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会計アプリ「タックスナップ」を徹底解説!料金・使い方・デメリットなど

更新日: 2024/12/11 PR
会計アプリ「タックスナップ」を徹底解説!料金・使い方・デメリットなど

「タックスナップ(Taxnap)」は、個人事業主・フリーランス向けの最新型スマホ会計アプリです。誰でも簡単に確定申告ができる、便利な機能が満載です。銀行口座などを連携することにより、指で左右にスワイプするだけでパッと帳簿付けができます。

INDEX

目次

    タックスナップの特徴

    • スマホ一つで、誰でも簡単に帳簿付けができるアプリ
    • 個人事業主やフリーランスに特化(専業・副業OK)
    • アプリに帳簿付けをおまかせできる「丸投げ仕分け」が便利

    タックスナップは、個人事業主やフリーランス向けに特化した、最新型の会計アプリです。操作画面が直感的でわかりやすいので、これから開業する初心者でも、簡単に帳簿付けや確定申告ができます。

    ホーム画面(帳簿付け・確定申告・レポート)- タックスナップ

    従来の他社ソフトは、法人企業にも対応している都合上、個人事業主にとっては多少複雑で使いづらい面もありました。この点、タックスナップは個人向けに特化しているため、ムダな機能がなくシンプルで使いやすいです。

    業種については、とくに制限などはありません。幅広い業種に対応しています。公式サイトでは、ウーバーイーツ配達員や一人親方にスポットが当てられていますが、それ以外の業種でも非常に使いやすいアプリです。

    「仕分け」と「仕訳」がカンタンにできる!

    仕分け 仕訳
    プライベートorビジネスの
    どちらかに振り分ける作業
    勘定科目をつけて
    複式簿記の形式にする作業

    ※ 上記の「仕分け」は、タックスナップ独自の用語です

    個人事業主やフリーランスは、プライベートとビジネスのお金をしっかり分けて管理しないといけません。タックスナップでは、この作業を「仕分け」と呼んでいます。以下のように、直感的なスワイプ操作でパパッと仕分けができます(特許番号: 第7578318号)。

    スワイプで仕分けができる(経費判定あり) - タックスナップ

    タックスナップを使うと、経理の経験がない人でも簡単に複式簿記で記帳できます。複式簿記とは、簡単にいうと、取引が発生した原因と結果の両面を記録する記帳方式です。65万円の青色申告特別控除を狙うなら、複式簿記は必須です。

    タックスナップの料金プラン

    タックスナップには「カンタンプラン」と「安心プラン」の2つの料金プランが用意されています。迷ったら、まず「カンタンプラン」をおすすめします。2週間の無料トライアルも利用できます。

    カンタンプラン 安心プラン
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    iPhone
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    帳簿付け 手動登録
    カメラ読込
    スワイプ
    丸投げ仕分け
    確定申告書の作成
    電子申告(e-Tax)
    LINEサポート
    税務調査
    対策
    リスク診断
    補償
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    (不要)

    「カンタンプラン」では、基本機能は無制限に利用でき、確定申告書類の自動作成もできます。ただ、「丸投げ仕分け」の機能は利用できません。税務調査対策の機能などもカンタンプランは対象外です。どちらかといえば、ライトユーザー向けのプランだと言えます。

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    税務調査とは?
    税務調査とは、簡単に言うと、過去の確定申告にミスや不正がなかったなどを税務署の職員が調べに来ることをいう。もし申告漏れや不正などがあれば、修正申告などを行い、本来納めるべき税金との差額を納付する(追徴課税)。場合によっては、ペナルティとして延滞税や加算税なども納付しなければならない。

    「丸投げ仕分け」で自動化を追求したい人や、税務調査が心配な人には、「安心プラン」がおすすめです。税理士監修のシステムにより、自動で高精度の仕分けができる上、税務調査のリスクを自動診断してくれます。

    万が一、税務調査でアウトになったときの補償も「安心プラン」には付帯しています。補償内容は、タックスナップ利用料の全額返金です。診断機能で問題が検出されなかったにもかかわらず税務調査で追徴課税された場合、その年分の利用料を返金してもらえます。

