店舗を営む個人事業主・法人向けに、Square(スクエア)の利用料金をわかりやすく解説します。結論から言うと、決済手数料は少し高いですが、その他の費用は0円に抑えることもできるので、総合的にはコスパ◎です。
目次
スクエアの利用にかかる費用【一覧表】
| 初期費用 | 入会金など | 0円 |
|---|---|---|
| 決済端末の購入代金 | 4,980円~ (スマホだけで導入する場合は不要) |
|
| ランニングコスト | 月額利用料 | 0円 |
| 決済手数料 | 2.5% ~ 3.75% | |
| 振込手数料 | 0円 | |
| 解約手数料 | 0円 |
Square(スクエア)の利用にかかる費用は、基本的に「決済端末の購入代金」と「決済手数料」だけです。それぞれの費用について、以下で詳しく解説します。
① 初期費用
スクエアの初期費用は、導入方法によって異なります。大きく分けて「スマホだけで簡易的に導入する方法」と「決済端末を買って本格的に導入する方法」があります。
| スマホだけで 導入する場合 |
決済端末を 買う場合 |
||
|---|---|---|---|
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||
| 初期費用 | 周辺機器の代金だけ (購入は任意) |
決済端末の代金 + 周辺機器の代金 (購入は任意) |
|
| 対応決済 | クレカ | △ (タッチ決済のみ) |
◯ |
| 電子マネー | × | ◯ | |
| QRコード | ◯ | ◯ | |
※ 周辺機器とはレシートプリンター等のこと
スマホだけで導入する場合は、初期費用を0円に抑えることも可能です。一方、本格的に導入したいなら、下記のいずれかの決済端末を買う必要があります。なお、どちらの場合でも、周辺機器(レシートプリンターなど)の購入はあくまで任意です。
スクエアの決済端末一覧表
| Square リーダー |
Square ターミナル |
Square ハンディ |
Square レジスター |
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|---|---|---|---|---|
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|
| 端末価格 (税込) |
4,980円 | 39,980円 | 44,980円 | 84,980円 |
| 使い方 | スマホと セットで使う |
単体で使える | 単体で使える | 単体で使える |
| 通信環境 | Wi-Fi or スマホ回線 |
Wi-Fi or 有線LAN |
Wi-Fi or 有線LAN |
Wi-Fi or 有線LAN |
| レシート プリンター |
別売り | 内蔵 | 別売り | 別売り |
| バーコード スキャナー |
別売り | 別売り | 内蔵 | 別売り |
| カスタマー ディスプレイ |
別売り | 別売り | 別売り | 付属 |
イチオシはSquareターミナルです。決済機能だけでなく、レジ機能やレシートプリンターも付いているので、これ1台でお会計を完結できます。価格はちょっと高いですが、通常ならプリンターだけでも4~6万円はするので、トータルで考えるとかなりおトクです。
② ランニングコスト(決済手数料)
スクエアのランニングコストは「決済手数料」だけです。決済手数料とは、キャッシュレス決済額(お客さんがキャッシュレス決済で支払った金額)に応じて課される手数料のことです。
スクエアの決済手数料は、基本的に「キャッシュレス決済額の2.5%~3.25%」に設定されています。具体的なパーセンテージは、下記のように決済ブランドごとに異なります。
スクエアの決済手数料
| クレカ | 電子マネー | QRコード |
|---|---|---|
| 【2.5%】* ・VISA ・MasterCard ・JCB ・AMEX ・DinersClub ・Discover 【3.25%】 ・銀聯 |
【3.25%】 ・交通系IC ・iD ・QUICPay |
【3.25%】 ・PayPay ・d払い ・楽天ペイ ・au PAY ・メルペイ ・WeChat Pay ・Alipay+ |
* キャッシュレス決済額が年間3,000万円以上の場合は3.25%になる
たとえば、VISAで1万円分の決済をしたら「250円」の決済手数料がかかるわけです(1万円 × 2.5% = 250円)。決済手数料はお客さんが負担するのではなく、お店側が負担します。
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スクエアの手数料は高い?他社と比較してみた!
