弥生・マネーフォワード・freeeを徹底比較!個人事業主のクラウド会計ソフト

更新日: 2025/12/26 PR
弥生・マネーフォワード・freeeを徹底比較!個人事業主のクラウド会計ソフト

個人事業主やフリーランス向けに「弥生・マネーフォワード・freee」のクラウド会計ソフトを徹底比較します。

料金プラン・機能・サポート体制などの11項目で、各ソフトの違いを詳しく解説します。

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目次

    弥生・マネーフォワード・freee【比較一覧表】

    3社とも、日々の帳簿づけ〜確定申告に必要な機能はモレなく備えています。ただ、細かな機能性や使い勝手には下記のような違いがあります。

    弥生 マネーフォワード freee
    ホーム
    画面
    やよいの青色申告 オンライン トップページ マネーフォワード 確定申告 トップページ画面 freee トップページ画面
    料金
    (税込)
    【白色申告】
    フリープラン
    0円
    ベーシックプラン
    12,650円/年
    トータルプラン
    23,100円/年
    パーソナルミニ
    11,880円/年

    パーソナル
    16,896円/年

    パーソナルプラス
    39,336円/年
    スターター
    12,936円/年

    スタンダード
    26,136円/年

    プレミアム
    43,780円/年
    【青色申告】
    セルフプラン
    12,980円/年
    ベーシックプラン
    25,080円/年
    トータルプラン
    43,560円/年
    帳簿付け
    自動仕訳
    請求書
    作成

    月10枚超は有料
    確定申告
    消費税
    申告

    最安プランは不可

    最安プランは不可
    e-Tax
    PCから行う

    スマホでも可能

    スマホでも可能
    電帳法
    対応
    スマホ
    アプリ

    シンプル

    多機能

    多機能
    分析
    レポート

    一部制限あり
    サポート
    業務相談も可能
    その他の機能 とくになし ・経費精算
    ・給与計算
    ・社会保険事務
    ・勤怠管理
    ・マイナンバー管理
    ・経費精算
    ・支払調書の作成

    弥生は、白色申告向けの「やよいの白色申告 オンライン」と、青色申告向けの「やよいの青色申告 オンライン」を別々で提供しています。これらは共通する部分が多いので、本記事ではまとめて解説します。

    マネーフォワードクラウドは、10種類以上の「クラウド〇〇」というソフトを自由に使えるサブスクサービスです(ソフトごとの単体契約は不可)。本記事では、個人事業主向け会計ソフトの「クラウド確定申告」の機能を中心に解説します。

    freee会計」には個人向けプランと法人向けプランがありますが、本記事では個人向けの料金や機能について解説します。「freee人事労務」や「freee販売」などの関連ソフトもありますが、利用には別途料金がかかります。

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    ① 料金プラン

    弥生 マネーフォワード freee
    白色
    申告
    フリープラン
    永年無料

    ベーシックプラン
    12,650円/年
    初年度は無料

    トータルプラン
    23,100円/年
    初年度は半額
    パーソナルミニ
    1,408円/月
    11,880円/年


    パーソナル
    1,848円/月
    16,896円/年


    パーソナルプラス
    39,336円/年
    スターター
    1,958円/月
    12,936円/年


    スタンダード
    3,278円/月
    26,136円/年


    プレミアム
    43,780円/年
    青色
    申告
    セルフプラン
    12,980円/年
    初年度は無料

    ベーシックプラン
    25,080円/年
    初年度は無料

    トータルプラン
    43,560円/年
    初年度は半額

    ※ 料金は税込表示

    白色申告なら弥生がダントツで安いです。青色申告でも、弥生は割引キャンペーンを実施しているので、他社よりお得です。ちなみに、マネーフォワードとfreeeには月単位のプランもありますが、機能を最大限に活かすなら1年を通して使うのが基本です。

