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人気のクラウド会計ソフト比較【個人事業主向けのおすすめ3社】

更新日: 2022/09/20
人気のクラウド会計ソフト比較【個人事業主向けのおすすめ3社】

本記事では、個人事業主におすすめのクラウド会計ソフト「弥生」「freee」「マネーフォワード」の違いを、会計初心者にも分かりやすく解説しています。

INDEX

目次

    個人事業主のクラウド会計ソフト【おすすめ3社の比較】

    個人事業主向けに、大手3社(弥生freeeマネーフォワード)のクラウド会計ソフトの重要ポイントを比較します。3社とも機能面で大きな差はなく、帳簿付けから確定申告書類作成までの機能はしっかり備わっています。

    大手3社のクラウド会計ソフト【比較一覧表】

    弥生 freee マネーフォワード
    記帳画面 やよいの青色申告オンラインの取引入力画面 取引の登録(手入力) – freee マネーフォワード クラウド確定申告 取引入力画面
    料金
    (税込)
    白:0円~
    青:8,800円/年~
    12,936円/年~ 10,560円/年~
    対応OS PC
    スマホ
    帳簿付け
    自動仕訳
    確定申告書の作成
    電子申告
    (e-Tax)
    PC
    スマホ ×
    主なサポート
    • メール
    • チャット
    • 電話
    • 業務ヘルプデスク
    • メール
    • チャット
    • 電話
    • 税務調査補償
    • メール
    • チャット
    • 電話
    弥生 freee マネーフォワード

    「弥生」は、白色申告用と青色申告用のソフトを別々に提供しています(機能面で共通する部分が多いので、本記事ではまとめて説明します)。「freee」と「マネーフォワード」のソフトは、白色申告と青色申告の両方に対応しています。

    ここからは、料金や機能などの重要ポイントにフォーカスして、3社の対応状況をより細かく解説していきます。

    ① 料金プラン

    3社とも、全てのプランで「帳簿付け~確定申告」の基本的な機能を利用できます。プランごとの主な違いはユーザーサポートの内容で、上位プランのほうが手厚いサポートを受けられます。

    料金プランの違い【個人事業主のクラウド会計ソフト】

    弥生 freee マネーフォワード
    白色申告 青色申告
    フリープラン
    0円/年
    ずっと無料

    ベーシックプラン
    8,800円/年
    初年度半額

    トータルプラン
    15,400円/年
    初年度半額
    セルフプラン
    8,800円/年
    初年度無料

    ベーシックプラン
    13,200円/年
    初年度半額

    トータルプラン
    22,000円/年
    初年度半額
    スターター
    12,936円/年

    スタンダード
    26,136円/年
     
    プレミアム
    43,780円/年
    パーソナルミニ
    10,560円/年

    パーソナル
    12,936円/年

    パーソナルプラス
    39,336円/年

    freeeとマネーフォワードは月払いも可
    各料金は税込み表記

    弥生・freeeの料金改定について
    弥生は、2022年10月から「有料プランの年額料金」が数千円ほど値上げされる(白色のフリープランは無料のまま)。freeeは、2022年12月から「全プランの月額料金」が300円ほど値上げされる(年額契約の場合は影響なし)。
    >> 弥生・freeeの価格改定について詳しく

    弥生

    • 白色申告の「フリープラン」と青色申告の「セルフプラン」はサポートなし
    • 「ベーシックプラン」からは、メール・チャット・電話のサポートが利用できる
    • 「トータルプラン」なら、帳簿付けや確定申告に関する業務相談も可能

    >> 弥生の料金プランについて詳しく

    freee

    • メールとチャットのサポートは、全プランで受けられる
    • 最上位の「プレミアム」なら、電話サポートや「税務調査補償」もあり
    • 消費税申告の機能が使えるのは「スタンダード」から(課税事業者向け)

    >> freeeの料金プランについて詳しく

    マネーフォワード

    • メールとチャットのサポートは、全プランで受けられる
    • 最上位の「パーソナルプラス」なら、電話サポートも利用できる
    • 消費税申告の機能が使えるのは「パーソナル」から(課税事業者向け)

    >> マネーフォワードの料金プランについて詳しく

    ② 帳簿付け

    3社とも、取引の「日付・金額・勘定科目」などを入力するだけでパパっと帳簿付けができます。機能面はほとんど変わらないので、インターフェイスが自分の好みに合っているかを重視してもよいでしょう。

    インターフェイスの違い【個人事業主のクラウド会計ソフト】

    弥生 freee マネーフォワード
    手入力で
    記帳
    やよいの青色申告オンラインの取引入力画面 取引の登録(手入力) – freee マネーフォワード クラウド確定申告 取引入力画面
    自動取込で
    記帳
    スマート取引取込 - やよいの青色申告 オンライン freee 自動入力による帳簿づけ画面 マネーフォワード クラウド確定申告 自動仕訳画面

    自動取込(自動仕訳)は、クラウド会計ソフトに特徴的な機能の1つです。会計ソフトを銀行口座やクレジットカードと連携すると、ソフトが取引明細を自動で取得して、勘定科目などを提案してくれます。

    弥生

    • 手入力の記帳画面はかなりシンプルで、初心者でも入力内容に迷わない
    • 中級者向けに、仕訳形式での入力画面も用意されている(青色申告のみ)
    • 自動取込の画面は見やすいが、細かな修正がある場合は少し手間がかかる

    freee

    • シンプルな入力フォームと「詳細登録」のフォームをワンタッチで切り替えられる
    • 仕訳形式でプレビューできるので、会計知識がある人も分かりやすい
    • 自動仕訳のルールを細かく設定できるので、高い精度で記帳を自動化できる

