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FREENANCE・GMOフリーランスを徹底比較【ファクタリング】

更新日: 2022/03/28
FREENANCE・GMOフリーランスを徹底比較【ファクタリング】

「FREENANCE(フリーナンス)」と「GMOフリーランスファクタリング」は、どちらもGMOグループの「GMOクリエイターズネットワーク」が運営するファクタリングサービスです。どのような違いがあるのか、わかりやすくまとめました。

INDEX

目次

    FREENANCE・GMOフリーランスの比較

    「FREENANCE(フリーナンス)」と「GMOフリーランスファクタリング」は、オンライン完結型のファクタリングサービスです。ネットから申し込んで、最短即日で売掛金を現金化できます。

    「FREENANCE」と「GMOフリーランス」の比較

    FREENANCE - ロゴ画像FREENANCE(フリーナンス) ロゴ画像 - GMOフリーランスGMOフリーランスファクタリング
    利用者 個人事業主・法人 個人事業主・法人
    業種 業種の制限なし WEB・ITクリエイター
    ※今後、拡大予定
    アカウント 必要(無料) 不要
    2社間手数料 3%~10% 一律9.5%
    3社間手数料 非公開 取扱なし
    調達可能額 1万円~申請上限なし
    業歴 3ヶ月以上 非公開
    審査スピード 最短30分
    審査時の面談 基本不要
    (必要ならZoomで)
    不要
    後日の支払い 基本、手続き不要 指定口座へ振り込む
    償還請求権 なし
    ノンリコース
    なし
    ノンリコース
    主な必要書類
    • 請求書
    • 写真つき身分証
    • 現住所がわかるもの
    • 請求書のメール履歴
    • 入出金明細
    • 登記簿謄本(法人のみ)
    • 請求書
    • 写真つき身分証
    • 事業のSNS、サイト
    付帯サービス あり なし
    FREENANCE GMOフリーランス

    「FREENANCE(フリーナンス)」は、手数料「3%~」と割安です。利用実績に応じて、手数料が安くなります。アカウント登録が必要ですが、作業時間は10分程度なので、それほど手間はかかりません。

    「GMOフリーランスファクタリング」は、単発のファクタリングでも手軽に行えるのが魅力です。ただ、手数料が割高な上に、利用実績に応じて安くなることもありません。

    「FREENANCE 即日払い」の特徴

    FREENANCE - ロゴ画像

    • 手数料が「3%~」と割安
    • 自動で処理が進むので、手間がかからない
    • 最高5,000万円補償の保険が無料付帯する

    「FREENANCE(フリーナンス)」のファクタリングには、原則として「フリーナンス口座」を使用します。この口座は、FREENANCEに登録すれば無料で開設できます。

    「FREENANCE 即日払い」のファクタリングの仕組み - フリーナンス口座

    マイページで必要書類などをアップロードしたら、あとは自動的に手続きを進めてくれます。ですので、「審査~入金~後日の支払い」に関して、ユーザーは基本何もしなくてOKです。

    「フリーナンス口座」とは?
    無料で使える振込専用の口座。「審査~入金~後日の支払い」を自動で処理してもらうには、ふだんの売上や報酬をこの口座で受け取る必要がある。なお、一般の銀行口座でもFREENANCEのファクタリングは利用できるが、その場合は手数料が割高になり、後日の支払いも自分で行う必要がある。

    ファクタリングのサービス以外にも、無料付帯の保険サービスや、有料で任意加入できるサービスなどが用意されています。弱い立場のフリーランスにとって、心強い味方と言えるでしょう。
    FREENANCE(公式)

    「GMOフリーランスファクタリング」の特徴

    ロゴ画像 - GMOフリーランス

    • 手数料が「一律9.5%」と、わかりやすい
    • アカウント登録が不要なので、単発でも利用しやすい
    • 必要書類が少なめ

    「GMOフリーランス」は、公式サイトの「即日払いお申し込みフォーム」から直接申し込めます。ただ、2回目以降も個人情報などをいちいち入力し直すことになるので、その点はちょっと面倒です。

    ファクタリング利用後は、取引先から売掛金を回収し、GMOフリーランスへ引き渡します。無事に引き渡すまで、事業主がしっかり売掛金を管理する必要があります。これを怠った場合、契約違反となるため注意しましょう。

