タックスナップと弥生を徹底比較!個人事業主向けの会計ソフト

更新日: 2025/07/29 PR
タックスナップと弥生を徹底比較!個人事業主向けの会計ソフト

個人事業主・フリーランス向けに、タックスナップと弥生の会計ソフトを徹底比較します。「使いやすいのはどっち?」「安いのはどっち?」と迷っている方は参考にしてください。

目次

    【前提】白色申告なら弥生がおすすめ!

    • 白色申告:無料で使える弥生のソフトが断然おすすめ!
    • 青色申告:タックスナップが使いやすいが、安さ重視なら弥生

    まず前提として、タックスナップは白色申告・青色申告の両方に対応していますが、弥生の会計ソフトは白色申告向けと青色申告向けで分かれています。

    タックスナップ 弥生
    白色申告 タックスナップ(Taxnap)タックスナップ やよいの白色申告 オンラインやよいの白色申告
    オンライン
    青色申告 やよいの青色申告 オンラインやよいの青色申告
    オンライン

    白色申告の個人事業主・フリーランスには「やよいの白色申告 オンライン」がおすすめです。永年無料のプランがあって”コスパ最強”なので、白色申告であえてタックスナップを選ぶ人は少なそうです。
    やよいの白色申告 オンライン【詳細記事はこちら】

    一方、青色申告の場合は、タックスナップも弥生もあまり料金が変わりません。使い勝手で選ぶならタックスナップがおすすめですが、「少しでも費用を抑えたい!」という方は弥生を選びましょう。

    タックスナップと弥生の違いまとめ【比較一覧表】

    「タックスナップ(taxnap)」と「やよいの青色申告 オンライン」の違いを比較一覧表にまとめました。基本的な機能はどちらも同じですが、使い勝手が大きく異なります。

    タックスナップ 弥生
    ホーム画面 スワイプで仕分けができる(経費判定あり) - タックスナップ やよいの青色申告 オンライン 取引入力画面
    料金
    (税込)
    カンタンプラン
    1,408円/月
    12,936円/年

     
    安心プラン
    28,776円/年
    セルフプラン
    11,330円/年
    初年度無料

     
    ベーシックプラン
    18,975円/年
    初年度無料

     
    トータルプラン
    33,000円/年
    初年度半額
    対応端末 スマホ パソコン
    帳簿
    付け
    スマホアプリ
    スマホに特化

    簡単な記帳のみ
    手入力
    自動仕訳
    レシート撮影
    クラウド
    ストレージ
    丸投げ仕分け
    安心プランのみ
    経費診断
    確定申告書
    の作成
    電子申告
    (e-Tax)
    請求書の作成
    Misocaと連携
    分析レポート
    税務調査
    リスクチェック

    上位プランのみ
    消費税申告
    家計簿
    サポート (全プラン)
    LINE
     
    (上位プラン)
    税務調査補償
    (上位プランのみ)
    メール
    チャット
    電話
    業務ヘルプデスク
    タックスナップ 弥生

    「タックスナップ」に向いている人

    • 開業したばかりの初心者で経理経験がない
    • 従来の会計ソフトで挫折したことがある
    • 手間をかけずに最短最速で青色申告をしたい

    タックスナップは、近年登場したばかりのクラウド会計アプリです。スマホでの使いやすさに特化しており、初心者でも直感的に操作できます。従来の会計ソフトはうまく使いこなせなかった、という人にもオススメできるアプリです。

    「やよいの青色申告 オンライン」に向いている人

    • できるだけ安価に会計ソフトを導入したい
    • サポートを受けながら会計知識を身につけたい
    • あれこれ余計な機能はつけないでほしい

    やよいの青色申告 オンラインは、10年以上の運営実績があるオーソドックスなクラウド会計ソフトです。個人事業主のシェアでは、長らく業界1位を維持しています。業界ではよく知られているメーカーなので、税理士のサポートを受けやすい点も魅力です。

    ちなみに、「やよいの“白色”申告 オンライン」は、青色申告書を作成できないぶん、無料から利用できます。その他の機能やサポート内容などは「やよいの青色申告 オンライン」と共通です。白色申告なら、ひとまず弥生を選べばOKです。

    ここからは実際の操作画面なども交えつつ、両社の違いを徹底的に比較していきます。

    ① 料金プラン

    タックスナップと弥生の料金プランを比較します。まず、両社の料金体系をざっくり整理しておきましょう。タックスナップは2プラン、弥生は3プラン用意されています。

    タックスナップの料金体系(簡易版)

