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青色申告承認申請をオンラインで行う方法

更新日: 2021/04/13 投稿日: 2021/04/15
青色申告承認申請をオンラインで行う方法

本記事では、青色申告承認申請をオンラインで行う方法を説明します。オンラインといっても簡単なわけではなく、面倒な手続きを踏むことになります。特にこだわりがなければ、無難に書面での申請をおすすめします。
>> 青色申告承認申請を書面で行う場合はこちら

INDEX

目次

    青色申告承認申請をオンラインで行う方法

    現状、青色申告承認申請をオンラインで行う方法は2つあります。国税庁の「e-Taxソフト」を使う方法と、民間のサービス「開業freee」を利用する方法です。どちらも、マイナンバーカードを必ず使用します。

    e-Taxソフト 開業 freee
    操作画面 e-Taxソフト(メイン画面) 「開業 freee」の操作画面
    対応している書類 「青色申告承認申請書」と「開業届」に対応
    料金 無料
    対応OS Windowsのみ Windows・Mac
    操作性
    提供元 国税庁 freee株式会社

    どちらの方法でも、書類をオンラインで提出するには、面倒な「事前準備」を行う必要があります。特にe-Taxソフトは、操作手順がわかりにくく、知識がないと難しいです。パソコンの操作に疎い人には、初心者にも親切な「開業 freee」の利用をオススメします。

    「開業freee」は、大手会計ソフトメーカーのfreee(フリー)が提供するウェブサービスです。申請書や開業届を作成できる民間のサービスはほかにもありますが、オンライン提出にまで対応しているのは、今のところ「開業freee」くらいです。

    e-Taxソフトについて確認

    e-Taxソフトは、大まかに下記の3種類があります。青色申告承認申請書の作成・提出ができるのはパソコンにインストールして使う「e-Taxソフト」だけです。これは、Windows向けにしか提供されていません。

    3種類のe-Taxソフト

    e-Taxソフトの種類

    方法①「e-Taxソフト」で行う

    画面 e-Taxソフト(メイン画面)
    特徴
    • 書類を作成し、電子的に提出する機能が搭載されている
    • 電子申告(オンラインで行う確定申告)も可能
    • インターフェイスが見づらく、操作がわかりにくい
    用意するもの

    【e-Taxソフト】オンライン申請の流れ

    青色申告承認申請書をe-Taxソフトでオンライン提出する流れ

    ① e-Taxの事前準備

    まずは、「e-Taxソフト」を始めとするいくつかのソフトをパソコンにインストールします。その後「利用者識別番号」の取得や「電子証明書」の登録を済ませます。この事前準備を行うことで、パソコンから書類をオンライン提出できるようになります。

    ② 青色申告承認申請書の作成

    事前準備が終わったら、e-Taxソフト内で「青色申告承認申請書」のデータを作成します。開業届も提出したい場合は、合わせて「個人事業の開業・廃業等届出書」も作成するとよいでしょう。

    ③ 作成したデータをオンラインで提出

    作成した書類データは、そのままオンラインで送信できます。複数の書類を同時に送信することも可能です。

    方法②「開業 freee」で行う

    画面 「開業 freee」の操作画面
    特徴
    • 利用するにはfreeeのアカウントを作成する
    • インターフェイスが見やすく、ガイドが豊富で操作しやすい
    • 書類の作成は、ブラウザ上で行う
    • オンライン提出をするには、事前準備が必要(e-Taxソフトと同様)
    用意するもの
    • パソコン(Windows or Mac)
    • マイナンバーカード
    • ICカードリーダー

    「開業 freee」を利用する場合も、おおまかな流れは変わりません。ただ、「e-Taxソフト」よりも画面構成がわかりやすいので、初心者でも操作できます。

    ちなみに、スマホからも「開業 freee」を利用できますが、可能なのは書類の作成だけで、オンライン提出には対応していません。ですから、オンライン提出を行うなら、必ずパソコンから操作する必要があります。

    「マネーフォワード 開業届」はオンライン提出できない

    「マネーフォワード 開業届」というサービスでも「青色申告承認申請書」の作成はできますが、オンライン提出はできません。こちらの場合は、作成した書類データを紙に印刷して提出することになります。
    >> 「開業 freee」と「マネーフォワード 開業届」の比較

    「e-Taxソフト」と「開業 freee」の比較

    「e-Taxソフト」と「開業 freee」の比較

    e-Taxソフト 開業 freee
    操作画面 e-Taxソフト(メイン画面) 「開業 freee」の操作画面
    料金 無料 無料
    (ただしアカウント作成が必要)
    対応OS Windowsのみ Windows・Mac
    用意するもの
    • パソコン
    • マイナンバーカード
    • ICカードリーダー
    操作性
    提供元 国税庁 freee株式会社

    「e-Taxソフト」は行政主導のソフトウェアということもあり、インターフェイスがわかりにくく、操作しづらいです。一方、民間サービスの「開業 freee」はガイドが豊富ですし、大抵の疑問は公式サイトのヘルプページを見れば解決できます。

    青色申告承認申請が可能なのは、申請を受けたい年の3月15日までです(新規開業した年なら、開業日から2ヶ月以内でもよい)。期限に遅れると、その年については青色申告できないので気をつけましょう。