キャッシュレス決済を導入する店舗向けに、「JMSおまかせサービス」のメリット・デメリットをまとめました。決済端末とスマホ導入(Tap on Mobile)の両方について解説しています。
目次
JMSおまかせサービスの基本をおさらい

JMSおまかせサービスは、店舗向けのキャッシュレス決済サービスです。「決済端末で導入する方法」と「スマホで導入する方法」があり、店舗のスタイルに合わせて選べます。
JMSおまかせサービスの導入方法【2種類】
| 決済端末で導入 (SATURN 1000F2) |
スマホで導入 (Tap on Mobile) |
|
|---|---|---|
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|
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 月額料金 | 0円 | 0円 |
| 決済手数料 | 2.48% ~ 3.24% |
2.48% ~ 3.24% |
| クレカ | ◯ | ◯ |
| 電子マネー | ◯ | ◯ |
| QR決済 | ◯ | ◯ |
| 連携できる POSレジ |
POS+ (連動費1,100円/月) |
なし |
| 必要な通信環境 | Wi-Fi or スマホ回線 (SIM利用料 693円/月) |
Wi-Fi or スマホ回線 |
>> JMSの基本をおさらい!導入方法・手数料・入金サイクル
JMSのメリット・デメリットをざっくりまとめると下記のとおりです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・初期費用が0円 ・月額料金が0円 ・クレカの手数料が安い ・スマホ回線でも使える ・決済端末は分割払いにも対応可能 ・スマホ導入でも電子マネーに対応可能 |
・導入に時間がかかる ・入金サイクルが遅い ・レシートは発行できない ・POSレジ機能はない ・スマホ導入は対応機種が限られる |
メリット・デメリットを総合すると、JMSは「とにかくキャッシュレス決済を導入できればいい」という店舗にとってはかなりコスパが良いです。一方「レジ周りをまとめて揃えたい」という店舗にとっては、不十分な部分もあります。
公式サイトJMSおまかせサービス
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JMSおまかせサービスのメリット
- 初期費用が0円
- 月額料金が0円
- クレカの決済手数料が安い
- スマホ回線でも使える
- 決済端末なら分割払いにも対応可能
- スマホ導入でも電子マネーに対応可能
ここからは、JMSのメリットを詳しく解説していきます。デメリットが気になる方は、記事の後半まで飛ばしてください。
① 初期費用が0円
- 決済端末を無料で導入できる
- 現在はTap on Mobileの対応スマホも無料でもらえる
JMSを決済端末で導入する場合は、「SATURN 1000F2」という最新端末を無料で使えます。そのほかに入会金や加盟料がかかることもありません。
さらに、スマホ(Tap on Mobile)で導入する場合も、現在はAndroidスマホを無料でもらえます。こちらは台数限定のキャンペーンなので、早めに申し込むのがおすすめです。
② 月額料金が0円
- ランニングコストは基本的に決済手数料だけ
- 月額固定費はかからない
JMSのランニングコストは、基本的に決済手数料だけです。決済手数料は「毎月〇〇円」と決まっているわけではなく、「決済額 × 手数料率」で決まります。決済額が少なければコストも安くなる仕組みなので、小規模店舗でも導入しやすいです。
ただし、下記のような場合に限っては月額固定費が発生するので注意しましょう。これらに該当しなければ、固定費はかからないと考えてOKです。
- 決済端末をスマホ回線で使う場合(SIM利用料693円/月)
- 決済端末をPOS+と連携する場合(連携手数料1,100円/月)
③ クレジットカードの決済手数料が安い
- 中小企業はクレカ手数料が安くなる
- 月額料金がかからないサービスの中では最安水準
JMSは現在、個人事業主や中小法人向けに「中小企業応援プログラム」を開催しています。このプログラムを利用すると、クレジットカードの決済手数料が「3.24%」から「2.48%」まで安くなります。
JMSおまかせサービスの決済手数料
| クレジットカード | 電子マネー | QRコード決済 |
|---|---|---|
| 【2.48%】 ・Visa ・Mastercard ・JCB ・Amex ・Diners Club ・Discover ・銀聯 |
【3.24%】 ・交通系IC ・楽天Edy ・WAON ・nanaco ・iD ・QUICPay |