    タックスナップの使い方【帳簿付け〜確定申告の流れ】

    個人事業主の会計期間と確定申告期間

    タックスナップの機能を詳しく紹介する前に、帳簿付けから確定申告までの流れを、ざっくりおさらいしておきます。1年を「1月1日~12月31日」で区切り、その間に発生した取引を記録していきます。この帳簿に基づいて、原則「翌年2月16日~3月15日」に確定申告を行います。

    タックスナップで帳簿付けをする流れ

    帳簿付けの流れ(データ化・仕分け・仕訳) - タックスナップ

    タックスナップの「自動仕分け」や「丸投げ仕分け」をうまく活用すれば、上記のプロセスをほぼ自動化できます。クレジットカードなどをアプリに紐づけるだけで、帳簿付けの手間を大幅に減らせます。

    タックスナップで確定申告をする流れ

    確定申告をする流れ(決算・確定申告・保存) - タックスナップ

    タックスナップのアプリで帳簿付けをすれば、確定申告書類の大部分を自動で作成できます。マイナンバーカードを利用して、アプリからシームレスに申告書を提出することも可能です。

    ここからは、タックスナップの機能を詳しく解説していきます。

    記帳方法① 手動登録

    タックスナップは、手入力での記帳にも対応しています。ただ、基本的には他の記帳方法を使ったほうが便利なので、手動登録の出番は少ないでしょう。

    タックスナップの操作画面 ‐ 手動登録

    操作画面(手動登録)金額などを手入力- タックスナップ

    上から順番にフォームを埋めていくだけで、複式簿記での帳簿付けが完了します。難しい専門用語も登場しないので、簿記の知識がない個人事業主・フリーランスでも、迷うことなく入力できます。

    なお、すでに登録した取引を修正するときも、上図と同じ操作画面から行います。「詳細設定」をタップすると、家事按分の事業割合なども設定できます(上図 右)。

    記帳方法② カメラ読み込み(OCR機能)

    カメラ読込・OCR機能での帳簿付け(データ化・仕分け・仕訳)- タックスナップ

    「カメラ読み込み」の機能は、主に現金で経費を支払ったときに役立ちます。レシートや領収書の写真を撮るだけで、日付・金額・品目を自動的に読み取ってくれます(OCR機能)。ユーザーは、プライベートかビジネスかを選ぶだけでOKです。

    タックスナップの操作画面 ‐ カメラ読み込み

    操作画面(カメラ読込)OCR機能でレシートを撮影- タックスナップ

    スマホ純正の写真アプリなどでレシートを撮影すると、日付や金額を読み取ってタックスナップに登録できます。さらに、レシートに記載されている品目などから、自動で勘定科目を推測してくれる機能も備えています(自動仕訳)。

    読み取ったレシートの画像は、クラウド上にアップロードされます。タックスナップに保存された画像は、電子帳簿保存法に対応しています(スキャナ保存)。そのため、レシートの紙は捨てても問題ありません。

    記帳方法③ スワイプ・丸投げ仕分け

    スワイプ・丸投げ仕分けでの帳簿付け(データ化・仕分け・仕訳)- タックスナップ

    クレジットカードや銀行口座を紐づけると、「スワイプ」や「自動仕訳」の機能が使えます。これらの記帳方法をメインに使うのが最もおすすめです。とくに「丸投げ仕分け」機能を利用すれば、一連のプロセスをほぼ自動化できます。

    操作画面 ‐ スワイプ

    操作画面(スワイプ)- タックスナップ

    連携している口座で取引が発生すると、その情報がアプリのホーム画面に表示されます。この取引情報を左右にスワイプするだけで、簡単に仕分けができます。勘定科目はアプリが推測してくれますが、気に入らなければ修正も可能です。

    操作画面(スワイプ・自動仕分け)- タックスナップ

    さらに、同じような取引が何度も検知されると、スワイプした直後に「自動仕分け登録の確認」という通知が表示されます(上図 左)。これを設定すると、同様の取引について、以後はスワイプしなくてもアプリが自動的に仕分けを実行してくれます。