- 決済手数料は他社よりも少しだけ高い
- 振込手数料0円で「最短翌日入金」というのは大きな強み
- 解約手数料0円なので気軽に導入できる
| スクエア | エアペイ | PAYGATE | stera pack |
|
|---|---|---|---|---|
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|
| 初期費用 | 0円~ | 20,167円 今なら無料 |
39,600円 今なら無料 |
0円 |
| 月額利用料 | 0円 | 0円 | 3,300円 | 3,300円 初年度無料 |
| 決済手数料 | 2.5% ~ 3.25% |
2.48% ~ 3.24% |
1.98% ~ 3.24% |
1.98% ~ 3.24% |
| 売上の 振込手数料 |
0円 | 0円 | 0円 | 三井住友なら 0円 |
| 売上の 入金サイクル |
最短翌日 | 月1回 ~ 月6回 |
月1回 or 月2回 |
最短翌々日 |
| 解約手数料 | 0円 | 0円 | 最大 36,000円 |
最大 88,000円 |
スクエアとよく比較されるのは「エアペイ」です。スクエアとエアペイの決済手数料を比べると、エアペイのほうが0.01~0.02%ほど安いです。といっても、これは1万円あたり1~2円程度の違いなので、ほとんど差がないと考えてよいでしょう。
スクエアとエアペイの違いを徹底比較!おすすめはどっち?
一方「PAYGATE」と「stera pack」は、毎月3,300円の固定費がかかる代わりに、決済手数料がかなり安いです。このようなサービスは、決済手数料が浮いたぶんで月額固定費をペイできるような、売上規模の大きい店舗におすすめです。
各社のランニングコストを試算してみた【比較表】
先述した4社のランニングコストを実際に計算してみます。「1ヶ月のキャッシュレス決済額が〇〇円だったら、その月の手数料は△△円になる」という試算結果を、下表にまとめました。
| スクエア | エアペイ | PAYGATE | stera pack |
||
|---|---|---|---|---|---|
| 決済額 | 10万/月 | 2,500円 | 2,480円 | 5,280円 | 5,280円 |
| 50万/月 | 12,500円 | 12,400円 | 13,200円 | 13,200円 | |
| 100万/月 | 25,000円 | 24,800円 | 19,800円 | 19,800円 | |
| 300万/月 | 75,000円 | 74,400円 | 62,700円 | 62,700円 | |
| 500万/月 | 125,000円 | 124,000円 | 102,300円 | 102,300円 | |
・決済手数料は、各社のクレカ(VISA)の料率で算出しています
・PAYGATEとステラパックは月額利用料(3,300円)もプラスしています
先述したとおり、スクエアとエアペイのランニングコストにはほとんど差がないことが分かります。一方、PAYGATEとステラパックは「決済手数料が安い代わりに月額料金がかかる」というサービスなので、決済額が少ない店舗にとっては割高です。
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スクエアを安く使う3つの方法
- 決済端末を買わずに、スマホだけで導入する
- プリンターを買わずに、電子レシートで対応する
- 決済手数料が「1.8%+80円」のプランを選ぶ
上記のような方法をとれば、スクエアの利用コストをいくらか抑えられます。以下で詳しく解説していきます。
① 決済端末を買わずに、スマホだけで導入する
記事の冒頭でも解説したとおり、スクエアの導入方法は「スマホだけで簡易的に導入する方法」と「決済端末を買って本格的に導入する方法」の2種類です。スマホだけで導入する場合は、決済端末を買う必要がないので、そのぶん初期費用を抑えられます。
スクエアをスマホで導入する手順は下記のとおりです。タッチ決済に対応したスマホさえあれば、すぐに導入できます。
スクエアをスマホだけで導入する流れ
- 公式サイトでアカウントを作って審査を受ける
- スマホに専用アプリをインストールする(無料)
- アプリにログインして決済を始める
注意点として、スクエアをスマホで導入する場合、電子マネー(SuicaやiDなど)による決済には対応できません。ただ、費用をかけたくない方や、試しに使ってみたい方にはおすすめです。
スクエアをスマホで導入する方法について詳しく
② プリンターを買わずに、電子レシートで対応する
レシートプリンターは、普通に買うと4~6万円ほどかかります。しかし、スクエアには「電子レシート」を送信する機能があるので、レシートプリンターを買わなくてもなんとかなります。
- 電子レシートとは
- レシートの代わりに、購入明細をSMSやメールで送る機能のこと。お会計をしたあと、お店のスマホや決済端末に、お客さんの電話番号かアドレスを入力してもらう必要がある。
ただし、客数の多い店舗だと、いちいち電子レシートで対応するのは非効率的です。「やっぱり紙レシートを導入したいなぁ」という場合は、プリンター内蔵のSquareターミナルを買うのがおすすめです。Squareターミナルは4万円ほどしますが、レジ・決済端末・レシートプリンターの3役を担えます。
Squareターミナルとは?使い方やデメリットなど
③ 決済手数料が「1.8%+80円」のプランを選ぶ
スクエアでは、クレカの決済手数料は「2.5%」が基本ですが、クレカの決済手数料が「1.8%+80円」になるプランもあります。決済のたびに必ず80円かかりますが、料率が低くなるので、客単価が高いほどお得になります。
1回の決済にかかる決済手数料【比較表】
| 決済手数料 2.5% |
決済手数料 1.8%+80円 |
|
|---|---|---|
| 1,000円 | 25円 | 98円 |
| 5,000円 | 125円 | 170円 |
| 10,000円 | 250円 | 260円 |
| 15,000円 | 375円 | 350円 |
| 20,000円 | 500円 | 440円 |
上表からわかるように、客単価が1万円を超えるような店舗だと、「1.8%+80円」のプランを選んだほうがお得になる可能性があります。決済手数料は、申込みの際に選択できます。(年間決済額が3,000万円以上だと「1.8%+80円」のプランを選べない)
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スクエアの手数料に関する疑問【Q&A】
- スクエアの利用に月額固定費はかかる?
