おすすめの請求書カード払いサービス比較6選　オンラインで即日完了！

更新日: 2024/08/26 PR

オンラインで即日申請できる「請求書カード払い（BPSP）」のサービスを紹介します。このサービスを使うと、銀行振込の支払いをクレジットカード払いに変更できます。振込スピードや、手数料、対応ブランドなどをわかりやすくまとめました。

おすすめの請求書カード払いサービス6選【比較一覧表】

個人事業主・法人が利用できる「請求書カード払い」を厳選して、わかりやすく比較表にまとめました。いずれもオンラインで即日申請でき、支払いを20日～60日先延ばしにできます。各サービスの詳細は、記事後半で解説します。

	振込スピード	手数料率	対応ブランド
ラボルカード払い	60分〜	3～3.5%
INVOYカード払い	1営業日〜	3% ※3,000円〜
支払い.com	2営業日〜	4.4%
DGFT請求書カード払い	4営業日〜	3.3% ※330円〜
1click後払い	3営業日〜	3.8% ※5,000円〜
請求書支払い代行サービス	6営業日〜	3% ※300円〜

※ 支払いを延長できる日数は、利用するカードの支払いサイクルにより異なります。

取引先への振込スピードは、サービスによって多少ばらつきがあります。支払期日が迫っている場合は注意しましょう。一方、手数料については、各社3～4%のレンジに収まっており、あまり差がありません。

VISAかMASTERのカードがあれば、上記のサービスはすべて利用できます。いわゆるビジネスカードや法人カードがなくても、基本的には通常のクレジットカードでOKです。

そもそも請求書カード払いとは？

「請求書カード払い」とは、取引先がキャッシュレス決済を受け付けてなくても、クレジットカードでの支払いを可能にするサービスです。あなたと取引先の間に、請求書カード払いの会社が入って、請求された代金を一時的に立て替えてくれます。

このサービスを利用すると、カードの引き落とし日まで、キャッシュを手元に温存できます。最低でも20日程度、最大で2ヶ月にわたって、支払いを待ってもらえるのと同じ効果が得られます。

たとえば、手持ちのカードが「27日締め・翌27日払い」だとします。当月28日にカード払いを利用した場合は、締め日が翌月の27日になるので、引き落とし日は翌々月の27日となります。

ほかにも様々なパターンがありえますので、関心のある方は以下を参考にしてください（読み飛ばしてもOKです）。

カードの支払いサイクルと、カードを利用するタイミングによって、延長できる日数が上記のように異なります。クレジットカードを複数所持している方は、利用する際の日付に応じて、できるだけ有利なカードを選択しましょう。

請求書カード払いの仕組み – メリット・デメリットを詳しく！

① 手数料の比較 ‐ 計算方法や相場について

請求書カード払いの手数料率は、3〜4%が相場とされています（2024年現在）。ただし、サービスによっては、最低額が設定されている場合があります。この場合、少額利用に関しては手数料が割高になることもあるため注意しましょう。

請求書カード払いの手数料率【比較一覧表】ブランド別まとめ

					その他
ラボルカード払い	3%	3%	3.5%	‐	‐
INVOYカード払い	3% ※3,000円〜	3% ※3,000円〜	3% ※3,000円〜	‐	‐
支払い.com	税込4.4%	税込4.4%	‐	‐	セゾン 税込4.4%
DGFT請求書 カード払い	税込3.3% ※330円〜	税込3.3% ※330円〜	税込3.3% ※330円〜	税込3.3% ※330円〜	‐
1click後払い	3.8% ※5,000円〜	3.8% ※5,000円〜	3.8% ※5,000円〜	‐	‐
三井住友カード 請求書支払い 代行サービス	3% ※300円〜	3% ※300円〜	‐	‐	‐

※ 手数料の消費税は基本的に非課税(課税の立場を取るサービスのみ税込表記)。

結論、VISA・MASTERなら「ラボル カード払い」がおすすめです。手数料率は業界最安クラスの「3%」で、1万円の少額からでも利用できます。「INVOY カード払い」は、利用額が10万円以上であれば、同じく「3%」で利用できます。

次点として、手数料だけを考えれば「DGFT請求書カード払い」もかなり優秀です。とくにJCB・Dinersを使いたい方に向いています。ただ、詳しくは後述しますが、振込スピードでは他社に一歩劣ります。

クレジットカードのポイント還元で実質負担を減らせる

クレジットカードを使うと、利用額に応じてポイントが貯まるのが一般的です。これをうまく活用すれば、実質的な負担を減らせます。詳しい計算方法については、以下を参考にしてください。

サービス手数料の計算方法（カードのポイント還元も考慮）

※ ポイント付与の条件はカードによって異なります。

上記の例では、クレカのポイント還元により、手数料の実質負担を3%→1.7%に減らせたことになります。ポイントがたくさん付くカードや、ポイントの使い道が豊富なカードを選ぶのが、お得に利用するコツです。

ポイントの実質還元率とは？ 付与率 × 交換レート

② 振込スピードの比較 ‐ 初回登録〜取引先への振り込み

「請求書カード払い」のサービスを利用するには、ユーザー登録が必要です。早ければ5分〜10分ほどで完了します。一度アカウントを作成すれば、次回からはログインするだけでパッと申請できるようになります。

