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スマホアプリで使える会計ソフト【比較一覧】個人事業主におすすめの帳簿アプリ

更新日: 2024/07/03 PR
スマホアプリで使える会計ソフト【比較一覧】個人事業主におすすめの帳簿アプリ

iPhoneやAndroidで使えるおすすめ会計ソフトを一覧表で比較します。個人事業主・フリーランスの帳簿付けや確定申告をサポートしてくれるスマホアプリです。どれも基本的には無料でダウンロードでき、なかには完全無料で利用できるものもあります。

INDEX

目次

    【比較一覧】スマホアプリで使える会計ソフト

    初めて確定申告をする個人事業主・フリーランスには、帳簿付けだけでなく、確定申告書の作成までしっかりサポートしてくれるアプリがおすすめです。e-Taxに対応していれば、作成した申告書をそのままオンライン提出できます。

    操作画面 アプリの主な機能 料金(税込)
    freee 会計 スマホアプリ版のホーム画面 - freee
    • 帳簿付け
    • レシートのアップロード
    • 確定申告書の作成
    • 確定申告書の提出(e-Tax)
    12,936円/年~

    クラウド確定申告
    スマホアプリのホーム画面 - マネーフォワード
    • 帳簿付け
    • レシートのアップロード
    • 確定申告書の作成
    • 確定申告書の提出(e-Tax)
    11,880円/年~
    弥生 申告 ホーム画面 ‐ 弥生申告(スマホアプリ)
    • 帳簿付け
    • レシートのアップロード

    ※ PCブラウザで利用すれば、確定申告書の作成・提出も可能

    無料~
    スマホ会計 FinFin 操作画面 - スマホ会計FinFin
    • 帳簿付け
    • レシートのアップロード
    • 確定申告書の作成
    • 確定申告書の提出(e-Tax)
    5,600円/年
    CalQShare 操作画面 - CalQShare
    • 帳簿付け(単式簿記のみ)
    • 確定申告書の作成
    無料
    taxnote 操作画面 - Taxnote
    • 帳簿付け
    無料~
    快速仕訳
    (Android専用)
    操作画面 - 快速仕訳
    • 帳簿付け
    無料~
    白色申告帳 操作画面 - 白色申告帳
    • 帳簿付け
    無料~
    青色申告帳 操作画面 - 青色申告帳
    • 帳簿付け
    無料~
    Kaikei Lite 操作画面 - Kaikei Lite
    • 帳簿付け
    無料~
    Kaikei 操作画面 - Kaikei
    • 帳簿付け
    2,800円/年~
    Tax Assist 操作画面 - Tax Assist
    • 帳簿付け
    無料~
    操作画面 アプリの主な機能 料金(税込)

    無料で使えるスマホアプリのほとんどは、帳簿付けと簡単な集計ぐらいしかできません。確定申告書の作成・提出まで手軽に済ませたい個人事業主は、大手3社の「弥生freeeマネーフォワード」のいずれかを選ぶとよいです。

    大手3社の会計ソフトは、スマホアプリだけでなく、ChromeやSafariなどのウェブブラウザからも帳簿にアクセスできます。アプリとブラウザのどちらで操作しても、入力したデータは自動的に同期・バックアップされます。

    スマホアプリならではの特徴

    スマホ特有の利点としては、持ち運びが容易な点や、通信方法が多彩である点、カメラが搭載されている点などが挙げられます。会計用のスマホアプリにも、こうしたスマホの特長が活かされています。

    1. 導入しやすく、操作が簡単
    2. スマホ1台でどこからでも経理作業ができる
    3. レシートを撮影してアップロードできる

    ① 導入しやすく、操作が簡単

    会計用のスマホアプリは、App StoreやGoogle Playからアプリをダウンロードするだけで準備が完了します。使い慣れたスマホで、直感的に帳簿付けができます。経理経験のない初心者でも、スマホの操作さえできれば誰でも簡単に扱えます。

    ② スマホ1台でどこからでも経理作業ができる

    会計用のスマホアプリなら、スマホがあればいつでもどこでも帳簿付けできます。電車移動などのスキマ時間を有効活用し、面倒な記帳作業を効率よく片付けましょう。とくにfreeeかマネーフォワードなら、帳簿付け〜確定申告書類の提出までスマホ1つで完結できます。

    ③ レシートを撮影してアップロードできる

    カメラ機能付きのアプリなら、経費のレシートなどを読み取って、日付や金額などを自動で帳簿に反映してくれます。さらに、大手3社「弥生freeeマネーフォワード」の場合は、画像データを適切な形式でクラウドにアップロードできるので、紙のレシートは捨ててもOKです。

    PC向けの会計ソフト(Web版)とも連携や同期が可能!