    弥生の料金プラン

    フリープラン
    セルフプラン
    ベーシックプラン トータルプラン
    料金
    (税込)
    【白色】
    ずっと無料

    【青色】
    12,980円/年
    初年度は無料
    【白色】
    12,650円/年
    初年度は無料

    【青色】
    25,080円/年
    初年度は無料
    【白色】
    23,100円/年
    初年度は半額

    【青色】
    43,560/円/年
    初年度は半額
    機能制限 制限なし 制限なし 制限なし
    サポート なし ・メール
    ・チャット
    ・電話(年10回まで)
    ・メール
    ・チャット
    ・電話(無制限)
    ・仕訳相談
    ・経理業務相談
    ・確定申告相談

    >> 弥生の料金プランについて詳しく

    やよいの白色申告 オンライン」は、白色申告者にとって”コスパ最強”のソフトです。サポート付きの有料プランも初年度は割安なので、初心者は「ひとまず初年度だけ有料プランにして、慣れてきたら無料プランに切り替える」というのがおすすめです。

    やよいの青色申告 オンライン」も、割引キャンペーンを加味すると他社よりリーズナブルです。初年度はまるまる1年無料で使えるので、使い勝手をじっくり試せます。

    マネーフォワードの料金プラン

    パーソナル
    ミニ
    パーソナル パーソナル
    プラス
    料金
    (税込)
    月額
    契約
    1,408円/月 1,848円/月 月額契約は不可
    年額
    契約
    11,880円/年 16,896円/年 39,336円/年
    機能制限 少し制限あり 制限なし 制限なし
    サポート ・メール
    ・チャット
    ・メール
    ・チャット
    ・メール
    ・チャット
    ・電話

    >> マネーフォワードクラウドの料金プランを徹底比較!

    マネーフォワードクラウド」では、上記の料金で会計ソフトを含む10種類以上のソフトを利用できます。機能の幅で考えれば、コスパは非常に良いと言えます。

    最安プランの「パーソナルミニ」だと、機能に若干の制限がかかります。とはいえ、消費税申告が不要な事業者なら、大きな問題はありません。

    最安プランで制限される機能【マネーフォワード】

    • 消費税申告
    • レシートの読み取り機能
    • 請求書の定期作成機能
    • 分析レポート(一部は閲覧可能)

    freeeの料金プラン

    スターター スタンダード プレミアム
    料金
    (税込)
    月額
    契約
    1,958円/月 3,278円/月 月額契約は不可
    年額
    契約
    12,936円/年 26,136円/年 43,780円/年
    機能制限 少し制限あり 制限なし 制限なし
    サポート ・メール
    ・チャット
    ・メール
    ・チャット
    ・メール
    ・チャット
    ・電話
    ・税務調査補償

    >> freee会計の個人事業主向け料金プランを徹底比較!

    freee(フリー)の料金は全体的にちょっと高めです。なお、最安プランの「スターター」だと下記のような機能に制限がかかります。

    最安プランで制限される機能【freee】

    • 消費税申告
    • レシート画像などの保存(月5枚まで)
    • 分析レポート(一部は閲覧可能)

    ちなみに、freeeには無料トライアルがあり、それが終了すると自動的に「無料プラン」に移行します。この「無料プラン」のまま使い続けることも可能ですが、機能がかなり制限されてしまいます。

    ② 手入力による帳簿付け

    弥生 マネーフォワード freee
    かんたん取引入力 - やよいの青色申告 オンライン 簡単入力 - マネーフォワード 取引の登録(手入力) – freee
    初心者向け
    項目がシンプルで
    入力しやすい
    初級〜上級者向け
    好みに合わせて
    入力方法を選べる
    中級〜上級者向け
    取引を仕訳形式で
    確認できる

    前提として、3社とも帳簿付け機能に不足はありません。入力画面も、それぞれ使い勝手を考えた仕様になっています。ただ、たとえば「シンプルな使いやすさ重視」の弥生と、「機能の多様性重視」のマネーフォワードでは、使用感が異なります。

