個人事業主・フリーランス向けに、弥生株式会社の会計ソフトの種類をわかりやすく整理します。「どれを選んだらいいのかわからない!」という方は参考にしてください。
目次
弥生の会計ソフト【一覧表】
白色申告の 個人事業主向け |
青色申告の 個人事業主向け |
法人向け | |
---|---|---|---|
クラウド型 | ![]() オンライン |
![]() オンライン |
![]() |
インストール型 (デスクトップ版) |
![]() やよいの青色申告 |
![]() 弥生会計 |
弥生株式会社は5種類の会計ソフトを提供していますが、個人事業主向けソフトはこのうち3つです。「自分にはどれがいいの?」と迷う方は、以下のフローチャートを参考にしてください。
これから導入するなら、クラウド型の「やよいの白色申告 オンライン」か「やよいの青色申告 オンライン」がおすすめです。クラウド型なら初期費用がかからず、毎年のバージョンアップも不要です。操作方法もインストール型に比べてシンプルでわかりやすいです。
>> やよいの白色申告 オンラインの詳細記事はこちら
>> やよいの青色申告 オンラインの詳細記事はこちら
一方、インストール型の「やよいの青色申告」は、これまでもインストール型の会計ソフトを使っていて、これからもインストール型がいい!という古参ユーザー向けです。とくにこだわりがない場合は、クラウド型を選んだほうが無難です。
やよいの青色申告(インストール型)の詳細記事はこちら
弥生の個人事業主向け会計ソフトを比較
弥生の個人事業主向け会計ソフトは下記の3つです。大前提として、3つとも基本的な機能はほとんど変わりません。どのソフトも、個人事業主の帳簿付けや確定申告に必要な機能をバッチリ備えています。
やよいの白色申告 オンライン |
やよいの青色申告 オンライン |
やよいの青色申告 | |
---|---|---|---|
ホーム画面 | ![]() |
![]() |
![]() |
申告対応 | 白色申告 | 白色申告 青色申告 |
白色申告 青色申告 |
形式 | クラウド型 | クラウド型 | インストール型 (デスクトップ版) |
料金形態 | プラン料金のみ | プラン料金のみ | 本体価格 15,400円 + プラン料金 |
プラン料金 (税込) |
フリープラン ずっと無料 ベーシックプラン トータルプラン |
セルフプラン 11,330円/年 初年度無料 ベーシックプラン トータルプラン |
セルフプラン 11,330円/年 初年度無料 ベーシックプラン トータルプラン |
対応OS | Windows Mac |
Windows | |
対応 デバイス |
パソコン タブレット スマホ |
パソコン | |
利用可能な デバイス数 |
無制限 | 2台 | |
ネット環境 | 必須 | なくても使える | |
バージョンアップ | 自動でバージョンアップされる | プランに加入すれば 最新版を毎年もらえる |
「やよいの白色申告 オンライン」と「やよいの青色申告 オンライン」は、年額のプラン料金だけで使い続けられます。本体価格がかからないぶん、インストール型の「やよいの青色申告」より安上がりといえます。使い勝手もインストール型より良いです。
一方、インストール型の「やよいの青色申告」は、昔ながらのWindowsソフトといった印象です。導入には初期費用がかかるうえ、クラウド型と比較すると使い勝手も劣ります。年額プランの加入はあくまで任意ですが、加入しない場合は毎年最新版のソフトを買い直すことになります。
やよいの白色申告 オンライン
- 白色申告専用のクラウド会計ソフト(青色申告は不可)
- 会計ソフトの全機能を無料で使える
- 有料プランにはサポートが付いてくる
- 画面構成はシンプルで、簿記初心者でもわかりやすい
- WindowsとMacの両方に対応
「やよいの白色申告 オンライン」は、帳簿づけから申告書類の作成、さらに電子申告までの機能が無料で使えます。白色申告専用の会計ソフトなので、青色申告で提出する「青色申告決算書」は作成できません。
やよいの白色申告 オンラインの操作画面
トップ | 取引入力 |
---|---|
![]() |
![]() |
レポート | 申告書類作成 |
![]() |
![]() |
電話サポートは、ベーシックプラン以上から利用できます。トータルプランの「業務ヘルプデスク」は、会計ソフトの操作方法だけでなく、確定申告や経理業務に関する相談ができる弥生独自のサポートです。
やよいの白色申告 オンラインの料金プラン
フリープラン | ベーシックプラン | トータルプラン | |
---|---|---|---|
年額料金 (税込) |
無料 | 12,650円 初年度無料 |
23,100円 初年度は半額 |
全機能 | ○ | ○ | ○ |
サポート | × | ○ | ○ |
業務ヘルプデスク | × | × | ○ |
電話サポート付きのプランをここまで低価格で提供しているのは、大手のなかでは「やよいの白色申告 オンライン」くらいです。マネーフォワードやfreeeの会計ソフトでは、年間3万円以上のプランに加入する必要があります。
やよいの白色申告 オンラインのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・ずっと無料で利用できる ・画面構成がシンプル ・青色申告への移行がスムーズ |
・青色申告に対応していない ・記帳データをエクスポートできない |
「やよいの白色申告 オンライン」は白色申告専用のソフトなので、画面の情報量が少なめで、初心者でもストレスなく扱えます。これは、白色申告専用ソフトならではのメリットです。(他社は白色・青色の兼用ソフトが多く、画面構成が複雑になりがち)
デメリットを挙げるとしたら、記帳データのエクスポート(他社ソフトへのお引っ越し)には非対応な点です。ただ、いったん「やよいの青色申告 オンライン」へ契約を変更すれば、エクスポートできるようになります。
やよいの白色申告 オンラインはこんな人におすすめ!