    弥生freeeマネーフォワードのクラウド会計ソフトなら、パソコンとスマホの両方に対応しています。パソコンでは、Chromeなどのブラウザで動作する「Web版」を使います。一方、スマホでは、基本的に「アプリ版」をダウンロードして使います。

    スマホやパソコンで入力したデータは自動で同期される

    Web版とアプリ版のデータは、常に同期されているので、どちらで操作してもOKです。アプリ版のほうが機能は少なめですが、取り回しは抜群です。出先でちょっとした経費を記帳したいときなど、アプリはかなり重宝します。

    データのバックアップもかんたん!

    大手3社のクラウド会計ソフトなら、安全にデータ管理できます。データを入力したらすぐにクラウド上に保存され、データ喪失が起きないよう、何重もの対策が施されます。自分のハードディスクにそのまま保存するよりは、高い安全性が期待できるでしょう。

    もちろん、必要に応じてデータをPDFやCSVで書き出すことも可能です。定期的にローカル保存してバックアップを取らないと不安だ、という方でも安心して扱えます。

    スマホアプリを選ぶ際のポイントは?

    スマホアプリを選ぶ際は、以下のポイントを押さえましょう。「そんなの自分で検証する暇なんてないよ」という人は、弥生freeeマネーフォワードのどれかを選んでおけば、これらのポイントはだいたい押さえられます。

    1. 対応OS(iOS or Android)
    2. 画面のわかりやすさや操作感
    3. 帳簿付け機能
    4. 確定申告書類の作成と提出(電子申告)
    5. 料金・コストパフォーマンス

    ① 対応OS(iOS or Android)

    いまのところ、多くの会計アプリはiOS(iPhone)とAndroidのどちらにも対応しているようです。まれに、片方にしか対応していない場合もあるので、まずは対応OSを確認しましょう。

    ② 画面のわかりやすさや操作感

    操作画面の印象も重要です。何度も起動するアプリなので、ストレスのないものを選びましょう。どのソフトも大抵はトライアル機能やお試し期間があるので、気になるアプリをダウンロードして実際に触ってみるのもおすすめです。

    ③ 帳簿付け機能

    帳簿の手入力がしやすいアプリや、自動入力に対応したアプリを選びましょう。自動入力は、口座連携による「自動仕訳」と、スマホカメラを用いた「レシート撮影」の2種類に大別できます。弥生freeeマネーフォワードなら、どちらの自動入力にも対応可能です(詳細は後述)。

    ④ 確定申告書類の作成&提出機能(e-Tax)

    確定申告書類をアプリで作成して、そのままオンラインで提出できれば、場所に縛られずいつでも簡単に確定申告ができます。freeeやマネーフォワードのアプリなら、e-Taxに対応しているので、オンラインで電子申告までスマホで完結できます。

    ⑤ 料金・コストパフォーマンス

    料金と機能のバランスを見て、自分に合ったアプリを選びましょう。弥生freeeマネーフォワードなら、パソコン向けの「Web版」とスマホ向けの「アプリ版」が両方とも使えます。このような高機能な会計ソフトなら、大幅な業務効率化も期待できます。

    【大手3社を比較】スマホアプリでも弥生・freee・マネーフォワードの人気は高い

    クラウド会計ソフトはSafariやChromeなどのウェブブラウザからログインして使うのが基本ですが、下記の大手3社はスマホ用のアプリも提供しています。

    弥生 freee マネーフォワード
    ホーム画面 ホーム画面 ‐ 弥生申告(スマホアプリ) スマホアプリ版のホーム画面 - freee スマホアプリのホーム画面 - マネーフォワード
    対応OS iOS・Android
    取引の入力
    自動仕訳機能の操作
    レシート撮影・登録機能 別アプリを使用 別アプリを使用
    レポートの
    表示
    申告書類の
    作成
    電子申告
    アプリ名称 『弥生 申告』アプリ 会計アプリfreee マネーフォワード
    クラウド確定申告

    ※弥生の画像は「やよいの青色申告 オンライン」のもの

    上表のとおり、スマホアプリでできることの数では、freeeが一歩リードしています。逆に弥生は、スマホアプリの用途を大胆にしぼっているようです。アプリに対応していない基本機能については、Web版から実行することになります。