    弥生の取引入力画面

    かんたん取引入力 - やよいの青色申告 オンライン

    >> 弥生の操作手順について詳しく(公式サイト)

    弥生では、4つの項目を入力するだけで帳簿付けができます。解説も細かく表示されるので、会計の知識がなくても分かりやすいでしょう。ただ、補足情報まで細かく記録しておきたい人には物足りないかもしれません。

    ちなみに「やよいの青色申告 オンライン」では、別の入力画面からもう少し詳しく帳簿付けすることもできます。とはいえ、コチラはがっつり複式簿記の形式になっているので、使いこなすには簿記の知識が必要です。

    マネーフォワードの取引入力画面

    簡単入力 振替伝票入力
    簡単入力 - マネーフォワード 振替伝票入力 - マネーフォワード
    仕訳帳入力 取引から入力
    仕訳帳入力 - マネーフォワード 取引から入力 - マネーフォワード

    >> マネーフォワードの操作手順を詳しく(公式サイト)

    マネーフォワードには4種類の帳簿付け画面があり、自分に合った入力方法を選べます。「普段はコレ」「特殊な取引はコレ」「一気に記帳するときはコレ」などと、シーンに合わせて使い分けてもOKです。上手に活用すれば、常に効率よく帳簿付けを行えます。

    ただ、弥生・freeeと比べると、勘定科目などの解説があっさりしています。したがって、ある程度は会計の知識がある人、もしくは「細かいことは自分で調べるから大丈夫!」という人におすすめです。

    freeeの取引入力画面

    取引の登録(手入力) – freee

    >> freeeの操作手順について詳しく

    freeeでは、入力内容が仕訳形式でプレビュー表示されるなど、帳簿付けに慣れた人が使いやすい工夫がされています。また「詳細登録」をクリックすれば、そのまま入力内容を細かく編集することもできます。

    ③ 自動取り込みによる帳簿付け(自動仕訳)

    弥生 マネーフォワード freee
    スマート取引取込 - やよいの青色申告 オンライン マネーフォワード 自動仕訳した取引データ画面 freee 自動入力による帳簿づけ画面
    ・一覧で見やすい
    ・編集はやや面倒
    ・一覧で見やすい
    ・編集がスムーズ
    ・一覧の件数が少ない
    ・編集がスムーズ

    ここで言う「自動取り込み」とは、銀行口座やカードの利用履歴を、ソフトが自動的に取り込む機能のことです。「自動仕訳」とも呼ばれる機能です。3社とも機能の内容はほとんど変わりませんが、使い勝手が微妙に異なります。

    自動仕訳って便利なの?
    取り込んだ取引に、ソフトが自動で勘定科目などを付与してくれるので、ユーザーはそれを確認・編集するだけでOK。推測の精度は学習機能によって自然と向上するが、特定の処理ルールを教え込むこともできる。
    会計ソフトとクレジットカードを連携させるメリット

    弥生の自動仕訳機能

    スマート取引取込 - やよいの青色申告 オンライン

    弥生は、取り込んだデータについて、帳簿に「登録する・しない」を選んでいくシンプルな仕様です。勘定科目などを編集したいときは少しやりづらいですが、あくまで手入力をメインで使い、自動取り込みを多用しないならほとんど気にならないでしょう

    マネーフォワードの自動仕訳機能

    マネーフォワード 自動仕訳した取引データ画面

    マネーフォワードでは、取り込んだデータがズラッと一覧表示されるうえ、個々の取引データの編集もスムーズです。取引件数が多くても、ストレスなく処理できます。

    freeeの自動仕訳機能

    freee 自動入力による帳簿づけ画面

    freeeでは、取り込んだデータを一覧画面でスムーズに編集できます。また「こういうデータを取り込んだら、こう処理してね」という指示も細かく設定できます。上手に使いこなせれば、特定の取引を全自動で帳簿に登録することも可能です。