【3.24%】 ・PayPay ・d払い ・楽天ペイ ・au PAY ・FamiPay ・メルペイ ・ゆうちょPay ・Alipay+ ・WeChat Pay ほか20種類以上 |
※ 大企業等の場合はクレカの手数料率が3.24%になる
JMSの決済手数料は、エアペイやスクエアなどの「月額料金がかからないサービス」のなかでは最安水準です。ただ、PAYGATEやstera packなどの「月額料金がかかる代わりに決済手数料が安いサービス」と比べると高いので、売上規模が大きい店舗はそちらを検討してもよいでしょう。
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④ スマホ回線でも使える
- Wi-Fiとスマホ回線で利用できる
- 決済端末をスマホ回線で使う場合は追加料金
| 決済端末 | スマホ導入 | |
|---|---|---|
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|
| Wi-Fi | ◯ | ◯ |
| スマホ回線 | ◯ (SIM利用料 693円/月) |
◯ |
| 有線LAN | × | × |
JMSは、店舗にWi-Fiがなくても導入できます。ただ、決済端末をスマホ回線(LTE)で使いたい場合のみ、月額693円のSIMカード利用料がかかります。申込時に通信方法を選べるので、そこでLTE通信を選択した場合のみ、追加料金がかかるということです。
⑤ 決済端末なら分割払いにも対応可能
- 決済端末は分割・リボ・ボーナス払いに対応可能
- ただし、スマホ導入の場合は一括払いのみ
| 決済端末 | スマホ導入 | |
|---|---|---|
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|
| 一括払い | ◯ | ◯ |
| 分割払い | ◯ | × |
| リボ払い | ◯ | × |
| ボーナス払い | ◯ | × |
※ カードブランドによっては一括しか選べない場合もある
他社の決済端末では、一括払いしか受け付けられない場合が多いです。たとえば、エアペイやスクエアは一括払いにしか対応していません。客単価が高い店舗にとっては、JMSを選ぶ決め手になり得るメリットです。
ただし、入金サイクルを早める場合は、分割払いやリボ払いを受け付けられなくなってしまうのでご注意ください。詳しくは、後述の「デメリット② 入金サイクルが遅い」で解説しています。
⑥ スマホ導入でも電子マネーに対応可能
- スマホ導入でもクレカ・電子マネー・QR決済に対応可能
- 電子マネー対応のスマホ向け決済サービスは珍しい
JMSの「Tap on Mobile」は、Suica・iD・QUICPay・楽天Edyなどの電子マネー決済にも対応しています。下表のとおり、基本的には決済端末と同じ支払方法に対応できると考えてOKです。
| 決済端末 | スマホ導入 | |
|---|---|---|
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|
| クレカ | ◯ | ◯ タッチ決済のみ |
| 電子マネー | ◯ | ◯ |
| QR決済 | ◯ | ◯ |
他社のスマホ決済サービスは、クレカとQR決済にしか対応していないのが一般的です。たとえば、エアペイやスクエアもスマホで導入できますが、その場合はクレカとQR決済にしか対応できず、電子マネーに対応するには決済端末が必要になります。
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JMSおまかせサービスのデメリット
- 導入に4週間ほどかかる
- 入金サイクルが遅い
- POSレジ機能はない
- レシートは発行できない
- スマホ導入は対応機種が限られる
ここからは、JMSのデメリットを詳しく解説していきます。
① 導入に4週間ほどかかる
- 申込みから利用開始までに4週間ほどかかる
- 決済端末でもスマホ導入でも同様
JMSは「決済端末」でも「Tap on Mobile」でも、利用開始までに4週間ほどかかります。これは、他社の決済サービスと比較すると遅いです。たとえば、スクエアの場合は、決済端末なら最短3日、スマホ導入なら最短即日で使い始められます。
② 入金サイクルが遅い
- 入金サイクルは「月2回」か「月6回」から選べる
- 月6回ならスピーディだが、デメリットもある
| 月2回払い | 月6回払い | |
|---|---|---|
| 入金サイクル | 15日締め → 月末入金 月末締め → 翌15日入金 |
5日締め → 10日入金 10日締め → 15日入金 15日締め → 20日入金 20日締め → 25日入金 25日締め → 月末入金 月末締め → 翌5日入金 |
