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おすすめの電子契約サービスを徹底比較!【個人事業主向け】

更新日: 2022/08/19
おすすめの電子契約サービスを徹底比較!【個人事業主向け】

「freeeサイン」「みんなの電子署名」「SignTime」は、個人事業主・フリーランスにも使いやすい電子契約サービスです。どれも無料〜月額1,000円前後で利用できるので、小規模な事業にもフィットします。

INDEX

目次

    電子契約サービスの比較

    本記事では、freee(フリー)サイン・みんなの電子署名・SignTime(サインタイム)の個人事業主・フリーランス向けプランをわかりやすく紹介します。なお、みんなの電子署名にはプランの区別がありません。

    • 「freeeサイン」スタータープラン※個人事業主専用
    • 「みんなの電子署名」
    • 「SignTime」エントリープラン

    電子契約サービスの比較一覧表

    電子契約サービス「freeeサイン」freeeサイン
    (スタータープラン)
    電子契約サービス「みんなの電子署名」みんなの電子署名 電子契約サービス「SignTime」SignTime
    (エントリープラン)
    操作画面 freeeサインの操作画面 - ホーム画面 みんなの電子署名の操作画面 - ホーム画面 SignTimeの操作画面 - ホーム画面
    課金方式 定額制
    (年額のみ)
    チケット制
    (10枚5,500円)
    定額制
    (月額 or 年額)
    月額基本料 無料 1,078円
    年額基本料 12,936円
    (1,078円/月)
    11,748円
    (979円/月)
    クラウド保管料 無料 550円/月~
    (1年間は無料)
    無料
    契約書の送信上限 10通/月
    (追加枠の購入は不可)
    無制限 10通/月
    (追加枠の購入も可能)
    電子証明書の添付 無料で利用可 無料 有料で利用可
    (現在は期間限定で無料)
    契約相手の
    アカウント登録
    不要 必要 不要
    公式テンプレート 提供あり 提供なし 提供なし
    テンプレート
    登録数
    10個まで 制限なし 制限なし
    タイムスタンプ 無料 無料 有料で利用可
    (現在は期間限定で無料)
    対応ファイル形式 PDF、Word、Excel、PowerPoint PDF PDF、Word、Excel、PowerPoint、JPG、PNG、Text
    ユーザーサポート メール
    チャット
    WEBフォーム WEBフォーム
    運営会社 freeeサイン株式会社
    ※freee株式会社70%出資
    株式会社ベクター
    (Vector)
    サインタイム株式会社
    freeeサイン
    (スタータープラン)
    みんなの電子署名 SignTime
    (エントリープラン)

    ※ 料金はすべて税込表示

    freeeサイン(旧NINJA SIGN)」は、弁護士監修の公式テンプレートを使えるのが大きな利点です。契約書を作る際のひな形としてそのまま流用できるので、1から自分で作らずに済みます。

    みんなの電子署名」はクラウドで文書管理をしない場合、ずっと無料でも利用できます。締結した契約書は、PDF形式でローカル保存しておけばOKです。ただ、システムの仕様上、契約時に相手にもアカウント登録を強いるのが最大のネックです。

    SignTime」は、手書きのサインに近い感覚で使えるインターフェイスが特徴です。比較的新しく登場したサービスで、調整中の機能なども一部あるようです。といっても、実用には支障ないでしょう。

    ① 料金などの比較

    本記事で紹介する電子契約サービスは、いずれも無料~月1,000円ぐらいでも利用できます。電子契約なら送料や印紙税がかからない上に、手間や時間も節約できます。トータルで考えれば、個人事業主でも電子契約の導入でコスト削減できる場合があります。

    利用料金などの比較一覧表【電子契約システム】

    オンライン契約サービス「freeeサイン」freeeサイン
    (スタータープラン)
    オンライン契約サービス「みんなの電子署名」みんなの電子署名 オンライン契約サービス「SignTime」SignTime
    (エントリープラン)
    課金方式 定額制
    (年額のみ)
    チケット制
    (10枚5,500円)
    定額制
    (月額 or 年額)
    月額基本料
    (税込)
    無料 1,078円
    年額基本料
    (税込)
    12,936円
    (1,078円/月)
    11,748円
    (979円/月)
    クラウド保管料
    (税込)
    無料 550円/月~
    (1年間は無料)
    無料
    契約書の送信上限 10通/月
    (追加枠の購入は不可)
    無制限 10通/月
    (追加枠の購入も可能)
    追加枠の購入 購入不可 未公開
    電子証明書*の添付 無料 無料 有料
    (現在は期間限定で無料)

    * 電子署名の際、認証局が発行する電子証明書が添付される

    freeeサイン」と「SignTime」は、ほぼ同じような料金設定です。どちらも定額制なので安心して利用できます。契約書の送信上限については、月10通もあれば大半の個人事業主・フリーランスにとっては十分でしょう。