    ④ 請求書や納品書の作成

    弥生 マネーフォワード freee
    仕様例 請求書の仕様例 - Misoca 請求書の仕様例 - マネーフォワード 請求書の仕様例 - freee
    やり方 姉妹サービスの「Misoca」を使う セット内の「クラウド請求書」を使う ソフト内に機能が備わっている
    追加料金 一部あり かからない かからない
    主な
    対応書類
    • 見積書
    • 納品書
    • 請求書
    • 領収書
    • 注文書
    • 検収書
    • 見積書
    • 納品書
    • 請求書
    • 領収書
    • 見積書
    • 納品書
    • 請求書
    • 領収書
    • 注文書

    3社とも、請求書等を手軽に作れる機能を提供しています。請求書の作成と帳簿を連動させて、売掛管理などを自動化することも可能です。

    弥生の請求書作成機能

    請求書の作成画面 請求書の例
    請求書の作成画面 - Misoca 請求書の仕様例 - Misoca

    弥生の場合、会計ソフトには請求書機能がないので、姉妹サービスの「Misoca」を使います。Misocaは無料でも使えますが、月に11通以上の請求書を作るなら有料プランに加入しなくてはなりません。(弥生はMisocaの他に「MakeLeaps」とも連携可能)

    マネーフォワードの請求書作成機能

    請求書の作成画面 請求書の例
    請求書の作成画面 - マネーフォワード 請求書の仕様例 - マネーフォワード

    マネーフォワード クラウド請求書

    マネーフォワードの請求書機能は「クラウド請求書」に搭載されています。「クラウド請求書」は「マネーフォワード クラウド」の一部なので、追加料金はかかりません。会計ソフト「クラウド確定申告」のメニューからスムーズに起動できるうえ、データも随時共有できます。

    freeeの請求書作成機能

    請求書の作成画面 請求書の例
    請求書の作成画面 - freee 請求書の仕様例 - freee

    freeeは会計ソフトの中で請求書を作成できるので、弥生・マネーフォワードと比べると少しだけ使い勝手が良いです。ただ、あくまでオマケのような機能なので、細かな機能の面では、弥生やマネーフォワードには及ばない部分もあります。

    ⑤ 確定申告

    弥生 マネーフォワード freee
    確定申告画面 確定申告書の作成 - やよいの青色申告 オンライン 確定申告書の作成 - マネーフォワード 確定申告書の作成 - freee
    収支内訳書
    青色申告決算書
    確定申告書
    第一表・第二表
    第三表
    (分離課税用)
    第四表
    (損失申告用)

    どのソフトでも、申告書類の大部分は帳簿をもとに自動作成されるので、自力でイチから作るより断然ラクです。ただ、作成時のインターフェイスは三者三様で、ユーザーの好みや習熟度によってマッチするソフトが違います。

    【弥生】確定申告書類の作成機能

    書類作成のトップ画面 各項目の入力フォーム
    確定申告書の作成 - やよいの青色申告 オンライン 所得控除の入力 - やよいの青色申告 オンライン

    弥生では、ホーム画面から「確定申告」を選択すればパッと書類作成が始められます。やるべきことを大きなステップに分けてガイドしてくれるので、確定申告が初めての人も取り掛かりやすいでしょう。個々の入力項目にも、逐一詳しい説明が配置されています。

    【マネーフォワード】確定申告書類の作成機能

    書類作成のトップ画面 各項目の入力フォーム
    確定申告書の作成 - マネーフォワード 所得控除の入力 - マネーフォワード

    マネーフォワードの確定申告機能は、どちらかというと申告経験のある人向きの仕様です。各所にヘルプページ等へのリンクが配置されていますが、画面上には最小限の解説しかありません。実際の書類作成に近い感覚で入力を進められる反面、初心者は戸惑う部分が多そうです。