    カンタンプラン 安心プラン
    料金
    (税込)
    1,408円/月
    12,936円/年
    28,776円/年
    概要 取引が少ない人向け 取引が多い人向け
    主な機能 基本機能は無制限
    LINEサポートあり
    カンタンプラン
    +
    丸投げ仕分け
    税務調査リスクチェック

    >>タックスナップの料金体系をもっと詳しく解説

    タックスナップは、安価な「カンタンプラン」でも、基本の帳簿付けや確定申告の機能は制限なく利用できます。「安心プラン」ではプラスアルファの機能が使えるようになり、記帳業務の大部分を自動化できるため、ユーザーの業務負担がぐんと下がります。

    タックスナップの「カンタンプラン」は、基本機能が制限なく利用でき、アプリの使い方をサポートしてもらえる点で、おおよそ弥生の「ベーシックプラン」に相当すると考えてよいでしょう。

    やよいの青色申告 オンラインの料金体系(簡易版)

    セルフプラン ベーシックプラン トータルプラン
    料金
    (税込)
    11,330円/年
    初年度無料
    18,975円/年
    初年度無料
    33,000円/年
    初年度半額
    概要 サポートなし サポートあり
    ソフトの使い方
    サポートあり
    ソフトの使い方
    +業務相談
    主な機能 すべて利用可能 すべて利用可能 すべて利用可能

    >>弥生の料金体系をもっと詳しく解説

    弥生は、どのプランでも機能制限はなく、高額プランほどサポートが手厚くなります。最安のセルフプランだと、有人サポートが受けられないので、使い方がわからないときは弥生のWEBサイトなどを参考にしましょう。

    弥生の「トータルプラン」なら、帳簿付けや確定申告などの一般的な質問も受け付けてもらえます(業務相談)。初年度は半額なので、1年目の初心者にはピッタリのプランです。ちなみに、タックスナップではここまで手厚いサポートは受けられません。

    料金プランの比較 ‐ タックスナップvs弥生

    ここではタックスナップと弥生の同等プランを比較します。本記事では、先述のとおり、タックスナップの「カンタンプラン」と、弥生の「ベーシックプラン」を同等プランとみなしています。

    タックスナップ 弥生
    料金(税込) カンタンプラン
    1,408円/月
    12,936円/年
    ベーシックプラン
    18,975円/年
    初年度無料
    対応端末 スマホ専用 パソコンが必須
    スマホにも一部対応
    自動仕訳
    レシート撮影
    クラウドストレージ
    経費診断
    確定申告書の作成
    電子申告(e-Tax)
    請求書の作成
    Misocaと連携
    分析レポート
    消費税申告
    家計簿
    サポート LINE メール
    チャット
    電話(年10回まで)

    「タックスナップ」はパソコンを持っていなくても利用できます。また、業界内ではかなり安価な料金でありながら、自動記帳の性能などは弥生を上回っており、コストパフォーマンスが非常に良いです。

    「やよいの青色申告 オンライン」は、初年度無料で「ベーシックプラン」が使えます。サポートのない「セルフプラン」であれば、年額11,330円なので、2年目以降もタックスナップより費用を抑えることは可能です。

    ② 対応端末

    タックスナップはスマホ用のアプリでのみ利用できます。一方、弥生はパソコンが必須です。パソコンを持っていない個人事業主は、この2択であれば必然的にタックスナップを選ぶことになります。

    タックスナップ 弥生
    パソコン 利用不可 かんたん取引入力 - やよいの青色申告 オンライン
    スマホ タックスナップのホーム画面 ホーム画面 ‐ 弥生申告(スマホアプリ)

    「タックスナップ」は、スマホ専用のアプリをダウンロードして使います。タップやスワイプでの操作を前提に設計されているので、スマホでの使いやすさは業界でもトップクラスです。スマホの小さな画面でも、かなり快適に操作できます。

    「やよいの青色申告 オンライン」は、基本的にパソコンでの操作が必要です。弥生にもスマホアプリはありますが、このアプリでは簡単な経費の入力ぐらいしかできません。あくまで出先などで補助的に使うものと思っておきましょう。