    操作画面 ‐ 丸投げ仕分け ※安心プラン限定

    操作画面(丸投げ仕分け)- タックスナップ

    「丸投げ仕分け」という安心プラン限定機能をオンにすれば、スワイプさえも不要となり、あっという間に帳簿付けが終わります。ユーザーは、問題なく仕訳できているかを確認すればOKです。アプリの推測精度は高く、使い続ければさらに精度がアップしていきます。

    タックスナップで作成できる帳簿

    タックスナップでは、以下の帳簿を作成・閲覧できます。作成した帳簿は、クラウド上で適法に保存されているため、紙に印刷して保管する必要はありません。

    主要簿 ・仕訳帳
    ・総勘定元帳
    補助簿 ・現金(預金)出納帳
    ・固定資産台帳

    帳簿は「主要簿」と「補助簿」に大別されます。55万円・65万円の青色申告特別控除を狙う場合は、主要簿の「仕訳帳」と「総勘定元帳」が重要です。各帳簿には、以下の画面からアクセスできます。

    タックスナップで作成できる帳簿(操作画面)

    仕訳帳や総勘定元帳は、普段の業務でいちいち確認する必要はありません。税務調査のときにダウンロードできさえすればOKです。むしろ、よく使うのは以下の「事業レポート」の機能です。

    事業レポート ‐ リアルタイムで収支や内訳を確認できる

    操作画面(事業レポート・納税額の予想)- タックスナップ

    「事業レポート」の機能で、事業の収支や内訳がリアルタイムでわかります。わかりやすいグラフで毎月の収支が可視化され、勘定科目ごとの内訳をチェックできます。経費の使いすぎを抑制したり、経営方針を見直したりする際に役立ちます。

    ホーム画面の上部には、実際の経費の状況を踏まえ、大まかな予想納税額が表示されます(上図 左上)。想定年収は自分で入力する必要があるため、事業レポートと完全に連動はしていないようですが、それでも目安としては充分に役立ちます。

    タックスナップで確定申告する方法

    操作画面(確定申告書類の作成)- タックスナップ

    タックスナップを使えば、確定申告書類を簡単に作成・提出できます。画面の案内にしたがって操作を進めるだけで、確定申告書類ができあがります。特別な税務知識がなくても、直感的に操作できます。

    作成できる決算書・確定申告書

    決算書 ・収支内訳書(一般用)
    ・青色申告決算書(一般用)
    確定申告書 ・第一表
    ・第二表
    ・第四表(損失申告用)

    タックスナップは、白色申告・青色申告の両方に対応しています。申告書の第一表・第二表を作成できるので、一般的な個人事業主は問題なく確定申告ができます。

    ただ、不動産所得がある人や、株の売買などで分離課税の所得がある人(第三表)は、いまのところ未対応なので注意しましょう。

    申告書類の提出方法

    電子申告 スマホアプリ
    オススメ!!
    アプリの提出ボタンを押してそのまま送信する
    e-Tax データをダウンロードして国税庁のe-Taxソフトで送信する
    紙で提出 プリントアウトして窓口へ直接持参or郵送する

    タックスナップで作成した申告書類の提出方法は、上記の3つに大別できます。基本的には、スマホアプリからそのまま送信したほうが、手間がかからず操作も簡単なのでおすすめです。

    「安心プラン」なら税務調査リスクの診断ができる

    安心プランの税務調査リスクチェック機能 - タックスナップ

    「安心プラン」なら、税務調査リスクの診断機能が使えます。問題点などをテキストでわかりやすく指摘してくれる機能です。税理士が監修しているシステムなので、信頼性も高いです。

    タックスナップのサポート体制

    操作画面(LINEサポート) - タックスナップ公式ラインから質問できる

    タックスナップの公式LINEに登録すると、LINEで機能に関する質問などができます。タックスナップのユーザーなら、無料で利用できます。レスポンスには3営業日ほどかかるとされていますが、当日~翌日ぐらいには返事がもらえることも多いです。