    みんなの電子署名」は、文書をクラウドに保管しておく機能のみ有料で、それ以外はすべて無料です。よって、文書をクラウド上から削除しながら使えばずっと無料です。必要な文書はPDF形式でダウンロードしておけば、きちんと法的な証拠となりえます。

    ちなみに、「みんなの電子署名」のクラウド保管機能を利用する場合は、クラウド保存してから1年以上が経過した文書について「50文書につき550円」がかかります。1~50文書なら550円、51~100文書なら1,100円を毎月支払う計算です。

    ※ 1年以上クラウド保管したい文書がある場合のみ、チケットを10枚単位(5,500円~)で購入する

    ② 操作画面の比較

    「電子契約システムって、なんか難しいんじゃないの?」と考える個人事業主・フリーランスも多いでしょう。しかし、簡単な手順さえ知っていれば誰でも扱えます。どの電子契約サービスも、おおむね以下のような流れで利用します。

    電子契約サービスを利用する流れ

    電子契約サービスを利用する流れ(オンライン契約)

    上記の流れをみてもわかるように、なにも難しい操作はありません。ChromeやSafariでサービスにログインし、画面の案内に従って契約相手とメールでやりとりをするだけです。各サービスの実際の操作画面も比較してみましょう。

    操作画面の比較一覧表【電子契約システム】

    ネット契約サービス「freeeサイン」freeeサイン ネット契約サービス「みんなの電子署名」みんなの電子署名 ネット契約サービス「SignTime」SignTime
    ホーム画面 オンライン契約サービス「freeeサイン」のホーム画面 オンライン契約サービス「みんなの電子署名」のホーム画面 オンライン契約サービス「SignTime」のホーム画面
    相手側の
    メール文面
    電子契約サービス「freeeサイン」のメール受信画面 みんなの電子署名の操作画面 - 相手側のメール受信画面 電子契約サービス「SignTime」のメール受信画面

    freeeサイン」と「SignTime」はどちらも直感的に操作できるので、電子契約に慣れていない初心者でもストレスなく使用できます。相手側がアカウントを持っていなくても、メールのリンクからそのまま契約書の閲覧や電子サイン・署名をしてもらえます。

    みんなの電子署名」は、どちらかといえば中小法人向けに最適化されたインターフェイスです。個人事業主・フリーランスには余計な機能も多いので、多少ややこしく感じるかもしれません。

    ③ 機能の比較

    「freeeサイン」と「SignTime」は、契約相手のアカウント登録は不要です。契約書をメールで送って、そこに記載されたリンクをクリックしてもらうだけで、そのまま契約書を閲覧・署名・確認してもらえます。

    ここでは個人事業主・フリーランスに必要な機能に絞って比較します。従業員を多数抱えるような中小法人向けの機能は、以下の表からは省いています。

    機能の比較一覧表【電子契約システム】

    電子契約サービス「freeeサイン」freeeサイン
    (スタータープラン)
    電子契約サービス「みんなの電子署名」みんなの電子署名 電子契約サービス「SignTime」SignTime
    (エントリープラン)
    契約相手の
    アカウント登録
    不要 必要 不要
    公式テンプレート 提供あり 提供なし 提供なし
    テンプレート
    登録数
    10個まで 制限なし 制限なし
    タイムスタンプ* あり あり あり
    (有料)
    対応ファイル形式 PDF、Word、Excel、PowerPoint PDF PDF、Word、Excel、PowerPoint、JPG、PNG、Text

    * 一般財団法人日本データ通信協会が認定する「認定タイムスタンプ」を付与できる

    freeeサイン」は、一般的な電子契約に求められる機能をバランス良く備えています。その上で、弁護士監修の公式テンプレートまで利用可能です。この公式テンプレートを利用すれば、初めて契約書を交わす人でも安心です。

    みんなの電子署名」は、中小法人向けの部署管理機能などもすべて無料で使えます。ただ上表の通り、個人事業主向けの機能は他社と大差ありません。契約相手にアカウント登録をお願いしなくてはいけない点に注意しましょう。

    SignTime」は機能面で傑出した部分はないものの、メニューの配置などがシンプルでわかりやすいです。サクサク軽快に操作できるので使い心地は抜群です。開発に力を入れているようなので、今後新たな機能にも期待できそうです。

    ちなみに、対応ファイル形式の種類は重視しなくてOKです。とりあえずPDF形式に対応していれば、使い勝手には問題ありません。たとえばWordで文書作成した場合でも、保存するときにPDF形式を選択するだけで簡単にPDFへ変換できます。

    ④ 法令対応の比較

    freeeサイン・みんなの電子署名・SignTimeは、いずれも電子契約に関連する各種法令にきちんと対応しているようです。下表で概要をざっくりまとめておきます。

    法令等への対応状況【電子契約システム】

    電子契約サービス「freeeサイン」freeeサイン 電子契約サービス「みんなの電子署名」みんなの電子署名 電子契約サービス「SignTime」SignTime
    長期署名 可能 可能 可能
    (有料)
    主な法令 電子署名法 対応 対応 対応
    電子帳簿保存法 対応 対応 対応
    契約方式 立会人型 立会人型 立会人型

