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目次
マイナンバー制度とは?
「マイナンバー制度」とは、住民1人につき1つずつ、12ケタの番号を割り振る制度です。この番号を「マイナンバー(個人番号)」といいます。
- マイナンバーは、すべての住民に割り振られている
- 原則として、生涯同じ番号を使い続ける
- 利用範囲は、主に「税、社会保障、災害対策」の3分野
マイナンバー制度を理解するため、まずは以下の3つをきちんと区別しておきましょう。
マイナンバー | マイナンバーカード | マイナポータル |
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例)1234 1234 1234 | ||
すべての住民に割り振られている12桁の番号 | 以下の機能をもつプラスチックカード
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マイナンバーカードでログインするオンラインサービス |
これまで(時系列まとめ)
マイナンバー制度に関するできごとのうち、多くの住民にとって重要なものをピックアップし、年表形式でまとめました。とくに重要なものは太字にしてあります。
2015年 | 10月 |
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2016年 | 1月 |
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2017年 | 1月 |
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2018年 | 1月 |
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2019年 | 11月 |
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2020年 | 5月 |
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同年 | 8月 |
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同年 | 9月 |
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同年 | 10月 |
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同年 | 11月 |
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マイナンバーカードの交付枚数は、まだ人口の3割程度です。発行手続きが面倒ですし、これまでは使いみちも少なかったので、なかなか普及が進んでいません。
しかし、今後はマイナンバーカードとマイナポータルの使いみちが、どんどん増えていく予定です。以下に、主要なものをまとめておきます。
これから(時系列まとめ)
デジタル庁の創設に象徴される、行政の「DX」が進められています。マイナンバー制度も、この一環として位置づけられています。ここでは、その一部を簡単に紹介します。
2021年 | 10月 |
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同年 | 秋ごろ |
※ 生体認証の活用 |
2022年 | 1月 |
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2023年 | 1月 |
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2024年 | – |
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2025年 | – |
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(主な参考資料)2020年12月25日 閣議決定「デジタル・ガバメント実行計画」- 首相官邸
上表には、法改正が必要な項目も含まれています。すべてこの通りに実現するとは限りません。とはいえ、利便性は確実に高まっていくはずですから、それに魅力を感じる方は、時間のあるときにカードを作っておくとよいでしょう。
まとめ
2025年ごろまでに、マイナンバー制度の整備が進み、下記のようなことが可能になる予定です。
マイナンバー |
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マイナンバーカード |
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マイナポータル |
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個人情報がもれたりしないの?
「マイナンバー」を第三者に知られても、それだけで個人情報が芋づる式に漏れることはありません。マイナンバーを含む個人情報は、各行政機関で分散管理されています。
ただし「マイナンバーカード」が他人の手に渡ると、悪用される恐れがあります。紛失したら、直ちに「一時利用停止」の手続きをしましょう。