    実際の操作画面などは、ここから詳しく解説していきます。

    ③ 手入力での帳簿付け

    帳簿の入力方法は「手入力・自動仕訳・レシート撮影」の3種類に大別されます。手入力では、取引の金額などを1つずつ自分で入力する必要があります。自動仕訳やレシート撮影のほうが便利なので、基本的に手入力は使わなくてOKです。

    タックスナップ 弥生
    手入力での帳簿付け・手動登録 - タックスナップ かんたん取引入力 - やよいの青色申告 オンライン

    「タックスナップ」の場合、手入力を使うシーンはそれほど多くありません。主に、登録済の取引を修正するときに使う程度です。スクロールするだけですべての情報を確認できるので、素早く入力できます。

    「やよいの青色申告 オンライン」の手入力画面は、非常にシンプルで見やすいです。初心者でも迷わず入力できます。会計の知識がなくても、わかりやすい用語解説が表示されるので、とくに困ることはないでしょう。

    ④ 自動取込での帳簿付け(自動仕訳)

    銀行口座やクレジットカードを連携すると、取引明細を会計ソフトに自動で取り込めます。取り込んだ明細データは、複式簿記の形式に整えてくれるので、青色申告にも問題なく対応できます。

    タックスナップ 弥生
    画面 スワイプで仕分けができる(経費判定あり) - タックスナップ スマート取引取込 - やよいの青色申告 オンライン
    丸投げ仕分け
    安心プランのみ
    連携可能な
    サービス例
    金融機関の登録画面 ‐ タックスナップ やよいの青色申告 オンライン 連携金融機関

    「タックスナップ」の場合は、事業専用の口座やクレジットカードを作らなくても、問題なく口座連携が可能です。一方、「やよいの青色申告 オンライン」の場合は、事業専用の口座などを作った上で利用するよう、メーカーが推奨しています。

    タックスナップの自動取込(自動仕訳)

    スワイプで仕分けができる(経費判定あり) - タックスナップ

    タックスナップの記帳方法は、画面に表示されたカードを左右にスワイプするだけです。ビジネスの取引なら右に、プライベートの取引なら左にスワイプします。わざわざ事業用の口座やクレジットカードを用意しなくても、正しい帳簿付けが可能です。

    タックスナップと従来の会計ソフトの違い - 事業用カードを作らなくてもOK

    さらに、安心プランを選べば、ビジネスとプライベートのスワイプも自動化が可能です(丸投げ仕分け)。税理士監修のシステムを採用しており、実用レベルの精度で仕分けをしてくれます。

    タックスナップの「みんなと比較」とは? ‐ 経費診断機能

    タックスナップの「みんなと比較」機能の使い方

    タックスナップの「みんなと比較」は、スワイプで迷ったときに役立つ機能です。同業者の統計データが、ホーム画面上部のゲージとして表示されています。同様の取引に関して、みんなが右と左のどちらにスワイプしているかを参考にできるわけです。

    これはタックスナップだけの独自機能で、他社ソフトにはありません。もちろん100%正しいとは限らないので、あくまで参考程度ではありますが、簿記にあまり詳しくない初心者にとっては、非常に心強い機能です。

    タックスナップの「丸投げ仕分け」とは?※安心プラン限定

    操作画面(丸投げ仕分け)- タックスナップ

    タックスナップの「丸投げ仕分け」を使えば、基本的にユーザーは何もせず帳簿付けが終わります。ただし、丸投げ仕分けが有効なのは、連携した口座などで行われた取引だけです。現金などで取引した際は、別途入力が必要です。

    やよいの青色申告 オンラインの自動仕訳「スマート取引取込」

    弥生の「スマート取引取込」という機能を使えば、自動仕訳が可能です。銀行口座などの取引データを自動で取り込めます。ソフトが勘定科目などを推測し、複式簿記の形式に変換して、ユーザーに「こんな感じで登録していいですか?」と一覧表示してくれます。

    やよいの青色申告 オンライン 自動取得取引一覧画面

    弥生は銀行口座やクレジットカードのほか、POSレジの連携にも対応しています。小売業や飲食業で、タブレットを使ってお会計をすると、その売上を会計ソフトに自動送信してくれるシステムです。スマレジAirレジなど、以下のサービスに対応しています。

    弥生の会計ソフトと連携できるPOSレジアプリ

    POSレジと会計ソフトを組み合わせて使えば、売上の帳簿付けがグンと楽になります。とくに、毎日細かな売上が立つ小売業などで大きな威力を発揮するでしょう。タックスナップの場合はすべて手入力しないといけないので、この点は弥生のほうが断然便利です。

