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国税のスマホアプリ納付 – ポイント付与の有無やクレカ納税との比較

更新日: 2023/01/17 投稿日: 2022/12/09
国税のスマホアプリ納付 – ポイント付与の有無やクレカ納税との比較

INDEX

目次

    国税のスマホアプリ納付とは

    2022年12月から、「PayPay・d払い・au PAY」などのスマホ決済アプリで国税を納付できるようになりました。確定申告による所得税の納付だけでなく、消費税・贈与税・相続税などの納税にも対応しています。

    国税のスマホアプリ納付【概要まとめ】

    対象の国税 すべての税目*
    (所得税・消費税・贈与税など)
    事前申請 不要
    利用可能時間 24時間 (休日含む)
    手数料 無料
    納付の上限額 一度につき30万円まで
    ポイント付与 アプリによって異なる
    利用可能な
    Pay払い
    ・PayPay
    ・d払い
    ・au PAY
    ・LINE Pay
    ・メルペイ
    ・Amazon Pay

    * 印紙を貼り付けて納付する場合などは除く

    一般的に、スマホ決済で買い物をするとポイントが付きますが、国税の納付によるポイント付与はアプリによって異なります。たとえば「d払い」は税金の納付にポイントが付きませんが、「PayPay」では通常どおり付与されます。(詳しくは後述)

    スマホアプリ納付の手順

    国税をPay払いで納付したい場合は、スマホで「国税スマートフォン決済専用サイト」にアクセスしましょう。あとは、画面の指示に従って進めるだけで、簡単に納税できます。マイナンバーカードも必要ありません。

    スマホアプリ納付の流れ(国税スマートフォン決済専用サイト)

    アプリを選択 情報を入力 アプリが起動 納付完了
    アプリを選択 - スマホアプリ納付 情報を入力 - スマホアプリ納付 アプリが起動 - スマホアプリ納付 納付完了 - スマホアプリ納付

    国税のスマホアプリ納付では、必ずチャージ残高から決済を行います。一般的に、QR決済アプリには「チャージ払い」や「クレジットカード払い」などの支払い方法がありますが、国税の納付に使えるのはチャージ残高からの決済だけです。

    スマホ決済アプリの支払い方法(主な例)

    チャージ払い 口座やクレカから残高をチャージして支払う方法
    国税のスマホ納付に利用できる
    クレジットカード払い アプリを介して、連携したクレカから支払う方法
    国税のスマホ納付には利用できない

    QR・バーコード決済のアプリには、「1日に◯万円までしかチャージできない」などの制限が設定されている場合もあるので注意しましょう。たとえば「d払い」の場合、1日あたり10万円までしかチャージできません。

    スマホアプリ納付でポイントはもらえる?

    スマホアプリ納付によるポイント付与の有無は、アプリによって異なります。Pay払いの各社に問い合わせたところ、回答は下記の通りでした。

    スマホアプリ納付によるポイント還元

    PayPay PayPayポイントの付与あり
    (200円につき1ポイント)
    d払い ポイント付与なし
    au PAY Pontaポイントの付与あり
    (200円につき1ポイント)
    LINE Pay ポイント付与なし
    メルペイ ポイント付与なし
    Amazon Pay ポイント付与なし

    現状、国税の納付によってポイントが付与されるのは「PayPay」と「au PAY」だけです。とくに、au PAYはクレジットカードからの残高チャージも可能なので、チャージ時にクレカに付与されるポイントとあわせて、ポイントの「二重取り」も狙えます。
    ポイントを二重取りできるスマホ決済アプリはどれ?

    ちなみに「Amazon Pay」では、Amazonギフトカードを購入して残高チャージをします。そのため、たとえばギフトカードをクレカ払いで購入すれば、クレカ側でポイントを獲得することは可能です。(Amazonのウェブサイトでは、ギフトカードをクレカで購入できる)

    【比較表】クレカ納付とどっちがおトク?

    オンラインで所得税などを納める際には、スマホアプリ納付のほかに「クレジットカード納付」も便利です。どちらも事前申請は不要で、専用のウェブサイトから簡単に納税できます。

    スマホ納付とクレカ納付の違い【比較一覧表】

    スマホアプリ納付 クレジットカード納付
    対象の国税 すべての税目* すべての税目*
    事前申請 不要 不要
    利用可能時間 24時間 (休日含む) 24時間 (休日含む)
    手数料 無料 おおよそ
    1万円ごとに税込83円
    納付の上限額 30万円以下 1,000万円未満
    ポイント付与 アプリによる カードによる
    対応する決済 ・PayPay
    ・d払い
    ・au PAY
    ・LINE Pay
    ・メルペイ
    ・Amazon Pay
    ・Visa
    ・Mastercard
    ・JCB
    ・Amex
    ・DinersClub
    ・TS CUBIC CARD

    * 印紙を貼り付けて納付する場合などは除く

    クレジットカード納付には手数料がかかるので、基本的にはスマホアプリ納付のほうがおトクです。ただ、還元率の高いカードを使っていて「手数料を上回るポイントが付きそう!」という人は、クレジットカード納付も検討しましょう。

    国税の納付方法まとめ – 振替・コンビニ・クレカなど

    スマホ納付に関するQ&A

    Q. どんな税目が納められる?
    所得税・消費税・贈与税・相続税など、国税全般を納付できます。このほか、加算税や延滞税などの納付も可能です。
    Q. 事前の申し込みは必要?
    スマホアプリ納税に事前申請は不要です。スマホから「国税スマートフォン決済専用サイト」にアクセスすれば、誰でも利用できます。
    Q. 楽天ペイは使える?
    現状、国税のスマホアプリ納付に「楽天ペイ」は使えません。そのほか、今のところ「ファミペイ」も非対応です。
    Q. 平日の夜や休日でも使える?
    「国税スマートフォン決済専用サイト」は夜間休日に関係なく、24時間いつでも使えます。(メンテナンス時間を除く)
    Q. 領収書はもらえる?
    スマホアプリ納付では領収証書が発行されません。ただ、あとから申請すれば「納税証明書」を発行できるので、すぐに証明書が必要でない限り気にしなくてOKです。
    Q. 振替納税をしていてもスマホ納付できる?
    振替納税をしている人でも、スマホ納付は行えます。ただし、振替納税による引き落としがされないように、あらかじめ所轄の税務署へ連絡しておきましょう。
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