店舗を営む個人事業主・法人向けに、キャッシュレス決済端末のお得情報をまとめました。現在は「エアペイ」や「PAYGATE」などのキャッシュレス決済サービスが、新規加盟店向けのキャンペーンを開催しています。
目次
キャッシュレス決済サービスのキャンペーン【一覧】
内容 | 終了時期 | |
---|---|---|
Airペイ | 決済端末が無料になる | 未定 |
クレカの決済手数料が安くなる | 未定 | |
PAYGATE | 決済端末が無料になる | 未定 |
楽天ペイ (実店舗決済) |
決済端末が無料になる | 未定 |
Square | とくになし | – |
stera pack | とくになし | – |
STORES決済 | とくになし | – |
注目のキャンペーンは「Airペイ」です。決済に使う専用端末(カードリーダー)を0円で導入できるため、iPhoneかiPadがあれば初期費用ゼロでキャッシュレス対応できます。このほか「楽天ペイ」や「PAYGATE」もおトクなキャンペーンを実施中です。
ここからは、それぞれのキャンペーン内容について詳しく解説していきます。
AirPAY(エアペイ)
AirPAY(エアペイ)は、機能面やコスパ面で総合力が高い決済サービスです。リーズナブルな手数料で、40種類以上の決済ブランドに対応できます。現在は、決済端末の無料導入キャンペーンと、決済手数料の割引プログラムを開催しています。
カードリーダーの無料導入キャンペーン【エアペイ】
内容 |
決済に使うカードリーダーを無料で導入できる ・カードリーダー (通常20,167円) → 無料 |
---|---|
適用条件 | ・実店舗があること* ・エアペイの導入が初めてであること ・申し込んだ月から6ヶ月以内に審査を通過すること |
申込方法 | 公式サイトから申し込めば自動的に適用される |
終了時期 | 未定 |
適用条件に「6ヶ月以内に審査を通過すること」とありますが、普通なら審査に半年もかかることはありません。エアペイの審査は、早ければ3日程度で終わります。新規加盟店なら、ほぼ確実にカードリーダーを無料でゲットできると考えてよいでしょう。
決済手数料ディスカウントプログラム【エアペイ】
内容 |
主要クレジットカードの決済手数料が安くなる 通常3.24% → 2.48% |
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主な条件 | ・従業員が50人以下であること ・上場会社でないこと など |
申込方法 | 公式サイトから「決済手数料ディスカウントプログラム」に申し込む |
終了時期 | 未定 |
備考 | 先述の無料導入キャンペーンと併用可能 |
決済手数料ディスカウントプログラムでは、一定の条件を満たすと主要クレカ(VISA・Mastercard・JCBなど)の決済手数料が安くなります。小規模な店舗なら条件を満たせる可能性が高いので、公式サイトで詳しい条件を確認してみてください。
そもそもエアペイとは?基本情報まとめ
決済端末 | 月額料金 | 導入スピード |
---|---|---|
20,167円 キャンペーンで無料 |
無料 | 申込から2週間程度 |
売上の入金 | 入金手数料 | 必要な周辺機器 |
月1~6回 | 無料 | ・iPhone or iPad ・レシートプリンター |
エアペイのカードリーダーは、必ずiPhoneかiPadと一緒に使います。また、レシートを発行するには別売りのプリンターが必要です(プリンターがなくても電子レシートなら発行可能)。プリンターは、安いものだと2万円程度から購入できます。
エアペイの決済手数料と対応ブランド
クレジットカード | 電子マネー | QRコード決済 |
---|---|---|
【2.48%】 ・VISA ・Mastercard ・Amex ・JCB ・DinersClub ・Discover 【3.24%】 ・銀聯 |
【3.24%】 ・交通系IC (Suica・PASMOなど) ・iD ・QUICPay ※Apple Pay、Google Payにも対応 |
【3.24%】 ・PayPay ・d払い ・楽天ペイ ・au PAY ・Alipay+ ・WeChat Pay このほか20種類以上 |
エアペイは合計60種類以上の決済ブランドに対応しています。これは、他の決済サービスと比較してもかなり多いです。特にQRコード決済の種類が豊富で、「PayPay」などのメジャーどころだけでなく、地方銀行系や海外系のアプリまで対応しています。
今なら初期費用0円エアペイ
公式サイト
PAYGATE(ペイゲート)
PAYGATE(ペイゲート)は、高機能&ポータブルなマルチ決済端末が特徴です。対応決済の種類もそこそこ豊富で、総合力の高い決済サービスです。現在は、高機能な決済端末を無料で導入できるキャンペーンを実施中です。
