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freeeとマネーフォワードを徹底比較!個人事業主の会計ソフト

更新日: 2024/06/07
freeeとマネーフォワードを徹底比較!個人事業主の会計ソフト

個人事業主向けに「freee」と「マネーフォワード」のクラウド会計ソフトを徹底比較します。料金プランや機能面の違いから、両社のメリット・デメリットまで詳しく解説します。

INDEX

目次

    どっちがいい?freeeとマネーフォワードを徹底比較!【一覧表】

    クラウド会計ソフトの「freee会計」と「マネーフォワード クラウド」の違いを比較します。どちらも、個人事業主やフリーランスの白色申告・青色申告に対応しています。

    freee会計 マネーフォワード クラウド
    ホーム画面 freee トップページ画面 マネーフォワード 確定申告 トップページ画面
    料金
    (税込)
    スターター
    1,628円/月
    12,936円/年

    スタンダード
    2,948円/月
    26,136円/年

    プレミアム
    43,780円/年
    パーソナルミニ
    1,408円/月
    11,880円/年

    パーソナル
    1,848円/月
    16,896円/年

    パーソナルプラス
    39,336円/年
    帳簿付け
    自動仕訳
    レシート撮影 ○*
    従量課金
    クラウドストレージ ○* ◯*
    確定申告書の作成
    電子申告(e-Tax)
    請求書の作成 ○* ○*
    スマホアプリ
    分析レポート ○* ○*
    従業員管理
    消費税申告 ○* ○*
    サポート
    • メール
    • チャット
    • 電話*
    • 税務調査補償*
    • 乗り換え代行*
    • メール
    • チャット
    • 電話*
    freee会計 マネーフォワード クラウド

    * 料金プランによって制限あり

    freeeとマネーフォワードは、どちらもバックオフィス業務全般を広くカバーできるサービスです。基本的な帳簿付けや確定申告はもちろん、自動仕訳(取引データの自動取込)や電子申告、請求書の作成にも対応しています。

    「freee会計」に向いている人

    • 会計ソフトを使ったことがない
    • スマホやタブレットで手軽に操作したい
    • 帳簿付けの自動化を徹底したい

    無料トライアルはこちらfreee会計 公式サイト

    「マネーフォワード クラウド」に向いている人

    • 幅広い機能を低コストで利用したい
    • ちょっとでも会計知識がある
    • 家計簿アプリ「マネーフォワードME」に興味がある

    無料トライアルはこちらマネーフォワード 公式サイト

    「マネーフォワード クラウド」は、バックオフィス業務を支える複数のサービスがセットになっています。追加料金なしで「クラウド確定申告」「クラウド請求書」などを利用できます。必要なサービスを選んで、業務フローに組み込みましょう。

    ① 料金プラン

    「freee会計」と「マネーフォワード クラウド」は、料金プランが3段階に分かれています。一般的な個人事業主・フリーランスであれば、最安プランでも事足りるでしょう。

    【最安プラン】一般的な個人事業主・フリーランス向け

    freee マネーフォワード
    料金
    (税込)
    スターター
    1,628円/月
    12,936円/年
    パーソナルミニ
    1,408円/月
    11,880円/年
    レシート撮影 月5枚まで 枚数制限なし
    請求書の作成 機能制限あり 機能制限あり
    従業員管理 「freee人事労務」を使う
    (別料金)
    消費税申告 × ×
    サポート
    • メール
    • チャット
    • メール
    • チャット

    基本的な「帳簿付け~確定申告」の機能は、最安プランでも利用できます。銀行口座・クレカの明細を自動で取り込む「自動仕訳」も、すべてのプランで使えます。

    【ミドルプラン】消費税申告が必要な課税事業者向け

    freee マネーフォワード
    料金
    (税込)
    スタンダード
    2,948円/月
    26,136円/年
    パーソナル
    1,848円/月
    16,896円/年
    レシート撮影
    請求書の作成
    従業員管理 「freee人事労務」を使う
    (別料金)
    消費税申告
    サポート
    • メール
    • チャット
    • メール
    • チャット