    【freee】確定申告書類の作成機能

    書類作成のトップ画面 直接入力編集の画面
    確定申告書の作成 - freee 確定申告書の直接入力編集 - freee

    freeeでは○×アンケートのような形式で書類を作成できるので、そもそも「確定申告ってよく分からん!」という超初心者でも大丈夫そうです。一方で「直接入力編集」というメニューも用意されており、作成に慣れた人でも使いやすい仕様になっています。

    ⑥ 消費税申告

    弥生 マネーフォワード freee
    対応プラン 全プランで
    消費税申告に対応
    最安プランは非対応 最安プランは非対応
    本則課税
    簡易課税
    2割特例

    3社とも、所得税の確定申告書と同じように、消費税申告書も手軽に作成できます。申告書の大部分は、1年分の帳簿データをもとにして自動作成されます。

    消費税申告とは?
    消費税の「課税事業者」に該当する事業者は、毎年3月末までに消費税申告を行う。課税事業者とは、前々年の売上が1,000万円を超えた事業者などのこと。インボイスを発行するために、任意で課税事業者になる場合もある。
    >> 消費税申告の義務について詳しく!

    弥生は全プランで消費税申告ができます。一方、マネーフォワードとfreeeの場合、最安プランでは消費税申告の機能が使えません。したがって、課税事業者にとっては、弥生の最安プランが最もリーズナブルな選択肢になります。

    ⑦ 電子申告への対応状況(e-Tax)

    弥生 マネーフォワード freee
    PCから
    電子申告

    少し面倒
    スマホから
    電子申告
    ×
    非対応

    電子申告の利便性を考える上で、大切なのは「ソフトからスムーズに申告ができるか」「パソコンとスマホの両方に対応しているか」というポイントです。このように各社を比較すると、現状ではfreeeがリードしています。

    弥生の電子申告機能

    電子申告の流れ(弥生のクラウド会計ソフト)

    弥生は、ユーザー向けに「確定申告e-Taxオンライン」という電子申告ツールを配信しています。これを使えば、確定申告書の作成画面からシームレスに電子申告を行えます。ただ、今のところスマホからの確定申告には対応していません。

    マネーフォワードの電子申告機能

    マネーフォワードで電子申告をする流れ

    マネーフォワードで作成した申告データは、スマホアプリを介して国税庁に送信できます。現状、パソコンからそのまま電子申告を行うことはできません。パソコンで作った申告データをスマホアプリで送信する、という使い分けは可能です。

    freeeの電子申告機能

    freeeで電子申告をする流れ(電子申告アプリ)

    freeeは、ユーザー向けに「電子申告アプリ」という電子申告ツールを配信しています。これを使えば、確定申告書類の作成画面からそのまま電子申告が可能です。「電子申告アプリ」はPC版(Windows・Mac)とスマホ版(Android・iOS)が配信されています。

    ⑧ 電子帳簿保存法の対応状況

    弥生 マネーフォワード freee
    優良な
    電子帳簿
    ×
    その他の
    電子帳簿
    決算書類 ×
    電子取引
    データ
    紙の書類
    (スキャナ保存)

    2024年から「電子取引データ」の電子保存が義務化されていますが、この部分には3社ともバッチリ対応しています。さらにペーパーレス化を進めたい場合は、その他の対応状況も確認しておきましょう。

    弥生の電帳法対応

    弥生は電子帳簿保存法に未対応の部分もありますが、実務上はほとんど問題ないでしょう。「優良な電子帳簿」には非対応ですが、「その他の電子帳簿」の要件はクリアできるので、わざわざ帳簿を印刷して保管する必要はありません。

    マネーフォワードの電帳法対応

    マネーフォワードでは、セットに含まれる「クラウドBox」というサービスを利用して電帳法に対応できます。たとえば、メールで受領した請求書のPDFファイルは、この「クラウドBox」にドラッグ&ドロップでアップロードするだけで適切に電子保存できます。

    freeeの電帳法対応

    freeeは電子帳簿保存法にバッチリ対応しています。他社と比較すると、電子保存の作業手順もシンプルです。たとえば「電子取引データ」も「紙書類のスキャンデータ」も、ソフト内の「ファイルボックス」にアップロードするだけで保存できます。