決済端末の無料キャンペーン【PAYGATE】
内容 |
決済端末が無料になる 通常39,600円 → 無料 |
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適用条件 | PAYGATEの導入が初めてであること |
申込方法 | 公式サイトから申し込めば自動で適用される |
終了時期 | 未定 |
PAYGATEの決済端末は機能性の高さがウリです。専用アプリをダウンロードすれば、端末ひとつでレジ打ちから決済まで完結できるようになります。そのぶん通常はかなりお値段が張りますが、今なら無料で導入できます。
PAYGATEとは?基本情報まとめ
決済端末 | 月額料金 | 導入スピード |
---|---|---|
39,600円 キャンペーンで無料 |
3,300円 | 約1ヶ月~ |
売上の入金 | 入金手数料 | 必要な周辺機器 |
月2回 (QR決済の売上は月1回) |
要問い合わせ | 特になし |
PAYGATEは、ランニングコストとして「月額料金」と「決済手数料」がかかります。ただ、現在は端末無料キャンペーンで初期費用がタダになるので、かなりお得に導入できます。決済端末1台で決済できるので、周辺機器を買い揃える必要もありません。
PAYGATEの対応ブランドと決済手数料
クレジットカード | 電子マネー | QRコード決済 |
---|---|---|
【1.98%〜】 ・VISA ・Mastercard ・JCB ・Amex ・DinersClub ・Discover ・銀聯 |
【3.24%】 ・交通系IC (Suica・PASMOなど) ・楽天Edy ・WAON ・nanaco ・iD ・QUICPay |
【2.0%~】 ・PayPay ・d払い ・楽天ペイ ・au PAY ・メルペイ ・Alipay+ ・WeChat Pay ・UnionPay |
PAYGATEは、具体的な手数料率を一般公開していません。気になる方は、公式サイトから「ウチの場合は何%になりますか?」と問い合わせてみましょう。
今なら決済端末が0円PAYGATE
公式サイト
楽天ペイ 実店舗決済
楽天ペイ(実店舗決済)は、楽天銀行ユーザーと相性の良い決済サービスです。楽天銀行の口座を持っていれば、1日分の売上を翌日にすぐ入金してもらえます。2種類の決済端末があり、現在はどちらも無料キャンペーンを開催しています。
決済端末の無料導入キャンペーン【楽天ペイ 実店舗決済】
内容 |
任意の決済端末を無料で導入できる ・カードリーダー:通常19,800円 → 無料 ・ターミナル:通常38,280円 → 無料 |
---|---|
適用条件 | ・楽天ペイ(実店舗決済)の導入が初めてであること ・申し込みから3ヶ月以内に審査を通過すること |
申込方法 | 公式サイトから申し込む |
終了時期 | 未定 |
キャンペーンの適用条件に「3ヶ月以内に審査を通過すること」とありますが、これはあまり気にしなくてOKです。楽天ペイは審査がスピーディーなので、とくに問題がなければ最短3日程度で完了します。
「楽天ペイ 実店舗決済」のキャンペーン詳細はこちら(公式サイト)
楽天ペイ(実店舗決済)とは?基本情報まとめ
楽天ペイ(実店舗決済)には2種類の決済端末があり、どちらか好きなほうを導入できます。どちらの端末も基本的な機能は変わらず、クレカ・電子マネー・QR決済などに対応しています。
カードリーダー | ターミナル | |
---|---|---|
決済端末 | ![]() |
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19,800円 無料キャンペーン中 |
38,280円 無料キャンペーン中 |
|
必要な 周辺機器 |
・スマホ or タブレット ・レシートプリンター |
特になし |
月額料金 | 無料 | |
売上の入金 | 楽天銀行なら自動で翌日入金 (その他の口座は入金のたびに申請が必要) |
|
入金手数料 | 楽天銀行なら無料 (その他の口座は入金のたびに330円) |
|
導入 スピード |
申し込みから最短5日 |
これから導入するなら、新型の「ターミナル」がおすすめです。「カードリーダー」もコンパクトで使いやすいですが、別途でスマホやプリンターを揃える必要があります。(レシートプリンターは安くても3万円程度)
楽天ペイ(実店舗決済)の決済手数料と対応ブランド
クレジットカード | 電子マネー | QRコード決済 |
---|---|---|
【3.24%】 ・VISA ・Mastercard ・Amex ・JCB ・DinersClub ・Discover |
【3.24%】 ・交通系IC (Suica・PASMOなど) ・WAON ・nanaco ・iD ・QUICPay ※Apple Pay、Google Payにも対応 |
