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JDLの会計ソフトってどうなの?ラインナップを整理して詳しく比較

更新日: 2024/02/27 PR
JDLの会計ソフトってどうなの?ラインナップを整理して詳しく比較

JDLの会計ソフト「JDL IBEX」のラインナップを、一覧表でわかりやすく解説します。料金・機能・インボイス対応など、気になるポイントをまとめました。他社のクラウド会計ソフトとの比較表もあるので、選ぶ際の参考にしてみてください。

INDEX

目次

    JDLの会計ソフトとは?

    JDLの会計ソフト「IBEXシリーズ」はラインナップが豊富です。自社の規模などに応じて適切なソフトを選ぶ必要があります。基本的にWindowsのパソコンが必須なので、Macユーザーは他社のクラウド会計ソフトなどを検討しましょう。

    JDL「IBEXシリーズ」のラインナップ

    ネット版 パッケージ版
    JDL IBEXのラインナップ(ネット版) JDL IBEXのラインナップ(パッケージ 版)
    どれもパソコンなどにインストールする必要がある

    JDLの会計ソフトは「ネット版」と「パッケージ版」に大別されます。ここでいう「ネット版」とは、簡単にいうと「インターネットを通じてソフトをダウンロードする」という意味ですfreeeマネーフォワードなどの「クラウド会計ソフト」とは全く異なります(詳細は後述)。

    JDLの会計ソフト「IBEXシリーズ」の特長

    • ラインナップが豊富
    • 無料から利用できる
    • 税理士との連携がしやすい

    JDLの会計ソフトは、とくに税理士・会計事務所との連携しやすさに定評があり、会計事務所との連携を前提としたソフトも存在します。もし顧問税理士をつける予定があれば、IBEXシリーズの導入を検討してみる価値はあります。

    一方、会計の初心者が一人で使うには、ちょっとハードルが高いかもしれません。「できるだけシンプルに帳簿付けと確定申告をしたい」という個人事業主やフリーランスには、弥生・freee・マネーフォワードのクラウド会計ソフトが適しています。
    弥生・freee・マネーフォワードのクラウド会計ソフトを比較【個人事業主】

    JDLの会計ソフトの種類【比較一覧表】

    JDLの会計ソフト「IBEXシリーズ」を一覧表で詳しく比較します。まずは「ネット版」と「パッケージ版」の違いをざっくり整理しておきます。

    JDLの会計ソフト -「ネット版」と「パッケージ版」の違い

    ネット版 パッケージ版
    支払い方法 サブスク形式 買い切り形式
    インストール方法 メールの案内に従って
    ダウンロードする
    CDでインストールする
    機能の違い 主な機能は同じだが
    一部の機能が使えない
    すべての機能が使える
    利用方法 パソコンなどにインストールして使う
    (オフラインでも利用可能)
    データ保存 ローカル保存
    (パソコンのハードディスクなど)

    「ネット版」はサブスク料金で、つねに最新バージョンを利用できます。基本的にはネット版のほうがパッケージ版よりも安いです。ただし、「パッケージ版」でしか利用できない機能もあるので、事前に確認しておきましょう。

    ネット版製品の比較

    JDLのネット版会計ソフト(全6種類)を一覧表にまとめました。このなかで、帳簿付けに使える会計ソフトは、主に「IBEX出納帳Major」「IBEX出納帳net」「IBEX会計net」の3種類です。

    料金
    (税込)
    動作環境 機能・特徴
    JDL IBEX出納帳MajorIBEX出納帳
    Major
    無料
    個人事業主
    法人
    パソコン
    (Windows)
    ・複式簿記、自動仕訳あり
    ・部門管理ができない
    ・エクセル出力できない
    JDL IBEX出納帳netIBEX出納帳
    net
    979円/月
    個人事業主
    法人
    パソコン
    (Windows)
    ・複式簿記、自動仕訳あり
    ・部門管理あり
    ・エクセル出力あり(オプション料金)
    JDL IBEX会計netIBEX会計
    net
    3,971/月
    法人
    パソコン
    (Windows)
    ・中規模以上の企業向けの高性能版
    ・大量のデータ処理、仕訳ができる
    ・経営管理にも使える
    JDL IBEX給与net2IBEX給与
    net2
    1,474/月
    個人事業主
    法人
    パソコン
    (Windows)
    ・いわゆる会計ソフトではない
    ・従業員の給与計算ソフト
    ・給料明細書や賃金台帳の作成
    JDL IBEX BookKeeperIBEX
    BookKeeper
    要問合せ
    個人事業主
    法人
    パソコン
    (Windows)
    ・会計事務所を通じてのみ導入可能
    ・会計事務所との連携機能あり
    ・サポートも会計事務所で受ける
    JDL IBEX BookKeeper mobileIBEX
    BookKeeper
    mobile
    1,800円
    個人事業主
    法人
    iPad ・会計事務所との連携がしやすい
    ・iPad専用(スマホでは使えない)
    ・他の製品からデータ移行できない