請求書カード払いの振込にかかる時間【比較一覧表】

	初回登録	振込スピード*	振込日の指定	営業日	主な必要書類
ラボルカード払い	当日	60分〜1日	不可	土日祝も対応	請求書
INVOYカード払い	当日	1営業日〜	可能	平日	不要
支払い.com	当日	2営業日〜	可能	平日	不要
DGFT請求書 カード払い	当日	4営業日〜	可能	平日	請求書
1click後払い	当日	3営業日〜	可能	非公開	請求書
三井住友カード 請求書支払い 代行サービス	当日	6営業日〜	可能	平日	請求書

* 利用申請した当日を1営業日、その翌日を2営業日とカウントしています(当日と翌日が平日の場合)

どれもオンラインサービスなので、基本的に時間帯を気にせずいつでも即日申請できます（定期メンテナンス期間などを除く）。申請から振り込みまでの所要時間は、サービスによって異なります。

とにかく早く振り込んでほしい場合は「ラボル カード払い」がよいです。早ければ1時間ほどで振り込みが完了します。土日祝であっても、平日よりスピードは落ちるようですが、審査や振込の手続きをしてくれます。

ラボル カード払い

• 手数料率は業界最安クラスで、1万円の少額から利用できる
• 振り込みスピードが最短60分で、土日も対応可能
• フリーランス（副業を含む）にも優しいサービス

振込スピード	手数料率*	支払延長期間	対応ブランド
60分〜1日	3% or 3.5%	最長60日
対象ユーザー	最低利用額	最低手数料	サポート
個人事業主 法人・副業	1万円	なし	チャット メール

* 消費税は非課税

「ラボルカード払い」は、手数料が安く、振り込みスピードも早いので、あらゆる人におすすめできます。土日祝の申請でも、審査や振り込み処理をしてもらえる点も心強いです。ただ、1万円未満の請求書は対象外なので、その点だけ注意しましょう。

ラボルは、ここで紹介している「請求書カード払い」のほか、自社が発行した請求書を買い取ってくれる「ファクタリング」のサービスも提供しています。1つのプラットフォームで、2種類のサービスを使い分けられるのも便利なポイントです。

ラボルの対応ブランドと手数料

3%	3.5%

基本的にはVISAかMASTERでの利用がおすすめです。JCBにも対応していますが、手数料が若干高いです。ちなみに、JCBはAMEX・Dinersと加盟店の相互開放をしていることで有名ですが、ラボルに関しては相互開放の対象外で、AMEXやDinersは使えません。

ラボルの対象ユーザー ‐ 個人事業主やフリーランスでもOK

個人事業主や法人だけでなく、副業の会社員もラボルを利用できます。開業届の控えなどは用意しなくてOKです。雑所得の区分で確定申告をしている人でも、フリーランス業務で受領した請求書ならカード払いの対象になります。

ラボルのサービスは、今でこそ法人向けにも開放されていますが、もともとはフリーランス専用のサービスでした（旧nugget）。そのため、個人事業主・フリーランスでも気後れせず快適に利用できるサービス設計となっています。

INVOYカード払い

• 10万円以上での利用がおすすめ
• 振り込みスピードが非常に早い（利用数の96%が当日中）
• 請求書の作成・管理システムも利用できる

振込スピード	手数料率*	支払延長期間	対応ブランド
1営業日〜	3%	最長60日
対象ユーザー	最低利用額	最低手数料*	サポート
個人事業主 法人	なし	3,000円	チャット

* 消費税は非課税

「INVOYカード払い」は、10万円以上での利用に向いています。手数料率は3%と最安級ですが、3,000円の下限が設定されている点に要注意です。たとえば、1万円しか利用していなくても、3,000円の手数料がかかります（手数料率30%相当）。

手数料に3,000円の下限がある点を除けば、非常に使いやすいサービスです。INVOYは、カード払いだけでなく、請求書の作成・管理システムも提供しています。1つの操作画面から各サービスへ簡単にアクセスできます。

無料でアカウント作成INVOYカード払い

支払い.com by クレディセゾン × UPSIDER

• セゾンカード・UPSIDERカードのユーザー向け
• セゾン発行のアメリカン・エキスプレスに対応可能
• 個人事業主の場合は、開業届の提示が必要

振込スピード	手数料率	支払延長期間	対応ブランド
2営業日〜	税込4.4%	最長60日
対象ユーザー	最低利用額	最低手数料	サポート
個人事業主 法人	1万円	なし	Webフォーム メール

「支払い.com」では、セゾン・UPSIDERカードのユーザーが優遇されており、振り込みスピードが早いです。手数料は一律4.4%（税込）で、セゾン・UPSIDERカードとそれ以外のカードとで、違いはありません。

手数料率「4.4％」というのは、相場からするとやや高額です。クレジットカードの老舗企業「クレディセゾン」が運営に関わっているので、その安心を買うという見方はできます。また、セゾンアメックスに対応できる点も、他社にはない強みと言えます。