    ⑤ レシート撮影による帳簿付け

    レシート画像をアプリで撮影すると、文字認識(OCR)機能で日付や金額などをソフトに取り込めます。現金取引などをしたときは、この方法で記帳するのがおすすめです。

    タックスナップ 弥生
    撮影に使う
    スマホアプリ
    タックスナップ - サムネイル 弥生レシート - アプリアイコン
    撮影画面
    (スマホ)
    レシート撮影・スクショ - タックスナップ 会計ソフトのレシート撮影・OCR(文字認識)機能 - 弥生

    タックスナップと弥生のどちらもレシート撮影に対応しています。スマホアプリから直接撮影してもいいですし、標準のカメラアプリで撮影した画像をアプリに取り込んでもOKです。

    読み取りの精度はどちらも優れており、ストレスなく使用できます。ちょっとクシャクシャになったレシートで試してみても、ちゃんと読み取ってくれました。

    ⑥ クラウドストレージ

    タックスナップや弥生では、経費のレシートなどをオンライン上に保存できます。「スキャナ保存(電子帳簿保存法4条3項)」にも対応しており、きちんと初期設定をすれば、撮影済の紙のレシートは捨ててもOKです。

    タックスナップ 弥生
    プランによる制限
    (保存容量)
    制限なし 制限なし
    自動仕訳
    撮影したレシート
    (スキャナ保存)
    メール添付の請求書
    (電子取引データ)

    取引に関する請求書や領収書を、電子データとして保存する際は、一定の要件をクリアしたシステムを利用しないといけません。タックスナップや弥生のシステムを使えば、誰でも簡単に電子保存が可能です。

    ⑦ 確定申告書の作成

    タックスナップと弥生では、確定申告書類を簡単に作成できます。どちらも作成できる書類は同じで、目立った違いはありません。

    確定申告書類の作成機能 – タックスナップ・弥生の作成画面など

    タックスナップ 弥生
    作成画面 操作画面(確定申告書類の作成)- タックスナップ 確定申告書の作成 - やよいの青色申告 オンライン
    確定申告書
    第一表・第二表
    第三表
    (分離課税用)
    第四表
    (損失申告用)

    通常の確定申告では「第一表・第二表」さえ提出できればOKです。タックスナップと弥生は、このどちらにも対応しています。両社ともわかりやすいガイド文が表示されるので、初心者でも迷わず書類作成できます。

    ⑧ 電子申告(e-Tax)

    タックスナップや弥生で確定申告書類を作成したら、そのままオンラインで提出できます(電子申告)。スマホでマイナンバーカードを読み取って、自宅にいながらでも簡単に申告ができます。

    スマホを使った電子申告 – タックスナップ・弥生

    タックスナップ 弥生
    操作画面 電子申告(e-Tax)の流れ - タックスナップ 電子申告(e-Taxで確定申告)の操作画面 - 弥生
    送信デバイス スマホ パソコン
    対応OS iOS・Android Windows・Mac
    マイナンバーカード 必要 必要
    カードの読み取り 対応スマホ* 対応スマホ*

    * マイナンバーカードの読み取りができるスマホ

    おサイフケータイ機能のあるiPhoneやAndroidなら、たいていはマイナンバーカードを読み取れると考えてOKです。弥生は読み取り用のアプリが別途で必要ですが、ダウンロードは無料です。タックスナップは普段のアプリからそのまま電子申告できます。

    ⑨ 請求書の作成

    タックスナップには、シンプルながら請求書の作成機能があります。作成した請求書は、PDFとしてメールなどに添付可能です。ただ、請求額を売掛金として帳簿に自動登録してくれるわけではないので、別途で手入力しないといけません。

    弥生の場合は、同社が提供する姉妹サービス「Misoca」というの請求書ソフトと連携可能です。請求した売掛金などを、そのまま帳簿に登録できます。

    請求書等の作成機能 – タックスナップ・弥生

    タックスナップ 弥生(Misoca)
    作成画面 請求書・見積書を作成してPDFで送信 - タックスナップ 請求書の作成画面(Misoca)
    利用方法 アプリ内で作成可能 Misoca」と連携
    料金プラン
    による制限
    制限なし 無料プランは
    月10枚まで
    郵送代行の料金
    (税込)
    231円/通*
    主な対応書類 請求書
    見積書
    請求書
    見積書
    納品書
    注文書(発注書)
    注文請書
    検収書

