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マイナンバーカードはもういらない?マイナカードのスマホ搭載について

更新日: 2023/06/19 投稿日: 2023/05/19 PR
マイナンバーカードはもういらない?マイナカードのスマホ搭載について
  • 2023年5月11日から、スマホにマイナンバーカードを搭載できるようになった
  • 今後はスマホだけで様々な手続きが可能になる
  • 現状はAndroidスマホだけが対象(iPhoneの対応時期は未定)

INDEX

目次

    マイナンバーカードのスマホ搭載とは?

    マイナンバーカードには「電子証明書」と呼ばれる身分証データが内蔵されています。この電子証明書を、Androidスマホに搭載できるようになりました。これによって、手元にカードがなくても、スマホだけで様々な手続きが可能になります。

    マイナンバーカードのスマホ搭載で変わること

    スマホ用の電子証明書は「マイナポータルアプリ」から利用できます。アプリをインストールして、電子証明書の登録作業を行いましょう。登録の手続きは、スマホでカードを読み取ったり、パスワードを設定したりするだけで簡単に完了します。

    マイナポータルアプリのトップ画面(スマホ搭載の申請方法)

    前提として、スマホ用の電子証明書を利用するには、現物のマイナンバーカードを持っている必要があります。まだマイナンバーカードを持っていない人は、まずはマイナンバーカードを発行するところから始めましょう。
    >> マイナンバーカードを作成する流れ

    ① すでに対応済みの手続き

    2023年5月の段階では、スマホ用の電子証明書で下記のような手続きが可能になっています。まだ始まったばかりなので、現時点での使いみちはかなり限られています。

    スマホ用電子証明書に対応した手続き【2023年5月〜】

    マイナポータルでの手続き ・子育て支援のオンライン申請
    ・薬剤や検診情報の閲覧
    ・母子保健情報の閲覧
    ・予防接種履歴などの閲覧
    民間企業の手続き ・銀行口座や証券口座のオンライン開設
    ・携帯電話のオンライン申し込み
    ・キャッシュレス決済の申し込み*

    * スマホ決済アプリの登録手続きなどが該当すると思われる

    従来、マイナポータルの情報を閲覧するには、いちいちマイナンバーカードを読み取る必要がありました。ですが、スマホに電子証明書を搭載していれば、手元にカードがなくても情報の閲覧や申請が可能になりました。

    民間企業の手続きに関しては、あくまで「制度上は可能になった」という段階です。実際の対応開始時期は、企業ごとに異なります。たとえば、イオンモバイルはスマホ用電子証明書への対応について下記のように説明しています。

    引用

    ……(前略)……「スマホ用電子証明書搭載サービス」で新しく利用できるサービスとして紹介されております「携帯電話の契約」につきまして、イオンモバイルは2023年5月11日(木)現在ではまだ対応しておりません……(中略)……。サービスに対応次第、あらためてご案内申し上げます。

    スマホ用電子証明書搭載サービスについて – イオンモバイル

    調べた限りでは、現時点でスマホ用電子証明書への対応を開始している民間サービスは見つかりませんでした(2023年5月11日時点)。今後、各社の対応に期待しましょう。

    ② これから対応予定の手続き

    2023年~2024年にかけて、以下の手続きでもスマホ用電子証明書が使えるようになる予定です。

    スマホ用電子証明書に対応予定の手続き

    引越しに関するオンライン手続き 2023年7月から対応予定
    住民票などのコンビニ交付サービス 2023年中に対応予定
    確定申告(e-Taxによる電子申告) 2024年度から対応予定
    健康保険証としての利用 2024年4月頃から対応予定

    まだ詳細は不明な部分もありますが、おおよそ下記のように簡便化される見込みです。

    引越しに関するオンライン手続き

    マイナポータルでは、引越しに伴う「転出届のオンライン提出」や「転入届を提出するための来庁予約」ができます。現状は手続きの際にマイナカードの読取が必須ですが、スマホ用電子証明書で代用可能になると思われます。