    消費税の確定申告は、前々年の年間売上が1,000万円を超えた場合などに行います(課税事業者)。消費税申告に備える必要があれば、上記のプランが適しています。

    【ハイプラン】手厚いサポートが必要な初心者向け

    freee マネーフォワード
    料金
    (税込)
    プレミアム
    43,780円/年
    パーソナルプラス
    39,336円/年
    レシート撮影
    請求書の作成
    従業員管理 「freee人事労務」を使う
    (別料金)
    消費税申告
    サポート
    • メール
    • チャット
    • 電話
    • 税務調査補償
    • 乗り換え代行
    • メール
    • チャット
    • 電話

    上記のプランであれば、どちらも電話サポートを受けられます。さらに、freeeの「プレミアム」には「税務調査補償」や「乗り換え代行」といった独自のサポートがつきます。

    ② 手入力での帳簿付け

    帳簿付けのもっとも基本的な機能として、勘定科目や金額などを手入力する画面を紹介します。どちらも取引内容を入力するだけで、複式簿記での帳簿付けが可能です。

    シンプルな入力画面 – freee・マネーフォワード

    freee マネーフォワード
    【freee】手入力での帳簿付け(複式) - 取引の一覧・登録 簡単入力 - マネーフォワード

    freeeの記帳画面は初心者向けのガイドが丁寧です。必須項目がわかりやすく、どこに入力すればよいか一目瞭然です。入力画面にはfreee独自の機能もあり、たとえば「タグ」の機能は、使いこなせれば取引の把握に役立つでしょう。

    タグ機能を使えば、各取引ごとに取引先などの情報を付加できる。例えば、A社からの仕入取引に「A社」とタグ付けしておけば、タグに基づきA社からの仕入だけをピックアップできる。簿記に詳しい人なら、補助科目の代わりとしても使える。

    マネーフォワードの記帳画面はすっきりして見やすいです。カレンダーで日付選択できるのも地味に便利です。上図のシンプルな画面のほか、複式簿記での記帳画面にも切り替えられるので、経理の経験がある人にも使いやすいです。

    一括編集用の画面 – freee・マネーフォワード

    freee マネーフォワード
    取引の一括編集画面 - freee 仕訳帳の一括編集画面 - マネーフォワード

    freeeは、複数の条件で絞り込み検索を行い、取引内容の一括編集ができます。ただ、複式簿記の形式で直接編集できるわけではないので、会計知識がある人は少々もどかしく感じるかもしれません。

    マネーフォワードでも同様に、仕訳帳(取引を複式簿記の形式で時系列順に記録した帳簿)の絞り込み検索や一括編集が可能です。ただし、複式簿記の形式なので、ちょっとだけ会計知識が必要となります。

    ③ 自動取込での帳簿付け(自動仕訳)

    クラウド会計ソフトは、銀行やクレカの明細を自動で取り込んで、帳簿用のデータに変換してくれます。この機能を俗に「自動仕訳」と言います。ユーザーは内容をチェックして、問題があれば修正し、なければそのまま登録するだけでOKです。

    自動取込機能の比較 – 自動仕訳

    freee マネーフォワード
    仕訳の
    チェック画面
    自動取込での帳簿付け - 自動で経理 マネーフォワード 自動仕訳した取引データ画面
    記帳の完全自動化 ×
    同期の頻度 週2回 1日1回
    連携できる
    サービスの例
    連携できるサービスの例(電子マネー)- freee 連携できるサービスの例(電子マネー)- マネーフォワード

    freeeは、帳簿付けの「完全自動化」も可能です。電気代がこの口座から引かれたら水道光熱費で記帳する、といった「自動登録ルール」を前もって設定することで、ユーザーのチェックなしでも帳簿付けが完結します。

    マネーフォワードは、同期の頻度や、連携サービスの多さで優れています。家計簿アプリ「マネーフォワードME」とも連携可能で、事業と家計の一元管理も得意です。ただし、freeeのような「完全自動化」はできません。ソフトの仕訳提案をユーザーが確認し、取引ごとに登録ボタンを押していく手間があります。