    ① 利用可能な事業者

    FREENANCE GMOフリーランス
    利用者 個人事業主・法人 個人事業主・法人
    業種 業種の制限なし WEB・ITクリエイター
    ※ 今後、拡大予定

    「GMOフリーランス」は、クリエイター向けのサービスです。さらに、いまのところは「WEB・IT分野」のクリエイターに限定されています(これから拡大予定)。

    ② 手数料 – 2社間・3社間

    FREENANCE GMOフリーランス
    2社間手数料 3%~10% 一律9.5%
    3社間手数料 非公開 取扱なし

    「FREENANCE」は、取引先へ通知しない「2社間ファクタリング」が基本です。手数料は「3%~10%」の範囲で、FREENANCE内での「与信スコア(=ユーザーの信用度)」が高いほど有利な料率で利用できます。

    FREENANCEの「与信スコア」をアップするには?
    与信スコアをアップする方法は、次の2種類に大別できる。「フリーナンス口座で報酬を受け取ること」と「与信タスクをこなすこと」。与信タスクは、電話インタビュー・SNS連携・収入証明などがある。

    また、FREENANCEなら、取引先に承諾を得る「3社間ファクタリング」も可能です。「2社間」よりも売掛金を回収しやすいため、手数料がさらに安くなる傾向にあります。

    ※ 3社間は、FREENANCEと提携する「ともだち企業」の売掛金のみ対象

    ③ 利用可能な金額

    FREENANCE GMOフリーランス
    1万円~申請上限なし 1万円~申請上限なし

    「FREENANCE」と「GMOフリーランス」は、どちらも1万円の少額から利用でき、一律の上限金額は設定されていません。以前、FREENANCEには「初回は25万円まで」などの上限が設定されていましたが、現在は撤廃されました。

    ちなみに、どちらも同じ運営会社ではありますが、審査基準はそれぞれ異なります。したがって、同じ請求書でも「FREENANCEでは買い取ってくれるが、GMOフリーランスでは買い取ってもらえない」というケースも考えられます。

    ④ 審査スピード

    FREENANCE GMOフリーランス
    スピード 最短30分 最短30分
    即日入金 11:30まで 非公開

    「FREENANCE」は、平日11:30までに審査完了すれば即日入金となります。初回利用時のアカウント開設も簡単なので、通常なら10分もかからずに作業が終わるでしょう。

    「GMOフリーランス」は、即日入金のデッドラインが公表されていません。ですが、公式サイトには「審査後、個人口座へ即日払い」と明記されています。早めの時間帯に手続きが済めば、当日中に受け取れそうです。

    ⑤ 申し込みやすさ – 手間・対応地域・営業時間

    FREENANCE GMOフリーランス
    アカウント 必要(無料) 不要
    審査面談 基本不要
    (必要ならZoomで)
    不要
    対応地域 全国 全国
    営業時間 平日9:00~18:00 平日9:00~17:00
    サポート
    • チャット
    • メール
    • メール

    「FREENANCE」の場合、アカウント情報を利用して、効率よく申し込みできます。2回目以降では、前回入力した個人情報などの多くはそのまま使えるので、二度手間になりません。本人確認は初回だけでOKです。

    「GMOフリーランス」は、単発での利用なら、FREENANCEと手間はそう変わりません。しかし、2回目以降は同じような内容を毎回入力する羽目になるので、ちょっと面倒くさいです。本人確認も毎回行う必要があります。

    ⑥ 必要書類

    FREENANCE GMOフリーランス
    • 請求書
    • 写真つき身分証
    • 現住所がわかるもの
    • 請求書のメール履歴
    • 入出金明細
    • 登記簿謄本(法人のみ)
    • 請求書
    • 写真つき身分証
    • 事業のSNS、サイト

    「FREENANCE」では、請求書の他に、請求書の送付・受領を確認できるメール履歴などを提出します。初回のアカウント開設時は、写真付きの公的身分証も必要です(運転免許証 or マイナンバーカード)。

    「GMOフリーランス」の場合、クリエイターとしての活動を証明する「SNS」や「ウェブサイト」が必須です。審査後、実際に買い取りを希望する場合は、写真付きの公的身分証も提出します。