    これらのスマホアプリを使用するには、パソコンで操作する際と同じように、登録済みのメールアドレス・パスワードでログインする必要があります。すでにアカウントを取得していれば、新たに作成する必要はありません。

    ① 取引の入力

    まずはスマホアプリのメインともいえる、取引の入力機能から比較していきます。「画面が見やすく直感的に操作できるか?」や「タップ回数や画面遷移はちょうどよいか?」などの観点で比べるとよいです。

    【弥生】取引入力の流れ

    ホーム画面 ‐ 弥生申告(スマホアプリ)

    弥生のスマホアプリを開くと、すぐに取引入力ができます。1つの画面ですべての入力が完結するので、迷うことはほぼないでしょう。ただ、「減価償却」などのちょっとややこしい取引に関しては、アプリでは対応していません。

    【freee】取引入力の流れ

    取引入力の流れ - freeeスマホアプリ

    freeeの場合、ひとつの画面ですべての情報を入力していきます。Web版同様、「取引先」「品目」「部門」など、細かい情報も登録可能です。画面もスッキリとしていて見やすいです。

    【マネーフォワード】取引入力の流れ

    「かんたん入力」の場合 「振替伝票入力」の場合
    取引入力「かんたん入力」 - マネーフォワードスマホアプリ 「振替伝票入力」 - マネーフォワードスマホアプリ

    マネーフォワードには「かんたん入力」と「振替伝票入力」の2種類の入力方法が設けられています。どちらも、細かい情報まで登録できます。「かんたん入力」は弥生と似ており、複式簿記の知識がなくても操作できるようデザインされています。

    ② 自動仕訳機能の操作

    クラウド会計ソフトにかかせない自動仕訳の機能ですが、freeeとマネーフォワードなら、スマホアプリからでも登録や設定の操作ができます。弥生は、スマホアプリでは操作できませんが、もちろんWeb版からであれば可能です。

    弥生 freee マネーフォワード
    なし 自動仕訳機能 - freeeスマホアプリ 自動仕訳機能 - マネーフォワードスマホアプリ
    自動仕訳機能とは
    銀行口座・クレジットカード・電子マネーなどを登録することで、明細データを自動で読み込み、科目などを振り分けてくれる機能。クラウド型の会計ソフトには、基本的にこの機能が備わっている

    freeeでは、金融機関の設定だけでなく、明細の確認も可能です。さらに、Web版同様「自動登録・推測ルール」もスマホアプリから操作できます。この機能を活用すれば、日々の帳簿づけの手間がグッとラクになります。

    マネーフォワードでも、登録した金融機関ごとに明細を閲覧できます。自動仕訳が反映されなかったものについても、手動で科目や摘要などを登録・修正できます。

    ③ レシート撮影・登録機能

    レシートをスマホで撮影して、取引日や金額などのデータを自動で取り込んでくれる機能です。現金取引のように、口座連携で自動取得できない取引については、この機能を活用するのがおすすめです。

    弥生 freee マネーフォワード
    会計ソフトのレシート撮影・OCR(文字認識)機能 - 弥生 会計ソフトのレシート撮影・OCR(文字認識)機能 - freee 会計ソフトのレシート撮影・OCR(文字認識)機能 - マネーフォワード
    枚数制限なし
    追加費用なし
    スターター:月5枚まで
    上位プラン:月10GBまで
    追加費用なし
    税込22円/枚
    ※月5枚まで無料

    弥生の場合は、「弥生 レシート取込アプリ」という、レシート撮影用のアプリを別途インストールする必要があります(無料)。取り込んだ金額なども、このアプリで確認できます。ただし、このデータを帳簿に登録するには、パソコンから操作しないといけません。

    freeeのアプリでは、かなり快適にレシートから情報を取り込めます。撮影した画像は「ファイルボックス」という場所にアップロードされますが、最安値のスタータープランだとデータの登録件数に上限があり、月々最大5件とされています。5件以上のレシートを登録したい場合、過去のデータを削除しなくてはなりません。

    マネーフォワードのアプリでは、「AI‐OCR」という機能でレシートを撮影するのがおすすめです。ただ、従量課金に抵抗を感じる方は、「クラウド経費」や「マネーフォワードME」を併用する方法をおすすめします。この方法なら追加費用なしで、レシート撮影が可能です。

    ④ グラフレポートの表示

    freeeとマネーフォワードでは、スマホアプリからでもグラフレポートを確認できます。ただ、どちらもWeb版と比べると機能が制限されています。弥生のアプリには、レポートの表示機能はありません。

