自営業がとことん分かるメディア

月次支援金の仕訳方法【記帳例】雑収入の勘定科目で記帳

更新日: 2021/07/27 投稿日: 2021/06/22
月次支援金の仕訳方法【記帳例】雑収入の勘定科目で記帳

INDEX

目次

    月次支援金の記帳例

    個人事業主にひと月あたり最高10万円(法人は最高20万円)が支給される「月次支援金」。この支援金が事業用口座に振り込まれたら、以下のように帳簿づけしましょう。

    複式簿記の記帳例

    日付 借方 貸方 摘要
    2021年7月20日 普通預金 100,000 雑収入 100,000 月次支援金(6月分)

    >> 複式簿記の記帳方法をおさらい

    単式簿記の記帳例

    日付 雑収入 摘要
    2021年7月20日 100,000 月次支援金(6月分)

    >> 単式簿記の記帳方法をおさらい

    記帳のポイント

    • 雑収入」の勘定科目で、事業の収入にカウントする
    • 帳簿づけの日付は「入金された日」でOK
    • 消費税区分は「不課税」(消費税の免税事業者は気にしなくてよい)

    「雑収入」は、事業の収入のうち、営業活動外から生じたものを指す勘定科目です。持続化給付金」や「一時支援金」と同様に、月次給付金も「雑収入」に該当します。

    会計ソフトの入力例

    大手3社のクラウド会計ソフトで、記帳例を紹介します。なお、いずれの記帳例も免税事業者を想定しています。

    「やよいの青色申告 オンライン」の記帳例

    月次支援金の仕訳例 - やよいの青色申告 オンライン

    >> やよいの青色申告 オンライン

    これは「かんたん取引入力」の画面です。ここからは消費税区分を「不課税」にできないので、課税事業者は「仕訳の入力」の画面を使いましょう。「税区分」の欄で「対象外」を選択すればOKです。

    「会計freee」の記帳例

    月次支援金の仕訳例 - freee

    >> 会計 freee

    会計freeeで「雑収入」を入力すると、自動的に「課税売上10%」の消費税区分が適用されてしまいます。課税事業者は「詳細登録」の画面を開いて、税区分を「不課税」に選択し直しましょう。

    「マネーフォワード クラウド確定申告」の記帳例

    月次支援金の仕訳例 - マネーフォワード クラウド確定申告

    >> マネーフォワード クラウド確定申告

    これは「簡単入力」の画面です。ここからは消費税区分の入力ができないので、課税事業者は「振替伝票入力」や「仕訳帳入力」の画面を使いましょう。

    決算書の記入箇所

    月次支援金を受けとった2021年分(令和3年分)の確定申告について説明しておきます。確定申告で提出する決算書には、以下のように「雑収入」の記入箇所があります。

    白色申告 青色申告
    「収支内訳書」の1ページ目 「青色申告決算書」の2ページ目
    雑収入の記入欄(収支内訳書) 雑収入の記入欄(青色申告決算書)

    月次支援金の他にも「雑収入」に該当するものを得たら、それらと合計した金額を記入しましょう。たとえば、2021年1~3月分の「一時支援金」も「雑収入」に該当します。