- 白色申告をする個人事業主
- 無料で会計ソフトを使いたい個人事業主
- 初めての確定申告に不安がある個人事業主
「やよいの白色申告 オンライン」なら、家計簿感覚で簡単に帳簿付けができます。こんなふうに簿記の知識なしで扱える会計ソフトはそう多くありません。青色申告へ切り替えることになっても、使い慣れたインターフェイスの「やよいの青色申告 オンライン」へそのまま移行できます。
やよいの青色申告 オンライン
- 白色申告と青色申告の両方に対応
- 簿記の知識がなくても、カンタンに複式簿記での帳簿づけができる
- ほかの会計ソフトから取引データのインポートが可能
- 画面構成はシンプルで、簿記初心者でもわかりやすい
- WindowsとMacの両方に対応
「やよいの青色申告 オンライン」の操作画面は、「やよいの白色申告 オンライン」とよく似ています。名称に「青色申告」とありますが、白色申告で提出する「収支内訳書」の作成にも対応しています。
やよいの青色申告 オンラインの操作画面
トップ | 取引入力 |
---|---|
![]() |
![]() |
レポート | 申告書類作成 |
![]() |
![]() |
「やよいの青色申告 オンライン」では、白色申告用のソフトにはない下記のような機能が使えます。
- 青色申告に必要な複式簿記に対応
- 青色申告決算書の作成に対応
- レポート機能の充実(残高試算表や貸借レポート等の追加)
- ほかの弥生シリーズや、他社の会計ソフトから取引データの取り込みが可能
料金プランは下表の通りです。「やよいの白色申告 オンライン」と同様、「トータルプラン」では会計ソフトの操作サポートだけでなく、帳簿づけや確定申告に関する相談ができます。
やよいの青色申告 オンラインの料金プラン
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン | |
---|---|---|---|
年額料金 (税込) |
11,330円 初年度無料 |
18,975円 初年度無料 |
33,000円 初年度は半額 |
全機能 | ○ | ○ | ○ |
サポート | × | ○ | ○ |
業務ヘルプデスク | × | × | ○ |
青色申告に対応している他社のクラウド会計ソフトに比べると、割安の料金設定です。割引額やサービス内容を総合的に考えれば「トータルプラン」がお得なので、青色申告が初めてという事業主には、初年度はトータルプランをおすすめします(プランはあとから変更も可能)。
やよいの青色申告 オンラインのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・料金が他社より安い ・最安プランでも全機能が使える ・初年度無料・半額キャンペーンあり |
・スマホでの使い勝手にやや難あり ・デザインがおしゃれじゃない ・年額契約しかできない(月額プランなし) |
「やよいの青色申告 オンライン」の一番の強みは、他社の上位プランと同等の機能を、より安価に使える点です。弥生には3つの料金プランがありますが、違いはサポートの範囲のみで、最安プランでも最上位プランと全く同じ機能を使えます。
弱みを挙げるとしたら、スマホでの機能が限られていたり、デザインが洗練されていなかったりする点です。ただ、それは「freeeやマネーフォワードに比べたらちょっと見劣りするかな」という程度の話です。業界全体で見れば、じゅうぶんハイクオリティと言えます。
やよいの青色申告 オンラインはこんな人におすすめ!