    すぐに疑問を解消したい場合は、アプリから「よくある質問」のページにもアクセスできます。基本的な疑問なら、よくある質問のページでだいたい解決できるでしょう。

    【補足】じつは家計簿の機能もある

    操作画面(家計簿)- タックスナップ

    タックスナップには、家計簿機能も備わっています。仕分けの際、取引をプライベートとビジネスのどちらかに分類しますが、プライベートに分類された取引は家計簿に記録されます。要するに、帳簿の副産物として、家計簿も自動生成されるわけです。

    もちろん、家計簿機能を無視しても、事業の帳簿付けにはまったく支障ありません。あって邪魔になる機能ではないですし、家計管理をしっかりしたい方にとっては嬉しい機能です。

    タックスナップの注意点・デメリット

    • パソコンでは使えない
    • 今のところ消費税申告への対応予定はない
    • 新しいアプリなので、開発が進んでいない部分がある

    パソコンでの利用ができない点については、スマホの画面でも見やすく工夫されているため、あまり心配しなくてOKです。また、消費税の確定申告が必要なのは、主に以下のどちらかに該当する「消費税の課税事業者」のみです。

    これらに該当しない方は、そもそも消費税申告の機能は必要ないので、タックスナップで問題なく帳簿付けができます。

    ほかにも、下記のように、まだまだ開発が進んでいない部分があります。リリースされて間もないアプリなので、今後のアップデートに期待しましょう。

    • 連携できる金融機関やクレジットカードがやや少なめ
    • 売掛金の回収状況を管理する機能がない
    • 優良な電子帳簿には対応していない(対応予定あり)
    • 請求書などを発行する機能がない(対応予定あり)
    • 不動産所得分離課税の申告に未対応(対応予定あり)

    主要な銀行口座やクレジットカードであれば、大抵は連携できますし、今後も連携サービスは増えていくと予想されます。モバイルSuicaやnanacoのような電子マネーにも対応しています。

    まとめ

    タックスナップ(Taxnap)は、スマホ1つで誰でも簡単に確定申告ができる、個人事業主・フリーランス向けに特化した会計アプリです。帳簿付けをアプリにおまかせできる「丸投げ仕分け」は、従来の会計ソフトにはなかった画期的な機能です。

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    「カンタンプラン」と「安心プラン」では、主に利用できる仕分け方法が異なります。「丸投げ仕分け」の機能が不要ならカンタンプラン、必要なら安心プランを選びましょう。

    「安心プラン」の利点は、税務調査対策が手厚い点にもあります。AIによる「税務調査リスクチェック」を使って、税金を追加で取られる追徴課税のリスクを減らせます。万が一追徴課税をされても、対象年分の利用料金が全額返ってきます。

    タックスナップの帳簿付け方法

    タックスナップの操作画面 - スワイプ・カメラ読込・手動登録

    基本的には、銀行口座やクレジットカードを連携させて、スワイプや丸投げ仕分けを中心に使うのがおすすめです。丸投げの精度が不安な方は、最初のうちはすべてスワイプで仕分けを行いながら、慣れてきたら少しずつ自動仕分けを試していく方法でもOKです。

    タックスナップで作成できる帳簿・確定申告書類

    帳簿 ・仕訳帳
    ・総勘定元帳
    ・現金(預金)出納帳
    ・固定資産台帳
    決算書 ・収支内訳書(一般用)
    ・青色申告決算書(一般用)
    確定申告書 ・第一表
    ・第二表
    ・第四表(損失申告用)

    白色申告と青色申告のどちらの帳簿書類にも対応しています。経理経験のない初心者でも、タックスナップなら簡単に65万円控除をねらえるので、ぜひ青色申告を選択して賢く節税していきましょう。

    タックスナップは、個人事業主やフリーランス向けに特化しており、余計な機能がなくシンプルで使いやすいです。シンプルながら、最先端の自動化機能を備えており、既存のソフトから乗り換えた場合にも、大幅な時短が期待できます。幅広い業種の個人事業主におすすめできるアプリです。

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