    ④ レシート撮影による帳簿付け

    freeeとマネーフォワードのスマホアプリを使えば、撮影したレシートの画像解析ができます。下記のように、金額などが自動で取り込まれます。現金で支払った経費なども自動仕訳と同じように処理できるので、非常に便利な機能です。

    レシート撮影機能の比較 – freee・マネーフォワード

    freee マネーフォワード
    撮影に使う
    スマホアプリ
    freee会計 - アプリアイコン MFクラウド確定申告 - アプリアイコン
    撮影画面
    (スマホ)
    会計ソフトのレシート撮影・OCR(文字認識)機能 - freee 会計ソフトのレシート撮影・OCR(文字認識)機能 - マネーフォワード
    従量課金
    (税込)
    なし 22円/件
    月5件は無料
    料金プラン
    による制限
    「スターター」では
    月5件まで
    「パーソナルミニ」では
    月5件まで

    freeeとマネーフォワードは「レシート撮影~画像解析~取引の登録」まで、すべての操作を同じアプリで行えます。「スキャナ保存(電子帳簿保存法4条3項)」にも対応しており、あらかじめ設定しておけば、撮影した紙のレシートはすぐに捨ててもOKです。

    マネーフォワードは月5件まで無料で読み取れますが、6件目からは22円/件の費用がかかります(AI-OCR)。同社の別サービスである「クラウド経費」などを経由して、追加費用なしで読み取る方法もありますが、やや使いづらいです。

    ⑤ クラウドストレージ

    freeeやマネーフォワードでは、取引に関する様々な書類をオンライン上に保存できます。メールでやり取りした請求書などのPDFファイルや、スマホで撮影したレシート画像をここにアップロードすると、取引内容をそのまま帳簿に取り込むことも可能です。

    freee マネーフォワード
    サービスの名称 ファイルボックス クラウドBOX
    プランによる制限
    (保存容量)
    【スターター】
    月5件まで
     
    【スタンダード】
    【プレミアム】
    月10GBまで
    【パーソナルミニ】
    合計1,000件*まで
     
    【パーソナル】
    【パーソナルプラス】
    制限なし
    自動仕訳
    撮影したレシート
    (スキャナ保存)
    メール添付の請求書
    (電子取引データ)

    *「AI-OCR」で撮影したレシートなどは、パーソナルミニにおいては月5件まで

    紙の書類は本来なら紙のまま保存しますが、電子帳簿保存法の要件をクリアしたシステムなどを使えば、スマホのカメラやスキャナでデータ化して保存しても構いません(スキャナ保存)。上記のシステムなら、誰でも簡単にスキャナ保存が可能です。

    データでやり取りした書類についても、電子帳簿保存法の要件をクリアしたシステムなどで電子保存するのが原則です(電子取引情報の保存)。パソコンにただ保存するだけでは要件をまずクリアできませんが、freeeやマネーフォワードなら問題なく電子保存できます。

    ⑥ 確定申告書類の作成

    freeeとマネーフォワードは、所得税の確定申告書類を簡単に作成できます。以下のように、どちらも作成できる書類は同じで、目立った違いはありません。

    確定申告書類の作成機能 – freee・マネーフォワードの作成画面など

    freee マネーフォワード
    作成画面 確定申告書の作成 - freee 確定申告書の作成 - マネーフォワード
    確定申告書
    第一表第二表
    第三表
    (分離課税用)
    第四表
    (損失申告用)
    第五表
    (修正申告用)
    × ×

    通常の確定申告では、上記のうち第一表・第二表さえ提出できればOKです。freeeとマネーフォワードは、このどちらにも対応しています。

    作成画面のインターフェイスは、freeeのほうが初心者への配慮が行き届いている印象です。マネーフォワードの画面も見やすいですが、ガイド文については比較的簡素なものが多く、初心者には読み解きづらい場合があります。