- 青色申告対応の会計ソフトを安価に導入したい個人事業主
- 事務経験などがなく、簿記の知識がない初心者
- 電話やチャットで詳しく業務の相談をしたい
インターフェイスのデザインなどに強いこだわりがなく、安価に会計ソフトを導入したい個人事業主には「やよいの青色申告 オンライン」がおすすめです。帳簿付けから確定申告までに必要な機能はしっかり揃っていますし、サポートも充実しています。
公式サイトやよいの青色申告 オンライン
詳細記事はこちら
やよいの青色申告(インストール型)
- 本体価格(13,200円)+ プラン別のサポート料金(年額)
- サポートに加入すれば、いくつかのクラウド機能が使用できる
- グラフィカルなレポートの表示は、ほとんどできない
- 画面構成はやや専門的(経理経験者向け)
- Windowsに対応(Macは非対応)
インストール型の「やよいの青色申告」は、クラウド型の弥生シリーズと比べると、画面の構成がやや複雑です。初心者よりも、ある程度簿記の知識がある人のほうが操作しやすいでしょう。
やよいの青色申告の操作画面
トップ | 取引入力 |
---|---|
![]() |
![]() |
レポート | 申告書類作成 |
![]() |
![]() |
「やよいの青色申告」の本体価格は13,200円です。30日間の無料体験版もあるので、使ってみて気に入ったらライセンスを購入するのでもよいでしょう。
パッケージ単体でも利用可能ですが、プラスで年額料金を支払うと「あんしん保守サポート」のサービスを受けられます。
「あんしん保守サポート」料金プラン(やよいの青色申告)
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン | |
---|---|---|---|
年額料金 (税込) |
11,330円 初年度無料 |
18,975円 初年度無料 |
33,000円 初年度は半額 |
製品活用サービス | ○ | ○ | ○ |
次期製品の無償提供 | ○ | ○ | ○ |
サポート | × | ○ | ○ |
業務ヘルプデスク | × | × | ○ |
「あんしん保守サポート」には、下記3つのクラウドサービスがついてきます。
「あんしん保守サポート」の内容
スマート取引取込 | 金融機関や紙のレシートの取引データをクラウド経由で自動で取り込み、入力する機能 |
---|---|
データバックアップサービス | バックアップデータを自動的に弥生のサーバーに保存できる機能 |
データ共有サービス | 弥生IDを持つユーザー同士でデータをやり取りできる機能(税理士とのデータ共有が可能) |
これらの機能により、「自動仕訳機能が使えない」「自動バックアップができない」といったインストール型の会計ソフトならではの弱点が解消できます。
やよいの青色申告のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・動作が軽い ・ショートカットキーが使える ・入力画面がわかりやすい ・優良電子帳簿に対応できる |
・初期費用がかかる(ソフト代) ・Mac非対応 ・空き容量が必要(300MB~) ・インターネットが必要な場面も* |
* 初回のライセンス認証や更新データのダウンロード時など
「やよいの青色申告」の特長は、他社のインストール型に比べて初心者に優しい点です。複式簿記がわからなくても、家計簿と同じ感覚で入力できます。筆者の主観も若干ありますが、インストール型のなかでは、弥生の画面構成がもっともシンプルで使いやすいです。
インターネット環境は必須とされていますが、初回のライセンス認証や更新データのダウンロード時のみ通信できればOKです。ソフトを使っているあいだ、常時通信するわけではないので、ネットが不安定なせいで動作が重くなるという心配はありません。
やよいの青色申告はこんな人におすすめ!