    ※2023年10月~インボイス対応のため価格改定(上記は改定後の料金)

    小規模な個人事業主や法人の帳簿付けに関しては、無料の「IBEX出納帳Major」でも十分対応できます。ただし、IBEXシリーズのネット版製品では、所得税の確定申告書を作成できません(有料の「出納帳net」でも不可)。

    税理士に頼らず自力で確定申告したい個人事業主には、弥生・freee・マネーフォワードのクラウド会計ソフトがおすすめです。会計ソフトと確定申告ソフトが一体になっており、永年無料で利用できるものもあります。

    パッケージ版製品の比較

    JDLのパッケージ版会計ソフト(全5種類)を一覧表にまとめました。このなかで、帳簿付けに使える会計ソフトは、主に「IBEX出納帳」「IBEX会計」「IBEX財務」の3種類です。

    料金
    (税込)
    動作環境 特徴
    JDL IBEX出納帳IBEX出納帳 86,900円
    個人事業主
    法人
    パソコン
    (Windows)
    ・複式簿記、自動仕訳あり
    ・部門管理あり
    ・固定資産管理(減価償却計算)に対応
    JDL IBEX会計IBEX会計 206,800円
    法人
    パソコン
    (Windows)
    ・本社と支社間でのデータ共有
    ・部門管理あり
    ・固定資産管理(減価償却計算)に対応
    JDL IBEX財務IBEX財務 319,000円
    法人
    パソコン
    (Windows)
    ・税効果会計や時価会計に対応
    ・企業グループの連結決算に対応
    ・オプションで機能追加できる
    JDL IBEX原価管理・工事台帳IBEX原価管理・工事台帳 41,800円
    個人事業主
    法人
    パソコン
    (Windows)
    ・原価明細表や工事台帳の作成
    ・プロジェクト別や工事別での原価管理
    ・会計ソフトと連携可能
    JDL IBEX給与IIIBEX給与Ⅱ 41,800円
    個人事業主
    法人
    パソコン
    (Windows)
    ・いわゆる会計ソフトではない
    ・従業員の給与計算ソフト
    ・給料明細書や賃金台帳の作成

    ※2023年10月~インボイス対応のため価格改定(上記は改定後の料金)

    パッケージ版の会計ソフトは、ネット版よりも機能が充実しています。たとえば「IBEX出納帳」は、個人事業の確定申告で提出する「収支内訳書」や「青色申告決算書」の作成もできます(ただし確定申告書の作成機能はない)。

    しかし、JDLのパッケージ版はけっこう値が張るので、他社ソフトも含めてよく比較検討したほうがよいです。弥生のインストール型ソフトなら2万円前後で購入できて、帳簿付けから個人事業主の確定申告まで1つのソフトで完結できます。

    JDLの会計ソフトのメリットとデメリット

    JDLの会計ソフトについて、主なメリット・デメリットを紹介します。ざっくりいうと、顧問税理士をつけるならメリットを活かしやすいソフトです。逆に、自力で確定申告したい個人事業主などにはあまり適していません。

    JDLの会計ソフトのメリット

    • 会計事務所や税理士事務所との連携がしやすい
    • ネット版は安く利用できる(無料~)

    JDLに対応した会計事務所とのコミュニケーションがスムーズです。専用ツールを使って、データの受け渡しが簡単にできます。また、顧問税理士に税務をサポートしてもらう前提なら、税務関連の機能が弱いネット版でも問題ありません。

    JDKの会計ソフトのデメリット

    • インストールしないと使えない
    • パッケージ版の価格が高い
    • 確定申告書を作成する機能がない

    JDLの会計ソフトは、基本的にWindowsのパソコンにインストールしないと動作しません。また、税理士をつけていない個人事業主にとって、確定申告書を作れないのは非常に大きなデメリットになりえます。

    以上のメリット・デメリットを踏まえて、他社の会計ソフトと比較しながら、どのソフトが自社に合っているかしっかり検討しましょう。

    他社のおすすめ会計ソフト – JDLと比較してみた!