    ここでいう「長期署名」とは、10年ごとにタイムスタンプを押すことにより、電子契約の法的有効性を長く維持する方法をいいます。通常は3年ほどで効力が弱まる恐れがあるところ、この方法なら10年以上の契約も問題なく締結できます。

    電子契約の方式には「当事者型」と「立会人型」の2種類があります。契約の当事者である本人が電子署名を施すものを「当事者型」といい、第三者の事業者などが代わりに施すものを「立会人型」といいます。現在、電子契約サービスでは「立会人型」が主流です。

    まとめ – 個人事業主におすすめの電子契約サービス

    freeeサイン・みんなの電子署名・SignTimeの個人事業主向けプランを紹介しました。どれも無料~月額1,000円程度で利用できるので、小規模な事業者でも手が届きやすいサービスです。

    「freeeサイン」のプランまとめ

    freeeサイン スターター
    個人事業主はコレ!
    freeeサイン LightPlus
    (参考)法人向けの標準プラン
    年額基本料
    (税込)
    12,936円
    (1,078円/月)
    261,360円
    (21,780円/月)
    ユーザー数 1人 1〜6人
    契約書の送信上限 10通/月 無制限
    電子証明書の添付
    (税込)
    無料 220円/通
    テンプレート
    登録数
    10個まで 無制限
    主な基本機能 ・公式テンプレート
    ・PDFテンプレート登録
    ・電子契約締結
    ・三者間以上での電子契約
    ・タイムスタンプ
    ・長期署名
    ・ChatWork、Slack連携
    ・公式テンプレート
    ・PDFテンプレート登録
    ・電子契約締結
    ・三者間以上での電子契約
    ・タイムスタンプ
    ・長期署名
    ・ChatWork、Slack連携
    ・Wordテンプレート登録
    ・文書一括作成
    有料オプション ・送付、締結時のファイル添付
    ・SMSで文書送付
    ・2要素認証、SSO
    ・API連携
    ・IPアドレス制限

    「freeeサイン」のスタータープランは、個人事業主限定のお得なプランです。freeeサインの法人プランと比べても遜色ない機能を、約20分の1の価格で利用できます。弁護士監修の公式テンプレートも手に入るので、ぜひ一度登録してみましょう。
    >> freeeサイン スタータープラン

    「みんなの電子署名」のプランまとめ

    月額基本料 無料
    チケット代
    (税込)
    5,500円/10枚
    (10枚単位で購入)
    クラウド保管料
    (税込)
    50文書につき550円/月
    (保存から1年間は無料)
    ユーザー数 無制限
    契約書の送信上限 無制限
    電子証明書の添付
    (税込)
    無料
    テンプレート
    登録数
    無制限
    主な基本機能
    (個人事業主向け)
    ・PDFテンプレート登録
    ・電子契約締結
    ・三者間以上での電子契約
    ・タイムスタンプ
    ・長期署名
    主な基本機能
    (法人向け)
    ・部署設定、管理
    ・承認グループ、署名グループ設定
    ・操作ログの記録
    ・ワンタイムパスワード認証

    「みんなの電子署名」はずっと無料でも使えます。文書をこまめにローカル保存してクラウドから削除すれば、保管料は発生しません。将来、取引先からアカウント登録を頼まれる可能性もあるでしょうから、いまのうちに登録だけ済ませておくのもよいでしょう。
    >> みんなの電子署名

    「SignTime」のプランまとめ

    SignTime エントリー
    個人事業主にオススメ!
    SignTime ビジネス
    (参考)法人向けの標準プラン
    月額基本料
    (税込)
    1,078円 9,460円
    年額基本料
    (税込)
    11,858円
    (約988円/月)
    104,016円
    (8,668円/月)
    ユーザー数 3人まで 無制限
    契約書の送信上限 10通/月 50通/月
    主な基本機能 ・PDFテンプレート登録
    ・電子契約締結
    ・三者間以上での電子契約
    ・電子証明書の添付(有料)
    ・タイムスタンプ(有料)
    ・長期署名(有料)
    ・WEBフォームサポート
    ・PDFテンプレート登録
    ・電子契約締結
    ・三者間以上での電子契約
    ・電子証明書の添付(有料)
    ・タイムスタンプ(有料)
    ・長期署名(有料)
    ・WEBフォームサポート
    ・マネージャー承認機能
    ・API連携
    ・フォルダ機能(開発予定)
    ・アドレス帳(開発予定)
    ・電話サポート

    ※ 長期署名オプション(電子証明書・タイムスタンプ)は、期間限定で無料提供中(期日未定)

    「SignTime」は直感的でわかりやすいインターフェースが特徴です。追加料金を払えば長期署名にもバッチリ対応でき、機能面は法人向け電子契約サービスにも見劣りしません。月単位でも契約できますが、年間契約なら約1ヶ月分無料でお得に利用できます。
    >> SignTime エントリープラン

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