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つなぎ資金を即日用意する方法【オンライン】

更新日: 2021/10/04
つなぎ資金を即日用意する方法【オンライン】

本記事では、事業の運転資金が一時的に不足したときのつなぎ資金を、オンラインで即日調達できるおすすめサービスを紹介します。

INDEX

目次

    つなぎ資金を即日で用意するには?

    つなぎ資金をネットで即日調達するには、以下3つの方法が考えられます。

    ① ファクタリング ② ビジネスローン ③ オンラインレンディング
    利用の
    前提条件
    売掛金があること 特定のサービス*を
    長期間利用中であること
    審査基準 自社の事業状況は
    基本的に問われない
    ゆるめ ゆるめ
    審査項目 少ない 多い
    調達スピード 最短即日 最短即日 最短即日
    手続き オンライン完結可能 オンライン完結可能 オンライン完結可能
    手数料・金利 高い やや高い やや低い
    利用可能額 少ない やや多い やや多い
    財務上の扱い 売掛金の売却 借入れ 借入れ

    * 特定の会計ソフトや銀行口座など

    「ファクタリング」とは、売掛金の買取サービスのことです買取ファクタリング)。借金ではないので、返済義務や支払利息は生じません。ただ、手持ちの売掛金を超える金額は調達できませんし、手数料が高い場合があるので注意しましょう。

    「ビジネスローン」と「オンラインレンディング」は、借金なので貸借対照表に記載する必要があり、返済義務や支払利息も発生します。なお、ビジネスローンとオンラインレンディングの違いについては、以下でわかりやすく説明します。

    ビジネスローン・オンラインレンディング – 何が違う?

    「ビジネスローン」と「オンラインレンディング」は、どちらも事業資金の借入れに該当します。広義には、これらをひっくるめて「ビジネスローン」と呼ぶこともありますが、本記事では以下のように区別します。

    ビジネスローン オンラインレンディング
    主に決算書や確定申告書に基づいて
    審査・融資を行う、
    従来型の中小企業・個人事業主向けサービス。
    クラウド会計ソフトや銀行口座の
    入出金データを活用し、AI技術により
    短時間で審査・融資を実行するサービス。

    即日での調達を希望するなら、消費者金融などが運営するノンバンク系サービスを利用するのが一般的です。ただ、オンラインレンディングなら、銀行系でも即日調達が可能な場合があります(詳細は後述)。

    ちなみに、事業資金は総量規制の例外として扱われるため、「年収の3分の1」を超える金額でも借入れ可能です。ノンバンク系であっても、この点は心配ありません。

    ネットでの即日調達に向かない融資

    日本政策金融公庫の融資 審査に時間がかかる
    銀行のプロパー融資 審査に時間がかかる
    手形割引 基本、オンライン完結できない(でんさいを除く)
    不動産担保融資 不動産の評価に時間がかかる
    売掛債権担保融資(ABL) 基本、債権の登記手続きが必要

    上記のような資金調達方法は、時間にある程度の余裕がある人や、オンライン完結にこだわらない人向けの方法です。

    ここからは、ネットで即日調達したい人向けに、おすすめのサービスを具体的に紹介していきます。いずれも担保・保証人不要のサービスです。

    ① ファクタリング

    • 即日入金可のサービスが多い
    • 顧客の信用力が高いと審査に通りやすい
    • 売掛債権がないと利用できない

    オンライン完結で即日調達できるファクタリング3選

    対象 調達
    可能額
    2社間
    手数料
    即日入金の
    デッドライン
    電話など 入金方法
    yup
    yup先払い - ロゴ画像
    個人・法人 1万円~10万円
    ※初回
    一律10% 平日の正午までに
    審査完了
    なし 振込
    PayToday
    PayToday - ロゴ画像
    個人・法人 制限なし 1%~9.5% 非公開 基本不要
    必要なら電話で
    振込
    FREENANCE
    FREENANCE - ロゴ画像
    個人・法人 1万円~25万円
    ※初回
    3%~10% 平日の午前11:30までに
    審査完了
    基本不要
    必要なら
    Zoomで
    振込

    FREENANCE・yup・PayTodayを徹底比較!

    yup(ヤップ)のアカウント開設は、メールの認証URLから本登録するだけです。すぐに利用開始できるので、初回利用時の即日入金も十分期待できます。電話連絡も不要です(ただし、登録時に電話番号の入力は必須)。
    yup(公式)