【3.24%】 ・楽天ペイ ・au PAY |
「カードリーダー」でも「ターミナル」でも、対応する決済ブランドと決済手数料は変わりません。他社の決済サービスと比較すると、決済手数料は安いほうですが、QRコード決済の対応数が少ないです。
今なら初期費用0円楽天ペイ
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Square(スクエア)
スクエアは、オシャレな端末デザインが特徴の決済サービスです。複数の決済端末から好きなものを導入できます。
スクエアとは?基本情報まとめ
Square リーダー |
Square スタンド |
Square ターミナル |
Square レジスター |
|
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![]() |
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価格 (税込) |
4,980円 | 29,980円 | 39,980円 | 84,980円 |
必要な 周辺機器 |
・スマホかタブレット ・レシートプリンター |
・iPad ・レシートプリンター |
特になし | ・レシートプリンター |
月額料金 | 無料 | |||
売上の入金 | 三井住友かみずほ銀行なら 翌営業日の自動入金 (その他の口座は週1回の定期入金) |
|||
入金手数料 | 無料 | |||
導入 スピード |
最短3日 |
これから導入するなら「Square ターミナル」か「Square レジスター」がおすすめです。どちらも、機能性とデザイン性が高いレベルで両立されています。端末価格はちょっと高いですが、最近はおしゃれなお店で目にする機会が増えてきました。
スクエアの対応ブランドと決済手数料
クレジットカード | 電子マネー | QRコード決済 |
---|---|---|
【2.5%】 ・VISA ・Mastercard ・JCB ・Amex ・DinersClub ・Discover |
【3.25%】 ・交通系IC (Suica・PASMOなど) ・iD ・QUICPay |
【3.25%】 ・PayPay ・d払い ←NEW! ・楽天ペイ ←NEW! ・au PAY ←NEW! ・メルペイ ←NEW! ・Alipay+ ←NEW! ・WeChat Pay ←NEW! |
スクエアは、2025年からクレジットカードの決済手数料を一律2.5%に引き下げました。これにより、スクエアの決済手数料は業界最安水準になっています。QR決済の対応数も増えたので、スクエアはほとんど弱点がなくなりました。
スタイリッシュで使いやすい決済端末スクエア
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stera pack(ステラパック)
stera packは、高機能なオールインワン決済端末が特徴の決済サービスです。VISAとMastercardの決済手数料が安い、という強みもあります。月額料金のキャッシュバックキャンペーンは2024年12月に終了しました。
そもそもstera packとは?基本情報まとめ
決済端末 | 月額料金 | 導入スピード |
---|---|---|
無料 | 3,300円 初年度無料 |
約1ヶ月半 |
売上の入金 | 入金手数料 | 必要な周辺機器 |
最短翌々日 | 三井住友なら無料 (他の口座は220円) |
特になし |
※ 金額はすべて税込表示
ステラパックは「サブスク型」の決済サービスなので、初期費用が一切かかりません。3,300円の月額料金や、売上金額に応じた決済手数料だけで使い続けられます。端末にレシートプリンターが内蔵されているので、周辺機器を買い揃える必要もありません。
ステラパックの決済手数料と対応ブランド
クレジットカード | 電子マネー | QRコード決済 |
---|---|---|
【1.98%】 ・VISA ・Mastercard 【2.48%】 ・JCB ・Amex ・DinersClub ・Discover 【3.24%】 ・銀聯 |
【3.24%】 ・交通系電子マネー (Suica・PASMOなど) ・楽天Edy ・WAON ・nanaco ・iD ・QUICPay | 【3.24%】 ・PayPay ・d払い ・楽天ペイ ・au PAY ・メルペイ ・ゆうちょPay ・Alipay+ ・WeChat Pay ・UnionPay |
※ 決済手数料率はスモールビジネスプランの場合
ステラパックはクレジットカードの決済手数料の安さが特徴です。ステラパックには2種類の料金プランがあり、「スモールビジネスプラン」なら上記の料率でクレカを導入できます。そこそこ売上のある店舗なら、決済手数料が浮いたぶんで月額料金をペイできるでしょう。