| 振込手数料 | 無料 | 振り込みのたびに 198円 |
| 注意点 | とくになし | 分割払いやボーナス払いを 受け付けられなくなる |
※ 銀行が休みの場合は入金日がズレます
先述のとおり、JMSの決済端末は「クレカの分割払いやリボ払いにも対応できる」というのが大きなメリットですが、これは「月2回払い」を選んだ場合だけです。「月6回払い」を選んだ場合は、基本的に一括払いしか受け付けられません。
資金繰りがシビアな店舗は、もう少し入金サイクルが早いサービスを検討したほうがよいかもしれません。たとえば、スクエアなら最短翌日で売上を受け取れます。また、エアペイでは手数料無料で、とくにデメリットもなく月6回の入金を受けられます。
③ POSレジ機能はない
- サービス内容はあくまで「決済機能」だけ
- 外部のPOSレジとの連携にも制限がある
JMSの決済端末にPOSレジ機能は付いていません。また「Tap on Mobile」のアプリにもPOSレジ機能はありません。JMSが提供しているのは、あくまで決済機能だけと考えましょう。
| 決済端末 | スマホ導入 |
|---|---|
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| ・本体にPOSレジ機能はない ・POS+との連携は可能(1,100円/月) |
・アプリにPOSレジ機能はない ・外部のレジとの連携にも未対応 |
決済端末は、POS+(ポスタス)というPOSレジアプリとなら連携できます。連携すると、金額の”二度打ち”が不要になるので、お会計がスムーズになります。ただし、POS+との連携には月額1,100円の手数料がかかります。
もちろん「決済機能だけ導入できればいい!」という場合は、POSレジ機能について気にしなくてOKです。一方「レジ周りの設備をまとめて揃えたい」という場合は、POSレジ内蔵の決済端末(スクエアやPAYGATEなど)や、POSレジと無料で連携できる端末(エアペイなど)を選んだほうがよいです。
おすすめのキャッシュレス決済サービスまとめ【比較一覧】
④ レシートは発行できない
- 発行できるのは「売上票」だけ
- 商品名などが載ったレシートは発行できない
JMSの決済端末は、内蔵のプリンターで「売上票」を印刷できます。また、スマホ導入(Tap on Mobile)でも、QRコードやメールを使って「電子売上票」を発行できます。ただ、これらには商品名などが載っておらず、一般的な「レシート」とは少し異なります。

※ Tap on Mobileの電子売上票の例
お客さんからレシートや領収書を要求された場合、JMSだけでは対応できないので注意しましょう。たとえば、JMSとは別でレジとプリンターを導入していれば、そちらからレシートを発行できます。そのような設備がない場合は、手書き領収書などで対応することになります。
⑤ スマホ導入は対応機種が限られる
- スマホ導入の対応機種は、Androidスマホの一部機種のみ
- ただ、現在は無料でもらえるので気にしなくてOK
JMSの「Tap on Mobile」はAndroidスマホ専用のサービスですが、対応機種がけっこう限定されています。加えて、クレカとQR決済にしか対応できない機種(電子マネーNGの機種)などもあるようなので注意が必要です。
といっても、現在はAndroidスマホを無料でもらえるキャンペーンを開催中なので、対応機種を持っていなくても大丈夫です。ただ、このキャンペーンは台数限定なので、気になっている方は早めに申し込みましょう。
まとめ
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・初期費用が0円 ・月額料金が0円 ・クレカの手数料が安い ・スマホ回線でも使える ・決済端末は分割払いにも対応可能 ・スマホ導入でも電子マネーに対応可能 |
・導入に時間がかかる ・入金サイクルが遅い ・POSレジ機能はない ・レシートは発行できない ・スマホ導入は対応機種が限られる |
JMSは、低コストでキャッシュレス決済を導入できるサービスです。基本的に固定費がかからないうえ、決済手数料も安いので、小規模店舗にとってはコストパフォーマンスのよい選択肢といえます。
とくに、すでにレジやレシートプリンターを持っていて、「あとはキャッシュレス決済だけ導入できればOK」という店舗に向いています。また、分割払いに対応できるので、客単価が高い店舗にもおすすめです。
一方、JMSにはPOSレジ機能やレシート発行機能がありません。そのため「レジ周りをまとめて揃えたい」という店舗には不向きです。POS+とセットで使えば機能面を補完できますが、POS+の利用料金に加えて、月額1,100円の連携費用がかかります。
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