支払い.comの対応ブランドをわかりやすく

	セゾン発行	UPSIDER発行	その他
手数料率	税込4.4%	税込4.4%	税込4.4%
アカウント作成	即日	即日	即日
振込スピード*	2営業日〜	2営業日〜	3営業日〜
対応ブランド	VISA・MASTER JCB・AMEX	VISA	VISA・MASTER
ポイント還元	あり	なし	各カードの規定による

* 利用申請した当日を1営業日、その翌日を2営業日とカウントしています(当日と翌日が平日の場合)

セゾンカードかUPSIDERカードを使って、正午までに申し込めば、最短で翌日には振り込んでもらえます（土日祝をまたがない場合）。一方、通常のクレカについては、最短でも翌々日まで待つ必要があります。

セゾンカードが発行するカードに限り、JCB・American Expressも対応可能です。ポイント還元の有無なども含めて、総合的に考えると、やはりセゾンカードでの利用がベストです。

無料でアカウント作成支払い.com

DGFT請求書カード払い

• 手数料が最安クラスで、対応ブランドが多い（Dinersにも対応）
• 振り込みスピードは4営業日とやや遅め
• 個人事業主・法人だけでなく、副業の方も申請可能

振込スピード	手数料率	支払延長期間	対応ブランド
4営業日〜	税込3.3%	最長60日
対象ユーザー	最低利用額	最低手数料	サポート
個人事業主 法人・副業	なし	330円(税込)	Webフォーム

「DGFT請求書カード払い」は、手数料が「3.3%(税込)」と安く、最低利用額の制限もとくにありません。利用額が1万円未満のときも、一律330円(税込)の手数料しかかからないので、かなり良心的な価格設定だと言えます。

難点があるとすれば、申請〜振り込みまでに4営業日かかる点です。たとえば、月曜日に申請したら、取引先へ着金するのは最短でも木曜日となります。この点さえ許容できるなら、かなり高水準なサービスです。

無料でアカウント作成DGFT請求書カード払い

1click（ワンクリック）後払い

• あえてこのサービスを選択する利点はない
• もし利用するなら、13万円以上での利用がおすすめ
• 振込手数料はやや高めで、振込スピードもやや遅め

振込スピード	手数料率*	支払延長期間	対応ブランド
3営業日〜	3.8%	最長60日
対象ユーザー	最低利用額	最低手数料*	サポート
個人事業主 法人・副業	なし	5,000円	Webフォーム

* 消費税は非課税

「1click後払い」の手数料は、3.8%とやや高い上に、最低5,000円という制限もあります。たとえば、1万円しか利用していなくても、5,000円の手数料がかかるわけです（手数料率50%相当）。

振り込みスピードは少々遅めですし、対応ブランドも普通です。サポート体制もいまいちで、公式ページの問い合わせフォームにアクセスできない状況も、しばしばあるようです（自営百科調べ）。

請求書支払い代行サービス（三井住友カード）

• 三井住友カードを持っている人向け
• 手数料率が3%と最安クラス
• 振り込みには申請から1週間ぐらいかかる

振込スピード	手数料率*	支払延長期間	対応ブランド
6営業日〜	3%	最長60日
対象ユーザー	最低利用額	最低手数料*	サポート
個人事業主 法人・副業	なし	300円	Webフォーム

* 消費税は非課税

三井住友カードの「請求書支払い代行サービス」は、手数料率が3%と安く、1万円未満でも一律300円の手数料しかかかりません。三井住友カードを持っていれば、即日アカウントを作成できます。

ただし、三井住友カードを持っていない場合は、アカウント登録に最短3営業日かかります。申請から振り込みまでは、さらに6営業日かかるので、余裕を持って申請しましょう。月曜に申請したら、土日を挟んで、最短で翌週の月曜に振り込みが実行されます。

【補足】運営会社情報まとめ

本記事で紹介したサービスは、いずれも十分な実績があり、安心して利用できるサービスです。運営会社の情報を、以下にまとめました。右端のボタンから、公式のサービスサイトをご覧いただけます。

	運営会社	備考	リンク
ラボルカード払い	株式会社ラボル	株式会社セレス（東証プライム上場）の子会社 ファクタリングサービスも提供	ラボル公式サイトで見る
INVOYカード払い	FINUX株式会社	株式会社OLTAの完全子会社 クラウド入出金管理サービス「INVOY」を提供	INVOY公式サイトで見る
支払い.com	株式会社UPSIDER	法人カードの発行会社（2018年設立） 「支払い.com」を株式会社クレディセゾンと共同で運営	支払い.com公式サイトで見る
DGFT請求書 カード払い	株式会社DGフィナンシャルテクノロジー	株式会社デジタルガレージ（東証プライム上場）傘下 同グループにカカクコムなど	DGFT公式サイトで見る
1click後払い	株式会社ROBOT PAYMENT	東証グロース上場 年間約950億円のカード決済実績	1click後払い公式サイトで見る
三井住友カード 請求書支払い 代行サービス	三井住友カード株式会社	SMBCグループ（東証プライム上場）傘下	三井住友公式サイトで見る