    * Misocaの郵送代行サービスは有料プランのみ

    「郵送代行サービス」とは?
    請求書などを取引先へ郵送する業務を代行してくれるサービス。ユーザーは封筒や切手を用意したり、封入・宛名書き・投函を行ったりする必要がなく、クラウド上の編集画面からボタン一つで郵送代行を依頼できる。なお、PDFファイルをメール添付する場合や、自らプリントアウトして郵送する場合、このサービスは不要。

    Misocaの無料プランでは、月10枚までしかクラウド上に保存できません。請求書を頻繁に発行する場合は、別途でMisocaの有料プランに加入する必要があります。

    ⑩ 分析レポート

    タックスナップや弥生で記帳すると、以下のような分析レポートがいつでも閲覧できます。資金計画が立てやすくなり、記帳ミスの防止にも役立ちます。

    分析レポートの比較 – タックスナップ・弥生

    タックスナップ 弥生
    操作画面(事業レポート・納税額の予想)- タックスナップ やよいの青色申告 オンライン 損益レポート画面
    【カンタンプラン】
    事業レポート
     
    【安心プラン】
    事業レポート
    税務調査リスクチェック
    【全プラン】
    損益レポート
    科目別損益レポート
    取引先別損益レポート
    日別取引レポート
    貸借レポート

    タックスナップの「事業レポート」では、収入と支出の金額がグラフでわかりやすく表示されます。1種類のみですが、一般的な個人事業主であれば必要十分でしょう。安心プランなら、税務調査リスクチェックも利用できます(詳細は後述)。

    弥生はシンプルな損益レポートに加え、科目別や取引先別の損益レポートも表示できます。最安の「セルフプラン」でも、すべてのレポートを閲覧可能です。

    タックスナップの「税務調査リスクチェック」※安心プラン限定

    安心プランの税務調査リスクチェック機能 - タックスナップ

    タックスナップの「税務調査リスクチェック」は、帳簿付けの状況をAIがチェックして、税務調査の危険性をお知らせしてくれるシステムです。具体的にどの科目が危ういのかまで教えてくれます。ただし、安心プラン限定の機能です。

    税務調査とは?
    税務調査とは、簡単に言うと、過去の確定申告にミスや不正がなかったなどを税務署の職員が調べに来ることをいう。もし申告漏れや不正などがあれば、修正申告などを行い、本来納めるべき税金との差額を納付する(追徴課税)。場合によっては、ペナルティとして延滞税や加算税なども納付しなければならない。

    AIによる判定なので、100%の正解へ導いてくれる機能ではありません。過信は禁物ですが、税理士監修のシステムですから、一定の精度は期待できます。初心者にとっては、かなり心強い機能です。

    万が一、追徴課税を受けた場合は、その年のタックスナップ利用料金が全額返還されます(診断結果に問題がなかった場合に限る)。

    ⑪ ユーザーサポート

    ユーザーサポートでは、主に会計ソフトの操作方法などを質問できます。タックスナップはプランを問わず有人サポートが受けられますが、弥生の「セルフプラン」では、有人サポートが利用できません。

    タックスナップ 弥生
    サービスに関する
    質問
    【カンタンプラン】
    【安心プラン】
    LINE(AI・有人)
    【セルフプラン】
    サポートなし
     
    【ベーシックプラン】
    メール・チャット・電話
    (電話は年10回まで)
     
    【トータルプラン】
    メール・チャット・電話
    業務相談も可
    有人チャット対応 非公開 平日
    09:30~12:00
    13:00~17:30
    電話対応 平日
    09:30~12:00
    13:00~17:30
    ※混雑時期は延長等あり
    その他のサポート 【安心プランのみ】
    税務調査補償
    ※リスクチェック利用者
    【トータルプランのみ】
    業務ヘルプデスク

    タックスナップは、LINEのトーク機能を使ってサポートが受けられます。基本的には無人でAIが対応しますが、質問の内容によっては有人対応をしてくれる場合もあります。

    弥生のサポートは非常に手厚いです。とくに「業務ヘルプデスク」は、確定申告などの業務相談ができるサービスです。会計ソフトの操作方法とは直接関係ない質問でも受け付けてもらえます。