    電子帳簿保存法対応のおすすめ会計ソフトまとめ【個人事業主向け】

    ⑨ スマホアプリでできること

    弥生 マネーフォワード freee
    トップ
    画面
    スマホアプリのホーム画面 - マネーフォワード スマホアプリ - freee
    主な機能 ・帳簿づけ
    ・レシート読取
    ・帳簿づけ
    ・自動仕訳
    ・レシート読取
    ・レポートの閲覧
    ・申告書作成
    ・電子申告
    ・帳簿づけ
    ・自動仕訳
    ・レシート読取
    ・レポートの閲覧
    ・申告書作成
    ・電子申告
    ・請求書等作成

    単純に機能の数で比較すると、現状はfreeeのスマホアプリがリードしています。ただ、3社とも「スマホアプリでサクッと帳簿付けできる」という点は同じです。スマホアプリを補助的に使うなら、記帳機能だけでも十分でしょう。

    弥生のスマホアプリ

    手入力で帳簿づけ レシート撮影で帳簿づけ
    弥生のスマホアプリの帳簿付け画面 弥生のレシートアプリ【撮影画面】やよいの青色申告 オンライン

    弥生のスマホアプリは、シンプルな帳簿付けに特化しています。他の機能はほとんどありませんが、出先でパパっと記帳するぶんには使いやすいです。なお、レシート撮影による帳簿付けには、別の「レシート取込アプリ」を使います。

    マネーフォワードのスマホアプリ

    かんたん入力 振替伝票入力
    スマホアプリの帳簿づけ(かんたん入力) - マネーフォワード スマホアプリの帳簿づけ(振替伝票入力) - マネーフォワード
    自動仕訳け レシート撮影
    アプリで自動取込(マネーフォワードクラウド会計) 会計ソフトのレシート取り込み画面 - マネーフォワード

    マネーフォワードのスマホアプリは、充実した帳簿付け機能が魅力です。スマホアプリでも「かんたん入力」と「振替伝票入力」の入力方法が用意されています。さらに、自動仕訳の機能も、スマホに最適化された画面で利用できます。

    なお、2020年11月のアップデートで、スマホアプリでも確定申告書類が作成できるようになりました。現在では、スマホからの電子申告にも対応しています。

    freeeのスマホアプリ

    手入力による帳簿付け 自動仕訳
    スマホアプリの帳簿づけ(手入力) - freee スマホアプリの帳簿づけ(自動取込) - freee
    レシート撮影 確定申告
    freee スマホアプリ レシート撮影画面 スマホアプリで確定申告書作成 - freee

    freeeのスマホアプリは機能が充実しています。弥生・マネーフォワードのように、機能が別のアプリに分散することもありません(電子申告のみ別アプリを経由する)。ただ、機能が多いぶん操作画面が少し複雑になってしまっているのが難点です。

    ⑩ 分析レポート

    弥生 マネーフォワード freee
    やよいの青色申告 オンライン 日別取引レポート画面 キャッシュフローレポート - マネーフォワード 収益レポート - freee
    ・損益レポート
    ・科目別損益レポート
    ・顧客別損益レポート
    ・日別取引レポート
    ・残高試算表(青色)
    ・貸借レポート(青色)
    など
    ・キャッシュフロー
    ・収益レポート*
    ・費用レポート*
    ・得意先レポート*
    ・仕入先レポート*
    など
    ・損益レポート
    ・現預金レポート
    ・収益レポート*
    ・費用レポート*
    ・入金管理レポート*
    ・資金繰りレポート*
    など