    ⑦ 利用後の支払い方法

    FREENANCE GMOフリーランス
    手続き不要 指定口座へ振り込む
    ファクタリング利用後の流れ(売掛金の引き渡し)-FREENANCE ファクタリング利用後の流れ(売掛金の引き渡し)- GMOフリーランス

    「FREENANCE」のファクタリング利用後は、ユーザーは基本的に何もしなくてOKです。後日、フリーナンス口座に取引先から報酬が入ったら、FREENANCEが自動的に回収してくれます。「期日をすっかり忘れてた!」なんてトラブルもありません。

    「GMOフリーランス」の利用後は、ユーザーが報酬を一旦預かって、期日までに指定口座へ振り込む必要があります(振込手数料はユーザー負担)。期日を忘れないよう、きっちりスケジュール管理をしておきましょう。

    FREENANCEの付帯サービス

    「FREENANCE」のアカウントを作ると、ファクタリングサービスの「FREENANCE 即日払い」のほか、以下のようなサービスを利用できます。

    FREENANCEの付帯サービスなど

    フリーナンス口座 報酬の受け取り専用口座(屋号OK) 無料
    あんしん補償 クライアントに損害を与えた場合の保険 無料
    あんしん補償プラス ケガや病気で働けないときの所得補償 有料
    所得保障保険 入院に備えた保険 有料
    バーチャルオフィス 銀座 or 福岡で利用可能 有料

    「フリーナンス口座」を活用するメリット

    • FREENANCEでのファクタリング手数料が安くなる
    • ファクタリング利用後、売掛金の引き渡しを自動化できる
    • 最高5,000万円の「あんしん補償」の対象になる

    「あんしん補償」を受けられる場面(一例)

    最高5,000万円の補償 最高500万円の補償
    • 顧客にケガをさせた
    • 業務で顧客のものを壊した
    • 自分の店で食中毒が発生した
    • 情報漏えいを起こした
    • 著作権を侵害した
    • 納期に遅延が生じた

    ※ 上記はわかりやすく噛み砕いた表現であり、必ずしも正確な給付要件ではありません

    ふだんから「フリーナンス口座」で報酬を受け取っていれば、掛金なしで「最高5,000万円」の補償が受けられます。損害賠償請求などのリスクから守ってもらえるので、これだけでも登録しておいて損はないサービスです。
    FREENANCE(公式)

    まとめ

    「FREENANCE」と「GMOフリーランスファクタリング」は、どちらもGMOグループが運営するファクタリングサービスです。オンラインのみで手軽に申し込める点では共通していますが、比較すると以下のような違いがあります。

    「FREENANCE」と「GMOフリーランス」の比較

    FREENANCE - ロゴ画像FREENANCE(フリーナンス) ロゴ画像 - GMOフリーランスGMOフリーランスファクタリング
    業種 業種の制限なし WEB・ITクリエイター
    ※今後、拡大予定
    2社間手数料 3%~10% 一律9.5%
    調達可能額 1万円~申請上限なし
    審査時の面談 基本不要
    (必要ならZoomで)
    不要
    後日の支払い 基本、手続き不要 指定口座へ振り込む
    主な必要書類
    • 請求書
    • 写真つき身分証
    • 現住所がわかるもの
    • メール履歴
    • 入出金明細
    • 登記簿謄本(法人のみ)
    • 請求書
    • 写真つき身分証
    • 事業のSNS、サイト
    付帯サービス あり なし
    FREENANCE GMOフリーランス

    料金と手軽さの両面において、総合的には「FREENANCE(フリーナンス)」のほうが優れています。料金はもちろんですが、利用後に基本何もしなくてよいのも高評価ポイントです。

    GMOフリーランスファクタリング」は、単発利用で手軽に申し込みたい事業者にとっては、一定の利用価値があるでしょう。ただし、利用後の手続きは自分で行う必要があるなど、手軽さでもFREENANCEに劣る部分が多々あります。

    なお、ふだんの取引に「フリーナンス口座」を利用すれば、最高5,000万円の損害賠償保険も無料付帯します。すぐにファクタリングを利用する予定がなくても、とりあえずFREENANCEのアカウントは作成しておいて損はないでしょう。

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