    PayTodayも、アカウント開設にはそれほど時間がかかりません。ただ、即日入金のデッドラインが公表されていません。即日入金を希望する方は、できるだけ早い時間帯に申し込みましょう。
    PayToday(公式)

    FREENANCE(フリーナンス)の初回利用時は、アカウント開設に3時間前後かかります。営業時間は「平日9:00~18:00」ですから、初回利用の場合は「午前11:30まで」のデッドラインを超えてしまい、翌営業日以降での入金となる可能性が高いです。
    FREENANCE(公式)

    ② ビジネスローン

    • 即日入金可のサービスが多い
    • 遅めの時間帯に申し込んでも、柔軟な対応が期待できる
    • 銀行の融資などに比べると金利が高い

    オンライン完結で即日調達できるビジネスローン3選

    対象 調達
    可能額
    実質年率 即日入金の
    デッドライン
    電話など 入金方法
    アイフル ビジネス・ファイナンス*
    カードローン
    アイフルビジネス・ファイナンス(ロゴ)
    個人・法人 1万円
    ~500万円
    ※初回
    5.0%
    ~18.0%
    非公開 審査結果の
    回答は電話のみ
    振込
    アコム
    ビジネスサポート
    カードローン

    アコム(ロゴ)
    個人のみ 1万円
    ~300万円
    12.0%
    ~18%
    遅くとも19時
    までに申込完了

    土日祝も対応あり
    基本不要
    ただし在籍確認あり
    振込
    オリックス・クレジット
    VIPローンカードBUSINESS
    ロゴ画像 - オリック ス・クレジット
    個人・法人 50万円
    ~500万円
    6.0%
    ~17.8%
    平日14:30までに契約完了
    ※初回
    基本不要
    ただし在籍確認あり
    振込

    * アイフルは、申込みまでネットのみで完結(その後は電話で手続き)

    アイフルで事業資金を借りる場合、電話で依頼すれば振込による即日調達も可能です。金利が低い「ビジネスローン」と、ATMで利用できる「カードローン」の2種類から選択できます。どちらも申込~審査までは、ネットで完結可能です。

    アコムの「ビジネスサポートカードローン」は、利用歴などによっては電話で申し込む必要があります。まったくの新規利用であれば、基本的にはネット申込み可能です。契約後は、会員ページから24時間365日借入れできます(銀行口座の対応状況による)。

    オリックス・クレジットの「VIPローンカード BUSINESS」は、ネットで申込~契約まで完結します。カードが手元に届いていなくても、契約が済んでいれば会員ページから振込依頼ができます。以後は、24時間365日利用可能です(銀行口座の対応状況による)。

    ノンバンク系ビジネスローンの比較まとめ

    ③ オンラインレンディング

    • 特定のサービスを長期間利用し、データ連携するのが前提
    • クラウドデータなどの活用により、すばやく手軽に審査が完了する
    • 決算書や確定申告書を提出しなくてよい場合がある

    オンラインレンディングを利用するには、クラウド会計ソフトなどを長期間使用した上で、そのデータを連携させることが前提です。また、そのデータ量が十分に蓄積されていない場合も、審査が正しく行えないため利用できません。

    オンライン完結で即日調達できるオンラインレンディング3選

    対象 調達
    可能額
    実質年率 即日入金の
    デッドライン
    電話など 入金方法
    LENDY
    ロゴ画像 - LENDY
    個人・法人 10万円
    ~500万円
    8.0%
    ~18.0%
    平日の正午までに契約完了
    ※ただし、初回利用時は即日での調達は不可
    なし* 振込
    オリックスオンライン融資サービス
    (ALTOA)
    ロゴ画像 - オリック ス
    個人・法人 50万円
    ~300万円
    2.8%
    ~14.8%
    平日13:45までに
    アプリ方式で
    手続き完了
    なし* 振込
    フィンディ
    ロゴ画像 - フィン ディ
    個人・法人 100万円
    ~1,000万円
    2.0%
    ~14.0%
    非公開 なし* 振込