    住民票などのコンビニ交付サービス

    マイナンバーカードを使えば、コンビニのマルチコピー機で「住民票」や「戸籍謄本」を取得できます。現状は、マルチコピー機にカードをかざして個人認証しますが、スマホをかざすことでも個人認証できるようになる予定です。

    確定申告(e-Taxによる電子申告)

    オンラインで確定申告をする際は、マイナンバーカード方式かID・パスワード方式のどちらかの方法で個人認証をします。このうちマイナンバーカード方式の個人認証において、スマホ用電子証明書が使えるようになると思われます。

    健康保険証としての利用

    すでにマイナンバーカードの保険証利用が広がっていますが、今後はスマホ用電子証明書でも医療機関を受診できるようになります。具体的には、病院などに掲示されたQRコードをスマホで読み取ることで、受診の受付手続きが可能になるようです。

    スマホ用電子証明書の対応機種

    スマホ用電子証明書の搭載に対応するのは、2019年~2020年以降に販売されたAndroidスマホです。docomo・au・Softbankなどの大手キャリアのほか、楽天モバイル・UQモバイル・Y!mobileなどが提供する端末でも利用できます。

    マイナンバーカード搭載の対応機種(主な例)

    • AQUOS(Rシリーズ、senseシリーズ、wishシリーズ、zeroシリーズ)
    • arrows(Weシリーズ、BZシリーズなど)
    • Xperia(1シリーズ、5シリーズ、8シリーズ、10シリーズ、Aceシリーズなど)
    • Galaxy(Aシリーズ、Sシリーズ、Zシリーズなど)
    • Google Pixel(4a以降)
    • OPPO(Reno Aシリーズ)
    • Zenfone(8以降)
    • Redmi(Noteシリーズ)
    • Android One(Sシリーズ)
    • Libero 5G

    現時点で、スマホ用電子証明書の搭載に対応しているのはAndroidスマホだけです。河野デジタル大臣によると、iPhoneについても「やりますよという話は決まっている」とのことですが、具体的な時期は発表されていません。

    マイナンバーカードのスマホ搭載に関するQ&A

    マイナンバーカードのスマホ搭載ってどういう仕組み?
    マイナンバーカードには「電子証明書(身分証明書データのようなもの)」が内蔵されています。これと同等の機能を持った「スマホ用電子証明書」がスマホから使えるようになります。これにより、スマホ単体でもオンラインの個人認証が可能になります。
    iPhoneにはマイナンバーカードを搭載できない?
    現状、マイナンバーカードの搭載に対応しているのはAndroidスマホだけです。ただ、iPhoneも将来的には対応予定であることが公表されています(具体的な対応時期は不明)。
    タブレットにもマイナンバーカードを搭載できる?
    現状、対象機種の一覧にタブレット端末は含まれていません。今後の対応予定についても、今のところ不明です。
    スマホ搭載したら、もうカードを使うことはなくなる?
    今後も、当面のあいだは現物のカードが必要になる場面も多いです。たとえば、スマホで確定申告をする際には、逐一「カードをスマホで読み取る」という工程が必要になります。(スマホ用電子証明書による電子申告は2024年度から対応予定)
    マイナンバーカードのスマホ搭載には事前の手続きが必要?
    「マイナポータルアプリ」内での登録操作だけで、マイナンバーカードをスマホに搭載できます。アプリ以外での手続きは不要です。役所に出向いたり、書類を提出したりする必要はありません。
    スマホ搭載後に機種変更しても大丈夫?
    マイナポータルアプリでデータ引き継ぎの手続きができるので、機種変更しても問題ありません。新しい端末にアプリをインストールすれば、古いスマホに残った電子証明書の失効手続きも可能です。
    マイナンバーカードを搭載したスマホをなくしたらヤバい?
    マイナンバーカード搭載済みスマホをなくしたら、すぐにコールセンターへ電話して「一時利用停止」の手続きを行いましょう。一時利用停止の依頼は、24時間365日いつでも対応してもらえます。
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