    ⑦ 電子申告(e-Tax)

    freeeやマネーフォワードで作成した確定申告書類は、e-Taxによりオンライン提出できます(電子申告)。マイナンバーカードの読み取りに対応したiPhoneやAndroidスマホを使って、自宅からでも簡単に申告できます。

    スマホを使った電子申告 – freee・マネーフォワード

    freee マネーフォワード
    操作画面 電子申告の流れ - freeeのスマホアプリ 電子申告の流れ - マネーフォワードのスマホアプリ
    対応OS iOS・Android iOS・Android
    マイナンバーカード 必要 必要
    ICカードリーダー 不要 不要

    スマホ申告に必要なアプリは、無料でダウンロードできます。追加料金もかかりません。iPhone7以降の機種や、最近のAndroidスマホなら大体はスマホ申告に対応しています。

    ちなみに、freeeとマネーフォワードのどちらも、パソコンにICカードリーダーを接続する昔ながらの方法も利用できます。すでにICカードリーダーでの申告に慣れている事業主でも安心です。

    ⑧ 請求書の作成

    freeeとマネーフォワードは、最安プランから請求書を作成可能です。これにより、きれいな請求書をネットで簡単に作成することができます。また、請求書の情報をそのまま会計ソフトに反映できるので、売掛金の記帳漏れや転記ミスの防止などに役立ちます。

    請求書等の作成機能 – freee・マネーフォワード

    freee マネーフォワード
    作成画面 請求書の作成画面(freee会計) 請求書の作成画面(マネーフォワード クラウド請求書)
    料金プラン
    による制限
    枚数 制限なし 制限なし
    作成機能 「スターター」は
    一部制限あり
    「パーソナルミニ」は
    一部制限あり
    郵送代行の料金
    (税込)
    165円/通 【パーソナルミニ】
    220円/通

    【パーソナル】
    【パーソナルプラス】

    198円/通
    主な対応書類
    • 請求書
    • 見積書
    • 納品書
    • 領収書
    • 発注書
    • 請求書
    • 見積書
    • 納品書
    • 領収書
    「郵送代行サービス」とは?
    請求書などを取引先へ郵送する業務を代行してくれるサービス。ユーザーは封筒や切手を用意したり、封入・宛名書き・投函を行ったりする必要がなく、クラウド上の編集画面からボタン一つで郵送代行を依頼できる。なお、PDFファイルをメール添付する場合や、自らプリントアウトして郵送する場合、このサービスは不要。

    freeeの「スターター」プランでは、定期的に自動発行する機能(定期請求)や、複数の見積書・納品書から合算請求書を発行する機能(合算請求)が利用できません。

    マネーフォワードも、最安プランの「パーソナルミニ」では高度な機能が使えません。ただ、「パーソナル」へプラン変更すれば、すべての機能が利用可能となります。差額は月440円なので、それほど負担にはなりません。

    ⑨ スマホアプリ

    freeeとマネーフォワードのスマホアプリを使えば、スマホやタブレットでも記帳できます。移動のスキマ時間などで、ちょこっと帳簿付けするのに便利です。

    【スマホで帳簿付け】アプリの性能比較 – freee・マネーフォワード

    freee マネーフォワード
    ホーム画面 スマホアプリ版のホーム画面 - freee スマホアプリのホーム画面 - マネーフォワード
    対応OS iOS・Android iOS・Android
    帳簿付け
    自動取込の設定
    レシート撮影
    従量課金制
    確定申告書の作成
    スマホから電子申告
    別アプリを併用
    分析レポートの表示

    freeeの場合は、帳簿付け~確定申告まで、ほとんどのことはスマホアプリだけでも行えます。パソコンを普段あまり使っていない事業主でも、スマホ・タブレットから簡単に操作できます。

    マネーフォワードのスマホアプリは、パソコンよりシンプルで使いやすいです。細かな設定にはパソコンが必要ですが、簡単な帳簿付けならスマホアプリでも問題ありませんし、スマホアプリでの確定申告も可能です。

