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会計ソフトは毎年購入するの?
会計ソフトには、パソコンにインストールして利用する「インストール型(デスクトップ版)」と、ネットでログインして利用する「クラウド型」があります。
インストール型 | クラウド型 |
---|---|
毎年買い換えるのがベター 買い換えないと 最新の税制に対応できないことも |
買い替えが不要 利用料金を支払っていれば 常に最新バージョンを利用できる |
インストール型の場合、基本的には毎年最新版を購入して、自分でソフトをバージョンアップしていく必要があります。バージョンアップをしないと、税制改正や申告書類の様式変更に対応できません。
確定申告書類は、毎年何かしらの様式変更があります。バージョンアップをしなくても帳簿づけ自体はできるのですが、しかるべき申告書類を出力するためには、バージョンアップをする必要があります。
一方、クラウド型のソフトでは、バージョンアップが自動的に行われます。ユーザーが何もしなくても、最新の税制に対応してくれます。アップデートやバージョンアップに対して追加料金を支払う必要はありません。
インストール型:初期費用とバージョンアップ費用
初期費用 | 利用料金 | バージョンアップ費用 |
---|---|---|
かかる (ソフト本体の購入費用) |
かからない |
かかる (最新版の購入費用) |
- 毎年ソフトのバージョンアップが必要
- バージョンアップは、ユーザーが自分で行う
インストール型の場合、ソフトを購入すれば、月額・年額の利用料金は発生しません。先述のとおり、帳簿づけなどの一部機能だけなら、バージョンアップしなくても継続して利用できます。
しかし、バージョンアップをしなければ税制改正や申告書類の様式変更に対応できません。正しく確定申告するためには毎年のバージョンアップが必要です。バージョンアップのために、本体価格のおおよそ7〜8割のコストが毎年かかると考えておきましょう。
クラウド型:利用料金
初期費用 | 利用料金 | バージョンアップ費用 |
---|---|---|
かからない |
かかる (月額 or 年額) |
かからない |
- ソフトの利用料金(月額 or 年額)以外に費用は発生しない
- ソフトのバージョンアップは自動的に適用される
クラウド型の場合、ソフトの利用期間中は、利用料金を支払っていくことになります。ただ、バージョンアップなどの費用はソフトの利用料金に含まれているので、追加で費用が発生することはありません。
アップデート・バージョンアップは自動で行われるので、その年の様式に応じた確定申告書類を作成することができます。
インストール型とクラウド型、どっちがいい?
これから会計ソフトを導入するなら、クラウド型のソフトがおすすめです。バージョンアップが自動で行われるほか、下記のようなメリットがあります。
クラウド型会計ソフトのメリット(一例)
- インターフェイスがわかりやすく、初心者でも使いやすい
- ネット環境さえあれば、場所やデバイスを問わず利用できる
- 自動仕訳機能が充実している
- データのバックアップが自動で行われる
月ごとか年ごとに利用料金を支払うことになりますが、バージョンアップの追加費用などは発生しないので、トータルのコストはインストール型と同じくらいになります。
個人事業主向けクラウド会計ソフト – 大手3社の料金目安
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---|---|---|
11,330円/年~ | 12,936円/年~ | 11,880円/年~ |