    弥生 freee マネーフォワード
    なし グラフレポート - freeeスマホアプリ グラフレポート - マネーフォワードスマホアプリ

    freeeでは「損益レポート」を閲覧できます。そのほかのグラフレポート(入金管理レポートや資金繰りレポート)は閲覧時にブラウザへ自動遷移してしまうものの、表示はできます。スマホを横にすればかろうじて全体が表示されるほどで、見やすくはありません。

    マネーフォワードは、「口座残高」や「損益分析」などのグラフレポートを表示できます。画面に表示される科目をタップすれば、科目ごとのレポートも確認できるので便利です。

    ⑤ 申告書類の作成

    freeeとマネーフォワードなら、確定申告の提出書類をスマホアプリからでも作成できます。弥生のスマホアプリには、書類の作成機能は搭載されていません。とはいえ、ブラウザからであればもちろん作成できます。

    弥生 freee マネーフォワード
    なし 申告書類の作成 - freeeスマホアプリ 申告書類の作成 - マネーフォワードスマホアプリ

    freeeとマネーフォワードのスマホアプリでは、作成した申告書類で、そのまま電子申告を行うことができます。もしくは、印刷して提出するために、PDF形式で出力することも可能です。

    ちなみに、freeeのスマホアプリでは「請求書」「納品書」「見積書」も作成できます。作成した書類は、メールによる送信が可能です。メールでの書類の表示方法は「WEB上で確認できるリンク」と「PDFの添付」の2種類から選べます。

    請求書の作成

    作成画面 プレビュー画面
    請求書の作成 - freeeスマホアプリ 請求書プレビュー - freeeスマホアプリ

    弥生・freee・マネーフォワードの比較まとめ

    最後に、クラウド会計ソフトの「やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン」「freee会計」「マネーフォワード クラウド確定申告」のスマホアプリの機能をおさらいしておきます。

    スマホアプリの機能比較

    弥生 freee マネーフォワード
    ホーム画面 ホーム画面 ‐ 弥生申告(スマホアプリ) スマホアプリ版のホーム画面 - freee スマホアプリのホーム画面 - マネーフォワード
    対応OS iOS・Android
    取引の入力
    自動仕訳機能の操作
    レシート撮影・登録機能 別アプリを使用 別アプリを使用
    レポートの
    表示
    申告書類の
    作成
    電子申告

    ※弥生の画像は「やよいの青色申告 オンライン」のもの

    freeeは、ひとつのスマホアプリに多くの機能が備わっています。ただ、機能が多すぎて、人によっては使いにくく感じるかもしれません。弥生とマネーフォワードは、レシート撮影・登録機能に関してはアプリが分かれています。

    スマホアプリはあくまでも補助的な利用だけで、基本的な操作はパソコンで行うという方向けに、Web版についても簡単にまとめておきます。

    Web版の機能比較

    弥生 freee マネーフォワード
    料金 やよいの白色申告
    オンライン
    フリープラン
    0円/年
    ベーシックプラン
    12,650/年
    トータルプラン
    23,100円/年

    やよいの青色申告
    オンライン
    
セルフプラン

    11,330円/年

    ベーシックプラン
    18,975円/年
    
トータルプラン

    33,000円/年
    スターター
    1,628円/月
    12,936円/年

    スタンダード

    2,948円/月
    
26,136円/年

    プレミアム

    43,780円/年

    パーソナルミニ
    1,408円/月
    11,880円/年

    パーソナル

    1,848円/月

    16,896円/年

    パーソナルプラス

    39,336円/年

    取引入力 取引入力 - 弥生Web版 取引入力 - freeeWeb版 取引入力 - マネーフォワードWeb版
    レポート レポート - 弥生Web版 レポート - freeeWeb版 レポート - マネーフォワードWeb版
    申告書類の作成 申告書類の作成 - 弥生Web版 申告書類の作成 - freeeWeb版 申告書類の作成 - マネーフォワードWeb版
    対応OS Windows・Macなど
    機能
    • 帳簿づけ(手入力・自動取り込み)
    • レポートの表示
    • 申告書類の作成
    • 電子申告 など

    表示は税込料金

    3つとも、帳簿づけから確定申告までの基本的な機能は備わっています。それぞれ、ユーザーインターフェイスやサポート内容、そのほか細かな機能に違いがあります。詳しい比較については、以下の記事をご参照ください。
    弥生・freee・マネーフォワードを徹底比較!個人事業主の会計ソフト

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