    ⑩ 分析レポート

    帳簿に基づいて、以下のような分析レポートが生成されます。わかりやすく視覚化することで、経営分析や記帳ミスの防止にも役立てることができます。

    分析レポートの比較 – freee・マネーフォワード

    freee マネーフォワード
    分析レポートの画面 - freee 分析レポート画面の例 - マネーフォワード
    【スターター】
    ・損益レポート
    ・現預金レポート

    【スタンダード】
    【プレミアム】
    ・損益レポート
    ・収益レポート
    ・費用レポート
    ・現預金レポート
    ・資金繰りレポート
    ・集計表(ピボット分析)
    【パーソナルミニ】
    ・キャッシュフローレポート

    【パーソナル】
    【パーソナルプラス】
    ・キャッシュフローレポート
    ・収益レポート
    ・費用レポート
    ・得意先レポート
    ・仕入先レポート

    freeeは、マウスやタッチパネルでの操作にも適しています。マネーフォワードは、キーボードを使ったほうがサクサク操作できます。

    ⑪ ユーザーサポート

    ユーザーサポートでは、主にソフトの操作方法・料金などについて質問できます。ただし、サービスに直接関係ない税務相談などは受け付けていないようです。

    マネーフォワードの税理士相談サービス
    2024年1月16日〜3月29日の期間限定で、税理士とチャットできるサービスを実施していた(オペレーターが必要と判断した場合に限る)。チャットを通じて、確定申告(仕訳・記帳、所得税、消費税)に関する税務相談ができるサービス。「マネーフォワード クラウド確定申告」の有料プランを利用中であれば、追加費用なしでこのサービスを利用できた。2025年の実施は未定。

    ユーザーサポートの詳細比較 – freee・マネーフォワード

    freee マネーフォワード
    サービスに関する質問 【スターター】
    メール・チャット

    【スタンダード】
    メール・チャット(優先対応)

    【プレミアム】
    メール・チャット(優先対応)
    電話
    【パーソナルミニ】
    【パーソナル】
    メール・チャット

    【パーソナルプラス】
    メール・チャット・電話
    有人チャット対応 平日
    10:00~12:00
    13:00~18:00
    平日
    10:30~17:00
    電話対応 平日(事前予約制)
    10:00~12:00
    13:00~18:00
    平日
    10:30~17:00
    その他のサポート 【プレミアムのみ】
    税務調査補償
    乗り換え代行
    なし

    freeeとマネーフォワードは、どちらも最安プランからメール・チャットでの質問ができます。freeeのほうが、対応は比較的柔軟です。マネーフォワードは「クラウド確定申告」や「クラウド請求書」などで窓口が異なるため、ちょっとめんどくさいです。

    freeeのプレミアムには、独自のサポートが用意されています。「税務調査補償」では、税理士の立会費用に関して、一定額を補償してくれます。また「乗り換え代行」は、他社から乗り換える際、インポート作業を無料で依頼できます。

    freeeのメリット・デメリット

    「freee会計」は、簿記の知識がなくても使える初心者向けのクラウド会計ソフトです。マネーフォワードと比較すると、下記のようなメリット・デメリットがあります。

    メリット デメリット
    ・簿記の知識がなくても使いやすい
    ・記帳の完全自動化も可能
    ・サポートが充実している
    ・利用料金が少し高い

    freeeは、シンプルでわかりやすいインターフェイスが最大の特徴です。会計初心者でも、帳簿付けから確定申告までスムーズにできるでしょう。先進的な自動化機能も優れているので、うまく使いこなせば経理業務の効率を一気にアップできます。

    「freee会計」がおすすめの個人事業主

    • 初心者でもカンタンに操作できる会計ソフトを探している
    • スマホやタブレットでサクッと記帳したい
    • 帳簿づけの自動化を徹底させ、少しでも記帳の手間を減らしたい

    無料トライアルはこちらfreee会計 公式サイト

    マネーフォワードのメリット・デメリット

    「マネーフォワード クラウド確定申告」は、会計の初心者だけでなく、経験者にも配慮されたクラウド会計ソフトです。freeeと比較すると、主なメリット・デメリットは下表の通りです。