初年度は月額料金が無料stera pack
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STORES決済
STORES決済は、ネットショップ作成サービスの「STORES(ストアーズ)」と同じ会社が提供する決済サービスです。交通系電子マネーの決済手数料の安さが強みです。カードリーダーの無料キャンペーンは2025年1月に終了しました。
そもそもSTORES決済とは? 基本情報まとめ
決済端末 | 月額料金 | 導入スピード |
---|---|---|
無料 | 3,300円 | 最短3日 |
売上の入金 | 入金手数料 | 必要な周辺機器 |
最短2日以内 | 無料 or 200円 | ・スマホ or タブレット ・レシートプリンター |
STORES決済のカードリーダーは、スマホかタブレットとBluetooth接続して使います(iOS・Androidの両方に対応)。Androidと接続する場合は交通系ICの決済を受け付けられないので、基本的にはiPhoneかiPadとセットで使うのがおすすめです。
STORES決済の決済手数料と対応ブランド
クレジットカード | 電子マネー | QRコード決済 |
---|---|---|
【1.98%】 ・VISA ・Mastercard 【2.38%】 ・JCB ・Amex ・DinersClub ・Discover |
【1.98%】 ・交通系IC (Suica・PASMOなど) 【3.24%】 ・iD ・QUICPay ※Apple Pay、Google Payにも対応 |
【3.24%】 ・PayPay ・d払い ・楽天ペイ ・au PAY ・メルペイ ・FamiPay ・WeChat Pay ほか20種類以上 |
STORES決済は、クレカと交通系ICの決済手数料の安さが特徴です。他社の決済サービスだと3%程度が一般的ですが、STORES決済なら「1.98%〜」で使えます。(中小支援プランの場合)
交通系ICの手数料が安いSTORES決済
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まとめ – キャッシュレス決済サービスの比較一覧表
本記事で紹介したキャッシュレス決済サービスを一覧表で比較します。それぞれ、最新のキャンペーン情報も反映しています。
Airペイ | PAYGATE | 楽天ペイ (実店舗決済) |
Square | stera pack |
STORES 決済 |
|
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決済端末 | ![]() |
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端末価格 | 20,167円 無料 キャンペーン |
39,600円 無料 キャンペーン |
19,800円〜 無料 キャンペーン |
4,980円~ | 無料 | 無料 |
月額料金 | 無料 | 3,300円 | 無料 | 無料 | 3,300円 初年度無料 |
3,300円 |
決済手数料 | 2.48% ~ 3.24% |
1.98%~ | 3.24% | 2.5% 〜 3.25% |
1.98% ~ 3.24% |
1.98% ~ 3.24% |
売上の 入金サイクル |
月1回 ~ 月6回 |
月1回 or 月2回 |
最短翌日 | 最短翌日 | 最短翌々日 | 最短2日以内 |
売上の 入金手数料 |
無料 | 要問合せ | 楽天銀行なら 無料 |
無料 | 三井住友なら 無料 |
月1入金なら 無料 |
クレカ | 7ブランド | 7ブランド | 6ブランド | 6ブランド | 7ブランド | 6ブランド |
電子マネー | 11種類 | 14種類 | 14種類 | 11種類 | 14種類 | 11種類 |
QR決済 | 30種類以上 | 8種類 | 2種類 | 7種類 | 9種類 | 20種類以上 |
Airペイ | PAYGATE | 楽天ペイ (実店舗決済) |
Square | stera pack |
STORES 決済 |
現時点で一番オススメなのは「Airペイ(エアペイ)」です。対応決済の種類が非常に豊富なうえ、端末の使い勝手や手数料に関しても特に弱点がありません。現在は、決済端末の無料キャンペーンを開催中なので、初期費用0円で導入できます。
今なら初期費用0円エアペイ
公式サイト
いろいろ周辺機器を揃えるのが面倒くさい!という店舗には「スクエア」や「PAYGATE」のオールインワン端末もおすすめです。スマホやプリンターを揃えなくてもすぐに使えるので、初期費用を抑えられるうえ、手間もかかりません。
公式サイト今なら決済端末が0円PAYGATE
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