを手元に用意する必要があります。
スマホから申し込む場合は、マイナンバーカードの読み取りに対応した機種を使う必要があります。「7」以降のiPhoneや、2010年代後半以降に発売されたGalaxy・Xperia・AQUOSなどは、基本的にマイナンバーカードの読み取りに対応しています。
「対応スマホもカードリーダーも持ってないよ!」という場合は、コンビニ・郵便局・携帯ショップなどでも申し込みができます。コンビニだと、たとえば「セブンイレブン」のセブン銀行ATMか、「ローソン」のマルチコピー機が申し込みに対応しています。