    会計ソフトを導入する際は、複数のメーカーを比較して最適なソフトを選ぶ必要があります。会計の初心者であれば、使い方がわかりやすく、サポート体制もしっかりしている「弥生・freee・マネーフォワード」のクラウド会計ソフトをおすすめします。

    個人事業主と法人企業では、予算感や必要な機能などが異なるので、それぞれ順番に比較していきます。

    【個人事業主向け】弥生・freee・マネーフォワード・JDLの比較一覧表

    やよいの青色申告
    オンライン
    freee会計 マネーフォワード
    クラウド
    IBEX出納帳
    net
    料金 9,680円/年~ 12,936円/年~ 10,560円/年~ 11,748円/年
    動作環境 Win・Mac
    パソコン・スマホ
    Win・Mac
    パソコン・スマホ
    Win・Mac
    パソコン・スマホ
    Win
    パソコン
    インストール 不要 不要 不要 必要
    部門管理 × 上位プランのみ 上位プランのみ
    自動仕訳
    電子帳簿保存 オプション
    1,430円/年
    確定申告 ×
    請求書発行 ×
    インボイス対応
    給与管理 × × ×
    ユーザーサポート
    (電話対応など)
    プラン料金に含む プラン料金に含む プラン料金に含む 有償
    弥生 freee マネーフォワード JDL

    個人事業主の場合は、帳簿付けと確定申告の機能をどちらも備えたソフトを選んだほうがよいです。JDLの会計ソフトには、確定申告書を作成する機能がないので、基本的には他社ソフトをおすすめします。

    【中小法人向け】弥生・freee・マネーフォワード・JDLの比較一覧表

    弥生会計
    オンライン
    freee会計 マネーフォワード
    クラウド
    IBEX会計
    net
    料金 30,580円/年~ 26,136円/年~ 39,336円/年~ 47,652円/年
    動作環境 Win・Mac
    パソコン・スマホ
    Win・Mac
    パソコン・スマホ
    Win・Mac
    パソコン・スマホ
    Win
    パソコン
    インストール 不要 不要 不要 必要
    部門管理 × 上位プランのみ
    自動仕訳
    電子帳簿保存
    請求書発行 ×
    インボイス対応
    給与管理 × × ×
    税理士連携 データ共有 データ共有 データ共有 データ共有
    ビデオ通話ツール
    ユーザーサポート
    (電話対応など)
    プラン料金に含む プラン料金に含む プラン料金に含む 有償
    弥生 freee マネーフォワード JDL
    2024年7月1日から、freee法人プランの料金が改定され、事実上の値上げとなる。基本プランは、旧「ベーシック:税込5,808円/月」→新「スターター:税込8,008円/月」となり、機能が一部制限される。

    法人企業の場合は、税理士をつけるのが一般的です。上記のソフトなら、どれを選んでも問題なく税理士とデータ共有できます。JDLは1968年の創業以来、長らく会計事務所向けの製品に力を入れてきたこともあり、専門家からは一定の評価を集めています。

    ただ、JDLの会計ソフトは操作に少しクセがあるので、会計初心者は大手3社「弥生・freee・マネーフォワード」のクラウド会計ソフトを選んだほうが無難です。クラウド型ならインストール不要で、契約したその日からすぐに使い始められます。

    まとめ

    JDLの会計ソフト「IBEXシリーズ」はラインナップが豊富で、業種や規模に応じて最適なソフトが異なります。また、初心者にとって扱いづらい面もあるので、他社ソフトも視野に入れつつ、よく検討したほうがよいです。

    JDLの会計ソフト – メリット・デメリット

    メリット デメリット
    • 会計事務所と連携しやすい
    • ネット版は安く利用できる
    • インストールが必要(Windowsのみ)
    • パッケージ版の価格が高い
    • 確定申告書を作れない

    自力で確定申告書を作りたい個人事業主は、JDLの会計ソフトは避けたほうが無難です。また、MacユーザーはそもそもJDLのソフトを使えません。ソフトの設定や操作にクセがあるため、パソコンの扱いが苦手な人も、他社ソフトを選んだほうがよいでしょう。

    弥生・freee・マネーフォワード・JDLの特徴

    弥生 このなかでは最も費用が抑えやすい。機能はやや少なめ。
    freee 最先端の機能を備えており、請求~会計業務を一元化できる。
    マネーフォワード 会計・請求・給与など、バックオフィス機能が幅広く使える。
    JDL 税理士と連携しやすい。操作にクセがあり扱いづらい。

    税理士をつける際にJDLをおすすめされたら、素直に従っておけばOKです。しかし、それ以外のケースで、税理士をつけずに自力で記帳する場合などは、弥生・freee・マネーフォワードのクラウド会計ソフトがおすすめです。

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