    マネーフォワード

    • ヘルプなどの表示は少ないが、そのぶん操作画面がスッキリしている
    • 中級者向けに「振替伝票入力」や「仕訳帳入力」の画面も用意されている
    • 自動仕訳のルールを細かく設定できるので、高い精度で記帳を自動化できる

    ③ 確定申告書類の作成

    日頃から会計ソフトで帳簿付けをしていれば、記帳内容が自動で集計されるので、確定申告書類の作成は非常に簡単です。

    3社とも、所得税の確定申告書類にはバッチリ対応しています。消費税の確定申告への対応はまちまちですが、そもそも「免税事業者」は消費税の確定申告を行いません。ひとつの目安として、年間売上が1,000万円を超えたことがない個人事業主は免税事業者です。

    確定申告機能の違い【個人事業主のクラウド会計ソフト】

    弥生 freee マネーフォワード
    作成画面 確定申告書の作成 - やよいの青色申告 オンライン 確定申告書類の作成(freee会計) 確定申告書類の作成(マネーフォワードクラウド確定申告)
    決算書
    (収支内訳書・青色決算書)
    所得税の確定申告書
    (確定申告書B)
    消費税の確定申告書*
    「スタンダード」以上

    「パーソナル」以上

    *消費税の確定申告が必要なのは「課税事業者」だけ

    弥生

    • 確定申告に必要なステップがひと目で確認できる
    • 入力項目ごとに詳しい解説が付くので、初心者でもわかりやすい
    • 全プランで、消費税の確定申告書類も作成できる

    freee

    • 専門用語が少なく、質問に「○×」で答えていく形式で書類を作成できる
    • ヘルプページへのリンクがたくさん配置されている
    • 最安プランの「スターター」だと、消費税の確定申告書類は作れない

    マネーフォワード

    • 画面上の解説が少ないぶん、入力画面がスッキリしている
    • 申告書のプレビューを常に参照できるので、紙での作成に慣れた人でも使いやすい
    • 最安プランの「パーソナルミニ」だと、消費税の確定申告書類は作れない

    ④ 電子申告

    大手3社のクラウド会計ソフトなら、作成した確定申告書類を、ソフトからネットでそのまま提出できます(電子申告)。国税庁の「e-Taxソフト」などを使わなくても電子申告が可能です。ただ、細かな対応状況には下表のとおりバラつきがあります。

    電子申告(e-Tax)の対応状況を比較

    弥生 freee マネーフォワード
    PCからの
    電子申告

    e-Taxソフトを使う
    スマホからの
    電子申告
    ×

    >> 3社のe-Tax対応を詳しく比較!

    弥生

    • パソコンからならスムーズに電子申告が可能
    • 独自の電子申告ツール「確定申告e-Taxモジュール/オンライン」を使う
    • スマホからの電子申告には未対応

    freee

    • 3社の中では、電子申告への対応が最も進んでいる
    • パソコンとスマホのどちらでもスムーズに電子申告ができる
    • 独自の電子申告ツール「freee電子申告アプリ」を使う(PC版 or スマホ版)

    マネーフォワード

    • スマホからならスムーズに電子申告が可能
    • 「マネーフォワード クラウド確定申告」のスマホアプリを使う
    • PCから電子申告するには「e-Taxソフト(WEB版)」を併用する必要がある

    クラウド会計ソフトの比較まとめ

    「売上や経費の帳簿付け」「確定申告書類の作成」という個人事業主にとって重要な機能は、3社どの会計ソフトにも備わっています。その上で、比較ポイントは「操作画面の好み」「料金」「電子申告の対応状況」「サポート内容」といったところになるでしょう。

    大手3社のクラウド会計ソフト【比較一覧表】

    弥生 freee マネーフォワード
    記帳画面 やよいの青色申告オンラインの取引入力画面 取引の登録(手入力) – freee マネーフォワード クラウド確定申告 取引入力画面
    料金
    (税込)
    白:0円~
    青:8,800円/年~
    12,936円/年~ 10,560円/年~
    対応OS PC
    スマホ
    帳簿付け
    自動仕訳
    確定申告書の作成
    電子申告
    (e-Tax)
    PC
    スマホ ×
    主なサポート
    • メール
    • チャット
    • 電話
    • 業務ヘルプデスク
    • メール
    • チャット
    • 電話
    • 税務調査補償
    • メール
    • チャット
    • 電話
    弥生 freee マネーフォワード

    >> 大手3社のさらに詳しい比較記事はコチラ

    弥生のおすすめポイント

    • 利用料金が3社のなかで最も安い
    • さらに初年度は料金が無料 or 半額になるキャンペーンを実施中
    • 最上位のプランなら、帳簿付けや確定申告に関する業務相談もできる

    freeeのおすすめポイント

    • 帳簿付けの自動化(自動仕訳)の機能が進んでいる
    • パソコンとスマホの両方から、スムーズに電子申告ができる
    • 最上位プランには「税務調査補償」というユニークなサービスが付いている

    マネーフォワードのおすすめポイント

    • 弥生・freeeよりも、やや中級者向けのスッキリしたインターフェイス
    • 複数の取引入力画面(全4種類)があり、状況に応じて使い分けられる
    • 追加料金なしで、勤怠管理や給与計算などのクラウドソフトも利用できる

    3社とも、1~2ヶ月は無料でトライアルができます。トライアル期間の終了後も、自動的に課金されることはありません。気になるソフトがあったら、実際に操作感を試してみるとよいでしょう。

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