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マイナンバー制度とは?全体像を時系列で分かりやすく!

更新日: 2021/05/27
マイナンバー制度とは?全体像を時系列で分かりやすく!

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目次

    マイナンバー制度とは?

    「マイナンバー制度」とは、住民1人につき1つずつ、12ケタの番号を割り振る制度です。この番号を「マイナンバー(個人番号)」といいます。

    • マイナンバーは、すべての住民に割り振られている
    • 原則として、生涯同じ番号を使い続ける
    • 利用範囲は、主に「税、社会保障、災害対策」の3分野

    マイナンバー制度を理解するため、まずは以下の3つをきちんと区別しておきましょう。

    マイナンバー マイナンバーカード マイナポータル
    例)1234 1234 1234 マイナンバーカード マイナポータル - サイトのロゴ・アプリのアイコン
    すべての住民に割り振られている12桁の番号 以下の機能をもつプラスチックカード

    • マイナンバー確認書類
    • 顔写真つき身元確認書類
    • 電子証明書
    マイナンバーカードでログインするオンラインサービス

    これまで(時系列まとめ)

    マイナンバー制度に関するできごとのうち、多くの住民にとって重要なものをピックアップし、年表形式でまとめました。とくに重要なものは太字にしてあります。

    2015年 10月
    2016年 1月
    • マイナンバーの運用開始
    • 希望者にマイナンバーカードの交付開始
    • マイナンバーカードによる電子申告が可能に
    2017年 1月
    • 確定申告書へマイナンバーの記入が必要に
    • マイナポータルのアカウント開設が可能に
    2018年 1月
    • 預貯金口座にマイナンバーのひもづけが可能に
    2019年 11月
    • マイナンバーカードの旧姓併記が可能に
    2020年 5月
    • 通知カードの廃止
    同年 8月
    同年 9月
    同年 10月
    • 控除証明書データのマイナポータル連携を開始
    同年 11月

    マイナンバーカードの交付枚数は、まだ人口の3割程度です。発行手続きが面倒ですし、これまでは使いみちも少なかったので、なかなか普及が進んでいません。

    しかし、今後はマイナンバーカードとマイナポータルの使いみちが、どんどん増えていく予定です。以下に、主要なものをまとめておきます。

    これから(時系列まとめ)

    デジタル庁の創設に象徴される、行政の「DX」が進められています。マイナンバー制度も、この一環として位置づけられています。ここでは、その一部を簡単に紹介します。

    2021年 10月
    • マイナンバーカードと健康保険証の一体化(本格運用開始)
    • マイナポータルで医療費データの閲覧が可能に
    同年 秋ごろ
    • マイナンバーカードの暗証番号がコンビニでも設定可能に

    ※ 生体認証の活用

    2022年 1月
    • ふるさと納税、医療費控除などのマイナポータル連携開始
    • 公的個人認証の機能をスマホに搭載
    • 給付金の迅速な入金にマイナンバーを活用(公金受取口座)
    • マイナポータルを利用した転出、転入手続きが可能に
    2023年 1月
    • マイナポータル連携の拡充(社会保険料控除データなど)
    • GIGAスクールでの学習者IDとマイナンバーのひもづけ
    2024年
    • マイナンバーカードの海外継続利用開始
    • マイナンバーカードと運転免許証の一体化
    2025年
    • マイナンバーカードと在留カードの一体化
    • 引越し手続きのワンストップ化(民間と行政の連携)

    (主な参考資料)2020年12月25日 閣議決定「デジタル・ガバメント実行計画」- 首相官邸

    上表には、法改正が必要な項目も含まれています。すべてこの通りに実現するとは限りません。とはいえ、利便性は確実に高まっていくはずですから、それに魅力を感じる方は、時間のあるときにカードを作っておくとよいでしょう。

    まとめ

    2025年ごろまでに、マイナンバー制度の整備が進み、下記のようなことが可能になる予定です。

    マイナンバー
    • 銀行口座にひもづけると、迅速な給付が受けられるように(公金受取口座)
    • GIGAスクールの学習者IDとひもづけて、転校時の引き継ぎなどに活用できる
    マイナンバーカード
    • 健康保険証、運転免許証との一体化が可能に
    • 公的個人認証の機能をスマホに搭載できる
    マイナポータル
    • ふるさと納税や医療費控除のデータを、自動的に確定申告書へ反映できる
    • 引越し時の様々な手続きが、手軽に済ませられる

    個人情報がもれたりしないの?

    「マイナンバー」を第三者に知られても、それだけで個人情報が芋づる式に漏れることはありません。マイナンバーを含む個人情報は、各行政機関で分散管理されています。

    ただし「マイナンバーカード」が他人の手に渡ると、悪用される恐れがあります。紛失したら、直ちに「一時利用停止」の手続きをしましょう。