- 取引が頻繁にあり、一度に大量の記帳をする個人事業主
- インターネット環境に不安がある個人事業主
- 優良電子帳簿に対応したい個人事業主
「やよいの青色申告」は優良電子帳簿に対応しています。優良電子帳簿に対応すると、青色申告の65万円控除が受けやすくなったり、申告ミスによるペナルティが軽減されたりします(事前に税務署に届け出などが必要)。
ちなみに、クラウド型の「やよいの白色申告 オンライン」と「やよいの青色申告 オンライン」は、通常の電子帳簿保存には対応していますが、“優良”電子帳簿には非対応です。
「やよいの白色申告 オンライン」と「やよいの青色申告 オンライン」の違い
やよいの白色申告 オンライン |
やよいの青色申告 オンライン |
|
---|---|---|
形式 | クラウド型 | クラウド型 |
対象 | 白色申告の 個人事業主向け |
青色申告の 個人事業主向け |
帳簿付け | ◯ | ◯ |
自動仕訳 | ◯ | ◯ |
収支内訳書の作成 | ◯ | ◯ |
青色申告決算書の作成 | × | ◯ |
確定申告書の作成 | ◯ | ◯ |
消費税申告書の作成 | ◯ | ◯ |
e-Tax | ◯ | ◯ |
利用料金 (税込) |
フリープラン ずっと無料 ベーシックプラン トータルプラン |
セルフプラン 11,330円/年 初年度無料 ベーシックプラン トータルプラン |
- どちらも、機能や操作画面はほとんど同じ
- 唯一の大きな違いは青色申告決算書を作れるかどうか
- 「やよいの白色申告 オンライン」には青色申告決算書の作成機能がない
青色申告の個人事業主は、確定申告で「確定申告書」と「青色申告決算書」を提出する必要があります。「やよいの白色申告 オンライン」には青色申告決算書の作成機能がないので、白色申告専用の会計ソフトだと考えましょう。
なお「やよいの青色申告 オンライン」では、白色申告で必要な収支内訳書も作成できます。しかし、白色申告者がわざわざ「やよいの青色申告 オンライン」を使うメリットはありません。
>> やよいの白色申告 オンラインの詳細記事はこちら
>> やよいの青色申告 オンラインの詳細記事はこちら
「やよいの青色申告 オンライン」と「やよいの青色申告」の違い
やよいの青色申告 オンライン |
やよいの青色申告 | |
---|---|---|
形式 | クラウド型 | インストール型 (Windows専用) |
対象 | 青色申告の 個人事業主向け |
青色申告の 個人事業主向け |
帳簿付け | ◯ | ◯ |
自動仕訳 | ◯ | ◯ |
収支内訳書の作成 | ◯ | ◯ |
青色申告決算書の作成 | ◯ | ◯ |
確定申告書の作成 | ◯ | ◯ |
消費税申告書の作成 | ◯ | ◯ |
e-Tax | ◯ | ◯ |
利用料金 (税込) |
セルフプラン 11,330円/年 初年度無料 ベーシックプラン トータルプラン |
本体価格 15,400円 + プラン料金 (左記と同様) |
- これから導入するならクラウド型が断然おすすめ
- 機能はほとんど同じだが、クラウド型のほうが使いやすい
- インストール型の「やよいの青色申告」は本体価格がかかる
クラウド型の「やよいの青色申告 オンライン」は、初心者でも使いやすいように、インターフェイスが洗練されています。一方、インストール型の「やよいの青色申告」はちょっと古めかしい画面設計で、どちらかというと古参ユーザー向けです。
インストール型の「やよいの青色申告」は、導入時に本体価格がかかります。なお、プランに加入していれば、2年目以降は最新版が無償提供されるので、毎年買い直す必要はありません。
「やよいの青色申告 オンライン」と「やよいの青色申告」の違いを詳しく比較!
「やよいの青色申告 オンライン」と「弥生会計」の違い
やよいの青色申告 オンライン |
弥生会計 Next | 弥生会計 | |
---|---|---|---|
形式 | クラウド型 | クラウド型 | インストール型 (Windows専用) |
対象 | 個人事業主向け | 法人向け | 法人向け |
帳簿付け | ◯ | ◯ | ◯ |
自動仕訳 | ◯ | ◯ | ◯ |
収支内訳書の作成 | ◯ | × | ◯ |
青色申告決算書の作成 | ◯ | × | ◯ |
確定申告書の作成 | ◯ | × | ◯ |
消費税申告書の作成 | ◯ | × | ◯ |
利用料金 (税込) |
セルフプラン 11,330円/年 初年度無料 ベーシックプラン トータルプラン |
エントリー 38,280円/年 ベーシック ベーシックプラス |
本体価格 55,000円 + プラン料金 40,370円/年~ |
- 「弥生会計 Next」と「弥生会計」は法人向け会計ソフト
- 個人事業主が「弥生会計 Next」や「弥生会計」を使うメリットはない
「弥生会計 Next」と「弥生会計」はどちらも法人企業向けの会計ソフトです。法人とは「株式会社」や「合同会社」などのことを指します。
個人事業主の場合は「やよいの白色申告 オンライン」か「やよいの青色申告 オンライン」を使いましょう。いずれ法人化を目指している場合でも、個人事業主のうちから法人向けソフトを使う必要はまったくありません。
>> やよいの白色申告 オンラインの詳細記事はこちら
>> やよいの青色申告 オンラインの詳細記事はこちら
弥生の会計ソフトでよくある疑問【Q&A】
- 弥生の会計ソフトって他社と比べてどう?