    メリット デメリット
    ・freeeより利用料金が安い
    ・経理経験者でも使いやすい
    ・関連サービスが充実している
    ・サービス体系がわかりにくい
    ・サポート体制が分散している

    マネーフォワードは、freeeとほとんど同等の機能を備えているにも関わらず、利用料金が割安です。また、複数の帳簿付け画面(振替伝票入力・仕訳帳入力など)を簡単に切り替えられるので、初心者だけでなく経理経験者にとっても使いやすいでしょう。

    ただ、マネーフォワードのサービス体系は、初見だとかなりわかりにくいです。サービスごとにできることを把握するまで、少し時間がかかるかもしれません。ヘルプページもサービスごとに異なるため、トラブル発生時に問い合わせ先を探すのも一苦労です。

    「マネーフォワード クラウド確定申告」がおすすめの個人事業主

    • ある程度の会計・簿記の知識を持っている
    • バックオフィス関連の様々な機能を、コストを抑えて導入したい
    • 家計簿アプリ「マネーフォワードME」に興味がある

    無料トライアルはこちらマネーフォワード 公式サイト

    まとめ

    「freee会計」と「マネーフォワード クラウド」の機能・サポート内容などを、料金プランごとにまとめます。

    freeeの機能まとめ – 料金プラン別

    スターター スタンダード プレミアム
    料金
    (税込)
    1,628円/月
    12,936円/年
    2,948円/月
    26,136円/年
    43,780円/年
    帳簿付け
    自動仕訳
    レシート撮影
    月5件まで
    クラウドストレージ
    月5件まで

    月10GBまで

    月10GBまで
    確定申告書の作成
    電子申告(e-Tax)
    請求書の作成
    若干の機能制限あり
    スマホアプリ
    分析レポート
    種類が少ない
    消費税申告 ×
    サポート
    • メール
    • チャット
    • メール(優先対応)
    • チャット(優先対応)
    • メール(優先対応)
    • チャット(優先対応)
    • 電話
    • 税務調査補償
    • 乗り換え代行

    >> freeeの料金プランについて詳しく

    「freee会計」の場合、一般的な個人事業主・フリーランスなら、まずは「スターター」がおすすめです。使っていくうちに機能制限が煩わしくなってきたら、上位プランへ切り替えましょう。

    ただ、他社からの乗り換え時は、乗り換え代行サポートを受けられる「プレミアム」も一考に値します。自力でデータ移行を試してみて、うまくいかなかったら乗り換え代行サポートを検討してみましょう。

    無料トライアルはこちらfreee会計 公式サイト

    マネーフォワードの機能まとめ – 料金プラン別

    パーソナルミニ パーソナル パーソナルプラス
    料金
    (税込)
    1,408円/月
    11,880円/年
    1,848円/月
    16,896円/年
    39,336円/年
    帳簿付け
    自動仕訳
    レシート撮影
    月5件まで

    22円/枚(税込)
    月5枚は無料

    22円/枚(税込)
    月5枚は無料
    クラウドストレージ
    月5件まで
    確定申告書の作成
    電子申告(e-Tax)
    請求書の作成
    若干の機能制限あり
    スマホアプリ
    分析レポート
    種類が少ない
    消費税申告 ×
    サポート
    • メール
    • チャット
    • メール
    • チャット
    • メール
    • チャット
    • 電話

    >> マネーフォワードの料金プランについて詳しく

    「マネーフォワード クラウド」の場合、1人で働く個人事業主・フリーランスならひとまず「パーソナルミニ」がおすすめです。消費税申告書を自動作成できる「パーソナル」も、freeeの同等プランの半額程度で利用可能です。

    ちなみに「パーソナルプラス」は、電話サポートのほかは「パーソナル」と何の違いもありません。電話サポートが必要なければ「パーソナルプラス」は無視してOKです。

    無料トライアルはこちらマネーフォワード 公式サイト

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