    * いずれも電話番号の登録を求められるが、電話による手続きは不要

    LENDY(レンディ)は、連携可能なサービスが多いです(マネーフォワード クラウドやよいの青色申告 オンラインなど)。初回利用時は、最短でも翌営業日での調達となるため注意しましょう。2回目以降に利用する際は、最短当日での調達が可能です。

    オリックスのオンライン融資サービスは、もともと弥生株式会社と共同で運営されていたサービスです。現時点では、弥生製品のみ連携可能です。そのため、弥生ユーザー以外は申込みできません(将来的には他社製品との連携にも対応予定)。

    フィンディは、福岡銀行のサービスです。といっても、福岡銀行の口座がなくても利用可能です。他の金融機関の口座だけでなく、会計ソフトとの連携にも対応しています。対応ソフトは、マネーフォワード クラウド・かんたんクラウド会計です。

    まとめ

    本記事では、ネットから最短即日で資金調達する方法を紹介しました。ファクタリング・ビジネスローン・オンラインレンディング、それぞれ一長一短あるので、ざっくりメリット・デメリットを整理しておきます。

    メリット デメリット
    ① ファクタリング
    • 融資枠を圧迫しない
    • 利息による継続的な支払いがない
    • 自社の業績が審査に影響しづらい
    • 売掛金がないと利用できない
    • 手数料が高い
    ② ビジネスローン
    • 即日入金可のサービスが多い
    • 遅めの時間帯でも多少融通が利く
    • 審査基準は低め
    • 金利が高い
    • 将来の融資に支障が出る場合も
    ③ オンラインレンディング
    • 金利が低め
    • 情報入力などの手間が少ない
    • 決算書などが不要の場合もある
    • 他サービスとの連携が前提
    • 即日調達が難しい場合がある
    • 返済期間が短め

    上表は、①~③の調達方法を比較して、その“傾向”をまとめたものです。すべてのサービスにあてはまるとは限らないので、参考程度にご覧ください。

    本記事で紹介した①~③のサービスを、以下で簡単にまとめておきます。

    ファクタリングのおすすめ3選

    調達可能額 2社間手数料 即日入金の
    デッドライン
    yup
    yup先払い - ロゴ画像
    1万円~10万円
    ※初回
    一律10% 平日の正午までに
    審査完了
    PayToday
    PayToday - ロゴ画像
    制限なし 1%~9.5% 非公開
    FREENANCE
    FREENANCE - ロゴ画像
    1万円~25万円
    ※初回
    3%~10% 平日の午前11:30までに
    審査完了

    ビジネスローンのおすすめ3選

    調達可能額 実質年率 即日入金の
    デッドライン
    アイフルビジネス・ファイナンス*
    カードローン
    アイフルビジネス・ファイナンス(ロゴ)
    1万円~500万円
    ※初回
    5.0%~18.0% 非公開
    アコム
    ビジネスサポートカードローン
    アコム(ロゴ)
    1万円~300万円 12.0%~18% 遅くとも19時までに
    申込完了※初回
    (土日祝も対応あり)
    オリックス・クレジット
    VIPローンカード BUSINESS
    ロゴ画像 - オリック ス・クレジット
    50万円~500万円 6.0%~17.8% 平日14:30までに
    契約完了
    ※初回

    * アイフルは、申込みまでネットのみで完結(その後は電話で手続き)

    オンラインレンディングのおすすめ3選

    調達可能額 実質年率 即日入金の
    デッドライン
    LENDY
    ロゴ画像 - LENDY
    10万円~500万円 8.0%~18.0% 平日の正午までに契約完了
    ※ただし、初回利用時は即日での調達は不可
    オリックス オンライン融資サービス
    (ALTOA)
    ロゴ画像 - オリック ス
    50万円~300万円 2.8%~14.8% 平日13:45までに
    アプリ方式で手続き完了
    フィンディ
    ロゴ画像 - フィン ディ
    100万円~1,000万円 2.0%~14.0% 非公開

    ファクタリングは借入れではないので、複数のサービスを並行して利用しても、それによって将来融資を受けづらくなることはまずありません。自分で管理できる範囲なら、いくつか気になるサービスを試してみるのもよいでしょう。

    一方、ビジネスローンやオンラインレンディングについては、あれもこれもと同時に申し込むのは得策ではありません。信用情報に記載され、将来の審査で不利に働く恐れがあります(多重申し込み)。どのサービスを利用するかは、慎重に検討しましょう。

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