    タックスナップのメリット・デメリット

    メリット デメリット
    ・スマホでの使いやすさ
    ・簡単に口座連携できる
    ・丸投げ仕分けも可能
    ・パソコンでは使えない
    ・POSレジ連携ができない
    ・法人向けプランがない

    タックスナップの主なメリット

    タックスナップは、スマホでの使いやすさに特化している点が特長です。スワイプ操作により、ストレスなく帳簿付けができます。「丸投げ仕分け」を使えば、ユーザーはスワイプする必要すらありません。初心者でも最短最速で青色申告が可能です。

    タックスナップの主なデメリット

    タックスナップに目立ったデメリットはありません。強いて言うなら、Airレジやスマレジのような「POSレジ」と連携できない点が残念です。小売業や飲食業の場合、POSレジ連携したほうが、売上金の記帳がラクになります。

    弥生のメリット・デメリット

    メリット デメリット
    ・ユーザー数が多い
    ・初年度無料から利用できる
    ・連携できるサービスが多い
    ・動作がもたつくときがある
    ・スマホでの機能が限定的
    ・月ごとの契約ができない

    弥生の主なメリット

    弥生は、個人事業主向けクラウド会計ソフトのなかで、業界シェア1位です(MM総研調べ)。もし使い方がわからなくても、ネットで検索すればすぐに情報が出てきます。また、知名度が十分にあるため、税理士にサポートを頼むときなども話が早いです。

    弥生の主なデメリット

    弥生は、ちょっと動作がもたつくときがあります。同じ作業を連続して行う場合は問題ないものの、別の作業へ移るときの読み込みに時間がかかることが多い印象です。たとえば、自動仕訳で使う「スマート取引取込」の画面に移るときなどです.

    まとめ

    「タックスナップ」と「やよいの青色申告 オンライン」の機能などを、料金プランごとにまとめます。参考までに「やよいの白色申告 オンライン」の情報も載せています。ぜひ、プランを選ぶ際の参考にしてみてください。

    タックスナップの機能まとめ – 料金プラン別

    カンタンプラン 安心プラン
    料金(税込) 1,408円/月
    12,936円/年
    28,776円/年
    自動仕訳
    レシート撮影
    丸投げ仕分け
    クラウドストレージ
    確定申告書の作成
    電子申告(e-Tax)
    請求書の作成
    分析レポート
    税務調査リスクチェック
    消費税申告
    サポート LINE LINE
    税務調査補償

    「タックスナップ」の場合、安価なカンタンプランでも、基本機能は制限なく使えます。スワイプするだけで記帳が完了するので、1件あたり数秒しかかかりません。1日の取引件数が数十件ぐらいなら、カンタンプランでも問題ないでしょう。

    一方、極端に取引件数が多い場合は、スワイプすら負担に感じるかもしれません。そのような個人事業主・フリーランスには「安心プラン」がおすすめです。丸投げ仕分けの機能を使えば、何もしなくても帳簿付けが完了します。

    まずは2週間無料でお試しタックスナップ
    公式サイト

    弥生の機能まとめ – 料金プラン別

    フリープラン
    セルフプラン
    ベーシックプラン トータルプラン
    料金(税込) 【白】
    ずっと無料
     
    【青】
    11,330円/年
    初年度無料
    【白】
    12,650円/年
    初年度無料
     
    【青】
    18,975円/年
    初年度無料
    【白】
    23,100円/年
    初年度は半額
     
    【青】
    33,000円/年
    初年度は半額
    帳簿付け
    自動仕訳
    レシート撮影
    確定申告書の作成
    電子申告
    (e-Tax)
    請求書の作成
    弥生の「Misoca」を連携させる
    スマホアプリ
    基本的な帳簿付けは可能
    分析レポート
    消費税申告
    サポート なし メール
    チャット
    電話
    ※電話は年10回まで
    メール
    チャット
    電話
    業務ヘルプデスク

    >>弥生の個人事業主向け料金プランをもっと詳しく解説

    「やよいの白色申告オンライン・やよいの青色申告オンライン」は、どの料金プランでも機能面に差はなく、上位プランではサポートが手厚くなります。

    弥生の「トータルプラン」なら、業務相談のサポートが利用できます。帳簿付けや確定申告でわからないことがあったら、ソフトと直接関係ない質問でも答えてもらえます。初年度は半額で利用できるので、ひとまずトータルプランから始めるのがおすすめです。

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