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【freee会計】個人事業主向けの3プランを徹底比較!

更新日: 2021/09/22
【freee会計】個人事業主向けの3プランを徹底比較!

INDEX

目次

    個人事業主向けの3プラン【比較一覧表】

    freeeには3つの個人事業主向けプランがあります。どのプランでも、日々の帳簿づけや確定申告書類の作成は問題なく行えます。

    スターター スタンダード プレミアム
    料金
    (税込)
    月額 1,298円 2,618円
    年額 12,936円 26,136円 43,780円
    基本機能 帳簿づけ
    自動仕訳
    申告書類の
    作成
    サポート メール
    (優先対応)

    (優先対応)
    チャット
    (優先対応)

    (優先対応)
    電話
    分析レポートの自動作成
    消費税申告
    従業員・税理士との
    共有機能
    請求書の作成
    申告対応 白色申告・青色申告
    対応OS・端末

    >> freeeのプラン詳細(公式)

    「スターター」は消費税申告に未対応なので、消費税の課税事業者は「スタンダード」以上のプランを選びましょう(課税事業者については後述)。

    また「スタンダード」と「プレミアム」にはサポートの優遇があり、メール・チャットの相談に優先対応してもらえます。後から下位プランへの変更はできるので、初年度はサポートがスムーズなプランから始めるというのも一案です。

    最大30日間は無料でお試し可能

    いずれのプランも、最大30日間の無料体験が可能です。無料体験の終了後、有料プランに移行する場合は、無料期間中に作成したデータをそのまま引き継げます。

    会計 freee(公式サイト)

    ① 基本機能(帳簿づけ・確定申告)

    スターター スタンダード プレミアム
    帳簿づけ 帳簿づけ(手入力)
    自動仕訳
    自動登録ルールの設定
    月締め
    申告書類の
    作成
    収支内訳書
    青色申告決算書
    確定申告書
    (第一表~第四表)
    電子申告

    自動登録ルールの設定

    freeeでは自動仕訳の機能を使う際に「自動登録ルール」を設定できます。あらかじめ「ネット料金は、通信費の勘定科目で登録する」というようにルールを設定できるので、帳簿づけの手間を着実に省略していけます。

    月締め ※スタンダード以上

    「月締め」の機能を使えば、特定の日付までの記帳を締めることができます。月締めをすると、締められた期間について仕訳の登録・編集・削除ができなくなりますが、あとから月締めを解除することもできます。

    電子申告

    freeeが無料で提供する「電子申告アプリ」を使えば、作成した申告書類をデータのまま国税庁へ送信できます(電子申告)。「電子申告アプリ」にはPC版(Windows・Mac)とスマホ版(Android・iOS)があり、どのデバイスでもfreeeの見やすいインターフェイスのまま電子申告ができます。

    ② サポート

    スターター スタンダード プレミアム
    メールサポート
    (優先対応)

    (優先対応)
    チャットサポート
    (優先対応)

    (優先対応)
    電話サポート
    税務調査サポート補償

    メールサポート

    全てのプランで「通常メールサポート」を利用できます。通常メールサポートでは、問い合わせから原則3営業日以内に回答をもらえます。また、「スタンダード」以上のプランなら、原則1営業日以内に回答をもらえる「お急ぎメールサポート」を利用できます。

    チャットサポート

    チャットサポートも全てのプランで利用可能です。また「スタンダード」以上のプランなら、混雑時に優先してチャットにつながります。

    電話サポート ※プレミアムのみ

    電話サポートの営業時間は、平日10:00~12:00と13:00~18:00です(土日祝日は休み)。サポートの利用は予約制で、専用の予約フォームから事前に申し込みが必要です。

    税務調査サポート補償 ※プレミアムのみ

    「税務調査サポート補償」は、税務調査が入る際に無料で税理士を紹介し、税理士費用を最大50万円まで補償してくれるサービスです。(プラン課金日から30日以内は補償の対象外)

    ③ 消費税の申告機能

    消費税の申告に対応しているのは「スタンダード」以上のプランです。消費税の課税事業者は「スタンダード」か「プレミアム」を選びましょう。

    スターター スタンダード プレミアム
    消費税申告
    税区分の設定
    消費税区分別表
    消費税集計表

    消費税申告 ※スタンダード以上

    スタンダード以上のプランでは、消費税の申告に必要な機能を利用できます。日々入力してきた取引情報をもとに、消費税額の集計や申告書類の作成などを、ソフトが自動で行ってくれます。

    以下のいずれかを満たすと、消費税の課税事業者となり、事業で得た消費税を税務署へ納めることになります。

    • 前々年の課税売上高が1,000万円を超えている
    • 特定期間の課税売上高と支払った給与の両方が1,000万円を超えている
      (個人事業における特定期間とは、前年1月1日~6月30日のこと)

    >> 個人事業の消費税について

    ④ 従業員・税理士との共有機能

    下記の機能は、従業員や税理士を招待して、freeeを複数人で使う場合に利用するものです。会計ソフトを自分ひとりで利用するのであれば、ここは読み飛ばしてかまいません。