- スクエアのキャッシュレス決済に月額固定費はかかりません。決済額に応じた決済手数料だけで使い続けられます。ちなみに、姉妹サービスの「Square POSレジ」や「Square予約」なども基本無料で使えますが、これらには月額料金がかかる上位プランも存在します。
- 決済手数料を会計に上乗せしてもいい?
- スクエアの規約上、決済手数料を会計金額に上乗せする行為は原則NGです。決済手数料をお客さんの支払金額に転嫁していることが発覚すれば、規約違反により契約を解除されるおそれがあります。
- 決済手数料の計算方法は?
- 決済手数料は「決済金額 × 料率」で計算されます。たとえば、料率が2.5%のとき、1万円分の決済をしたら、「1万円 × 2.5% = 250円」という計算になります。決済手数料の金額は、専用アプリからいつでも確認できます。
- 決済手数料に消費税はかかる?
- スクエアの決済手数料に消費税はかかりません。たとえば、VISAの決済手数料率は「2.5%」なので、1万円分の決済に対する決済手数料は「250円」ポッキリです。この250円に消費税分の金額が上乗せされたりすることはありません。
- 決済手数料は必要経費にできる?
- 決済手数料は、事業の必要経費に計上できます。決済手数料の領収書や請求書は発行されませんが、スクエアのアプリ内にデータが残るので問題ありません。
- 売上の入金サイクルはどれくらい?
- スクエアの場合、振込先を「三井住友銀行」か「みずほ銀行」の口座にしておけば、1日分の売上が翌日に振り込まれます。銀行が休みの場合は翌営業日となります。その他の銀行では、1週間分の売上が週1回まとめて振り込まれます。
- 売上の振込手数料はいくら?
- スクエアの振込手数料は、振込先の金融機関にかかわらず一律0円です。振込手数料0円で最短翌日入金!というのは、スクエアの強みの1つです。
まとめ
スクエアの決済手数料は「2.5%~3.25%」で、エアペイなどの他社と比較すると少しだけ高いです。しかし、その他の費用は0円に抑えることも可能なので、総合的には非常にコスパの良いサービスといえます。
スクエアの利用コスト【一覧表】
| 初期費用 | 入会金など | 0円 |
|---|---|---|
| 決済端末の購入代金 | 4,980円~ (スマホだけで導入する場合は不要) |
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| 周辺機器の購入代金 | おおよそ数万円 (プリンター等を買う場合のみ) |
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| ランニングコスト | 月額利用料 | 0円 |
| 決済手数料 | 2.5% ~ 3.75% | |
| 振込手数料 | 0円 | |
| 解約手数料 | 0円 |
スクエアの初期費用は、導入方法によって大きく変わってきます。「決済端末を買うべきか?」「どの端末にするか?」「周辺機器は買うか?」など、色々と悩みどころがありますが、おすすめは下記の2パターンです。
おすすめ① まずはスマホでミニマムに導入する
ちょっと使ってみる程度なら、決済端末は買わずに、スマホだけで導入してみるのがおすすめです。レシートプリンター等の周辺機器も、ひとまず買わなくてよいでしょう(レシートはSMSやメールで発行可能)。この方法なら初期費用0円で済みます。
スクエアをスマホで導入する方法について詳しく
おすすめ② 低コストで本格的に使い始める
本格的に使いたいけどコストは抑えたい!という場合は、Squareターミナル(39,980円)を買うのがおすすめです。キャッシュレス決済の機能だけでなく、レジ機能やレシートプリンターも内蔵されています。端末価格はちょっと高いですが、他の機器をあれこれ揃える必要がないので、トータルでは安上がりです。
Squareターミナルを徹底解説!使い方やデメリットなど
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