    * 最安プランでは閲覧不可

    3社とも、帳簿の内容をもとに、各種のレポートを自動作成する機能を備えています。レポートの種類はソフトによって異なりますが、あくまで「あったら便利だな」という程度の機能なので、何かが不足していても大きな支障はありません。

    弥生の分析レポート機能

    損益レポート 日別取引レポート
    損益レポート - やよいの青色申告 オンライン やよいの青色申告 オンライン 日別取引レポート画面

    画面は「やよいの青色申告 オンライン」のもの

    弥生の場合、プランによって制限がかかることはありません。最安のプランでも、すべてのレポートを閲覧できます。内容としては、科目ごとの残高レポートや損益レポートなど、ベーシックなところを押さえている印象です。

    マネーフォワードの分析レポート機能

    得意先レポート キャッシュフローレポート
    得意先フローレポート - マネーフォワード キャッシュフローレポート - マネーフォワード

    マネーフォワードは「得意先レポート」「仕入先レポート」が優れモノで、これを使えば取引先ごとの売掛金や買掛金をひと目で把握できます。また、表示期間(年・月・日など)の切り替えがスムーズにできるなど、地味に使い勝手が良い点もGOODです。

    ただ、弥生・freeeと比べるとレポートの種類が少ないうえ、最安プランの「パーソナルミニ」だと「キャッシュフローレポート」しか閲覧できません。

    freeeの分析レポート機能

    損益レポート 集計表
    損益レポート - freee 集計表 - freee

    単純にレポートの種類を比べると、freeeが最多です。さらに「集計表」の機能を使えば、縦軸と横軸を自由にカスタマイズして、任意のレポートを作成することもできます。ただ、最安プランの「スターター」では基本的なレポートしか閲覧できません。

    ⑪ ユーザーサポート

    弥生 マネーフォワード freee
    チャット 最安プラン以外 全プラン 全プラン
    メール 最安プラン以外 全プラン 全プラン
    電話 最安プラン以外 最上位プランのみ 最上位プランのみ
    最上位プラン
    の特典
    ・仕訳相談
    ・経理業務相談
    ・確定申告相談
    ・電話の回数無制限
    特になし ・税務調査サポート
    ・他社からの乗換代行

    3社とも、料金プランによって利用できるサポートの内容が異なります。会計ソフトに不慣れな人は、少なくともチャット・メールによるサポートの付いたプランを選ぶのが良いでしょう。

    弥生のユーザーサポート体制

    フリープラン
    セルフプラン
    ベーシックプラン トータルプラン
    料金
    (税込)
    【白色】
    永年無料

    【青色】
    12,980円/年
    初年度は無料
    【白色】
    12,650円/年
    初年度は無料

    【青色】
    25,080円/年
    初年度は無料
    【白色】
    23,100円/年
    初年度は半額

    【青色】
    43,560円/年
    初年度は半額
    チャット ×
    メール ×
    電話 ×
    年10回まで

    無制限
    その他 特になし 特になし ・仕訳相談
    ・経理業務相談
    ・確定申告相談

    弥生の料金プランについて詳しく

    弥生は「ベーシックプラン」以上なら、チャット・メール・電話でサポートを受けられます。さらに「トータルプラン」なら、経理業務や確定申告に関する相談もできます。

    マネーフォワードのユーザーサポート体制

    パーソナルミニ パーソナル パーソナルプラス
    料金
    (税込)
    【月額】
    1,408円/月
    【年額】
    11,880円/年
    【月額】
    1,848円/月
    【年額】
    16,896円/年
    【年額】
    39,336円/年
    チャット
    メール
    電話 × ×
    その他 特になし 特になし 特になし

    マネーフォワードの料金プランについて詳しく

    マネーフォワードでは、全プランにチャット・メールのサポートが付きます。ただ、電話サポートは「パーソナルプラス」のみです。サポート範囲はソフトの操作方法だけで、公式サイトに「経理や税務のご相談および他サービスのご相談は承ることができません」と明記されています。