- 弥生の会計ソフトは、他の大手メーカー(マネーフォワードやfreee)と比較して下記のような点で優れています。
- 料金が安い
- ユーザーが多い(個人事業主向け会計ソフトでシェア率No.1)
- ユーザーサポートが手厚い
弥生の会計ソフトは、上位プランに加入すれば「仕訳相談」や「確定申告相談」のサポートも付きます。これは、帳簿付けや確定申告のやり方について質問できるサービスです。他社の会計ソフトでは操作方法などについてしか質問できないのが一般的なので、弥生ほど丁寧にサポートしてくれるソフトは珍しいです。
弥生・マネーフォワード・freeeの会計ソフトを徹底比較!
- 「やよいの白色申告 オンライン」は本当に無料で使える?
- やよいの白色申告 オンラインには永年無料の「フリープラン」があり、このプランを選べばずっと無料で使い続けられます。フリープランではサポートを利用できませんが、使える機能は有料プランと同じです。
やよいの白色申告 オンラインの詳細記事はこちら
- 弥生の会計ソフトはMacでも使える?
- クラウド型の会計ソフトなら、MacでもWindowsでも同じように利用できます。弥生の個人事業主向けのクラウド会計ソフトは「やよいの白色申告 オンライン」と「やよいの青色申告 オンライン」の2種類です。
- 弥生の会計ソフトはスマホやタブレットでも使える?
- クラウド型の会計ソフトなら、スマホやタブレットからも利用できます。画面が小さいぶん、パソコンと比べると使い勝手は劣りますが、使える機能は変わりません。
なお、弥生の会計ソフトには専用のスマホアプリも用意されています(弥生の会計ソフトユーザーなら無料で使える)。このスマホアプリでは、スマホ向けに最適化された見やすい画面で、必要経費や売上の記帳をパパッと済ませられます。
- 弥生は会計ソフト以外もある?
- 弥生株式会社は、会計ソフト以外にも下記のようなソフトを提供しています。
Misoca 見積書や請求書を作成できる(クラウド型)
個人事業主&法人向けやよいの見積・納品・請求書 見積書や請求書を作成できる(デスクトップ型)
個人事業主&法人向け弥生給与 Next 従業員の給与計算や勤怠管理ができる(クラウド型)
主に法人向け弥生販売 販売管理業務に使える(デスクトップ型)
法人向けMisoca(ミソカ)は無料でも使えるクラウド請求書ソフトです。弥生ユーザーの個人事業主なら、いちど使ってみるとよいでしょう。それ以外のソフトは、あまり使う機会がないと考えてOKです。
まとめ
個人事業主向けの会計ソフト「やよいの白色申告 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの青色申告」には、下記のような共通点があります。
【共通点】個人事業主向け弥生シリーズ3種類
- 料金が割安(さらに無料や特別価格のキャンペーンあり)
- プランの支払い方法は年払いのみ
- サポート体制が手厚い
- 30年以上の歴史がある老舗メーカーという安心感
- 確定申告や経理業務の相談も可能(トータルプランのみ)
相違点についても簡単にまとめておきます。簿記初心者には、クラウド型の「やよいの白色申告 オンライン」と「やよいの青色申告 オンライン」がオススメです。
【相違点】個人事業主向け弥生シリーズ3種類
やよいの白色申告 オンライン |
やよいの青色申告 オンライン |
やよいの青色申告 | |
---|---|---|---|
ホーム画面 | ![]() |
![]() |
![]() |
形式 | クラウド型 | インストール型 | |
画面構成 | シンプル (初心者・経理経験者向き) |
やや複雑 (経理経験者向き) |
|
申告対応 | 白色申告 | 白色申告 青色申告 |
白色申告 青色申告 |
作成可能な書類 (主な例) |
・収支内訳書 ・確定申告書 ・消費税申告書 |
・収支内訳書 ・青色申告決算書 ・確定申告書 ・消費税申告書 |
・収支内訳書 ・青色申告決算書 ・確定申告書 ・消費税申告書 |
料金形態 | プラン別の年額料金がかかる | 本体価格 + サポート料金(年額) |
|
対応OS | Windows & Mac | Windows | |
対応デバイス | パソコン・タブレット・スマホ | パソコン | |
利用可能な デバイス数 |
無制限 | 2台 | |
ネット環境 | 必須 | なくても利用可能 | |
クラウド機能 | 利用可能 | サポートに加入 すれば利用可能 |
「やよいの青色申告」はインストール型の会計ソフトですが、サポートに加入すればクラウド機能が利用できます。他社のインストール型と比べると、機能の幅が広く使いやすいです。
どれを使うか迷うようなら、白色申告なら無料で利用できる「やよいの白色申告 オンライン」から始めるとよいでしょう。「やよいの青色申告 オンライン」は1年間、「やよいの青色申告」は30日間、無料でお試しできます。
公式サイト今なら初年度無料で使えるやよいの青色申告 オンライン
公式サイト