    スターター スタンダード プレミアム
    メンバー招待
    4人目以降は追加料金

    4人目以降は追加料金
    税理士招待*
    仕訳承認
    仮締め
    部門階層・配賦計算
    経費精算機能
    コメント

    *freeeのアドバイザー制度加入者(会費あり)および認定アドバイザーの税理士に限る

    仕訳承認 ※プレミアムのみ

    担当者(仕訳承認者)以外が入力した仕訳について、帳簿への反映を承認制に設定できます。デフォルトの担当者は管理者(事業主)のみですが、管理者の追加設定もできるので、税理士や特定の従業員に承認を任せることも可能です。

    仮締め ※プレミアムのみ

    「仮締め」の機能では、特定の日付までの記帳を締めることができます。仮締めされた期間は、管理者以外が仕訳を登録・編集・削除できなくなります。

    部門階層・配賦計算 ※プレミアムのみ

    「部門階層」は、「営業本部・営業一課・営業二課」などと部門が分かれている場合に、ソフト上でも部門ごとに階層を設定できる機能です。また、あわせて「配賦(はいふ)計算」の機能を使えば、部門ごとの損益をより正確に把握できます。

    コメント

    複数人でfreeeを利用している場合、コメント機能を使ってメンバー間で連絡がとれます。コメントには宛先を設定できるので、記帳内容の修正を依頼する際や、不明点を質問する際に便利な機能です。

    経費精算機能 ※プレミアムのみ

    「プレミアム」プランでは、従業員の経費申請から承認・精算までを、freee上で完結できます。承認した経費は、そのまま仕訳登録が可能です。

    ⑤ レポート作成機能

    freeeには、日々入力した取引データをもとに、レポートやグラフを自動作成してくれる機能があります。経営状況の分析に役立つ便利な機能です。

    スターター スタンダード プレミアム
    収益レポート
    費用レポート
    損益レポート
    入金管理レポート
    支払管理レポート
    現預金レポート
    資金繰りレポート
    集計表
    日次残高推移
    月次推移
    試算表

    損益レポート

    freee 損益レポート画面

    「損益レポート」では、「収益」または「費用」として登録した取引が一覧表示されます。経費や売上がどれくらい発生したかや、結果的に損益はどうなったのかをチェックするのに役立ちます。

    現預金レポート

    現預金レポート - freee

    「現預金レポート」では、現金もしくは預金のお金の出入りを確認できます。 また、青色申告で作成が必要な現金出納帳・預金出納帳としても活用できます。

    試算表

    試算表 - freee

    試算表は、入力したすべての取引について、勘定科目ごとの合計金額を一覧表にしたものです。「損益計算書」と「貸借対照表」の2つの形式で表示されます。「損益計算書」では収益・費用の発生状況や利益を、「貸借対照表」では資産・負債の残高を確認できます。

    ⑥ その他の機能

    スターター スタンダード プレミアム
    請求書の作成
    定期請求
    合算請求
    支払調書の作成
    ファイルボックス
    5枚/月

    10GB/月

    10GB/月

    定期請求 ※スタンダード以上

    「定期請求」は、定期的な請求書の作成を自動化する機能です。あらかじめ設定した指定日になると請求書が自動で作成され、「請求書を作成しましたよ」と通知が届きます。

    合算請求 ※スタンダード以上

    「合算請求」機能を利用すると、freeeで作成した複数の見積書・納品書を合算して、1枚の請求書にまとめることができます。特定の取引先に対して、月ごとにまとめて請求を行う場合などに便利な機能です。

    ファイルボックス

    スマホで撮影した領収書やレシートなどの画像を「ファイルボックス」に保存できます。ファイルボックスは全プランで利用できますが、「スターター」プランだと月5枚までしか画像を保存できません。

    プラン比較まとめ

    スターター スタンダード プレミアム
    料金(月額) 1,298円 2,618円
    料金(年額) 12,936円 26,136円 43,780円
    基本機能
    サポート
    • メール
    • チャット
    • メール(優先)
    • チャット(優先)
    • メール(優先)
    • チャット(優先)
    • 電話
    • 税務調査サポート補償
    消費税申告
    従業員・税理士
    との共有機能

    メンバー招待は
    基本不可

    招待はできるが
    共有機能が少ない

    従業員や税理士との
    共有機能が充実
    レポート作成
    損益レポート・
    現預金レポートのみ
    申告対応 白色申告・青色申告
    対応OS・端末

    >> freeeのプラン詳細(公式)

    • 基本的な帳簿づけや確定申告を済ませるだけなら「スターター」で十分
    • 消費税の課税事業者なら「スタンダード」以上がオススメ
    • 電話サポートや税務調査サポート補償を利用したい場合などは「プレミアム」

    一人で仕事をするフリーランスや、副業で個人事業を営んでいる人など、小規模な事業者なら一番安い「スターター」プランで問題ありません。ただ、フリーランスでも消費税の納付義務がある人は「スタンダード」以上のプランを選びましょう。

    店舗や事業所を複数経営していて、事業規模がある程度大きい場合は「プレミアム」を検討してみてもよいでしょう。