     

    freeeのユーザーサポート体制

    スターター スタンダード プレミアム
    料金
    (税込)
    【月額】
    1,958円/月
    【年額】
    12,936円/年
    【月額】
    3,278円/月
    【年額】
    26,136円/年
    【年額】
    43,780円/年
    チャット
    優先対応

    優先対応
    メール
    優先対応

    優先対応
    電話 × ×
    その他 特になし 特になし ・税務調査サポート
    ・他社からの乗換代行

    freee会計の料金プランについて詳しく

    freeeでは、全てのプランでチャット・メールによるサポートを受けられます。ただ、電話サポートが付くのは最上位プランだけです。最上位プランには「税務調査サポート補償(税理士の立ち会い費用の補償)」などといったユニークなサービスも付きます。

    まとめ

    「電子申告への対応状況」や「スマホアプリでできること」を除けば、どのソフトでも機能に大きな差はありません。したがって、単純に自分のレベルに合っているか?インターフェイスが自分好みか?なども重要な比較要素になってきます。

    弥生・マネーフォワード・freeeの比較一覧表

    弥生 マネーフォワード freee
    料金
    (税込)
    【白色申告】
    フリープラン
    ずっと無料

    ベーシックプラン
    12,650円/年
    初年度は無料

    トータルプラン
    23,100円/年
    初年度は半額
    パーソナルミニ
    11,880円/年

    パーソナル
    16,896円/年

    パーソナルプラス
    39,336円/年
    スターター
    12,936円/年

    スタンダード
    26,136円/年

    プレミアム
    43,780円/年
    【青色申告】
    セルフプラン
    12,980円/年
    初年度は無料

    ベーシックプラン
    25,080円/年
    初年度は無料

    トータルプラン
    43,560円/年
    初年度は半額
    帳簿づけ
    初心者向け

    初級〜中級者向け

    中級〜上級者向け
    自動仕訳
    請求書
    作成

    月10枚超は有料
    確定申告
    消費税
    申告

    最安プランは不可

    最安プランは不可
    e-Tax
    パソコンでスムーズに申告できる

    スマホアプリを使えばスムーズ

    パソコンとスマホの両方に対応
    電帳法
    対応
    スマホ
    アプリ

    記帳に特化

    多機能

    多機能
    分析
    レポート
    サポート 電話サポート付きのプランが安い
    ・最上位プランなら業務相談も可能
    全プランにチャットサポート付き 全プランにチャットサポート付き
    ・最上位プランには独自の補償制度あり
    その他の
    機能
    とくになし ・経費精算
    ・給与計算
    ・社会保険事務
    ・勤怠管理
    ・マイナンバー管理
    ・経費精算
    ・支払調書の作成

    このような違いを踏まえると、3社のソフトはざっくり以下のような人におすすめです。

    「弥生」はシンプルな操作性と安さを重視する人におすすめ

    白色申告の個人事業主は、ひとまず弥生を選べば間違いないでしょう。ずっと無料で使えるうえ、機能も十分です。また、青色申告でも「基本的な機能が備わっていればOK!」という人には、シンプルな画面構成と低価格が魅力の弥生をオススメします。

    「マネーフォワード」はプラスαの機能を重視する人におすすめ

    マネーフォワードは、会計ソフトとしての機能は「クラウド確定申告」単体でも十分ですが、追加料金なしで他6種類のクラウドソフトも利用できます。「事業の拡大を見据えて、バックオフィス全体を効率化したい!」という人にはコスパが非常に高いと言えます。

    「freee」は会計業務の効率化を重視する人におすすめ

    「会計ソフト」という枠で考えると、最も機能が充実しているのはfreeeです。記帳の自動化や電子申告など、先進的な機能についても、素早い対応で他社をリードしています。「帳簿づけ~確定申告の業務をトコトン効率化したい!」という人にオススメです。

    マネーフォワード クラウド確定申告
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