「QuQuMo・BtoBシエン・イージーファクター」は、どれもインターネット契約に対応しています。基本的にすべての手続きがクラウド上で完結するので、手続きがパッと終わります。「とにかく早く入金してほしい!」という時に重宝するサービスです。
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目次
【クラウド契約】QuQuMo・BtoBシエン・イージーファクター
「QuQuMo・BtoBシエン・イージーファクター」は、紙の契約書を交わさなくてよい、電子契約のファクタリングサービスです。申込~契約までオンライン完結なので、誰とも対面で会うことなくファクタリングが可能です。
QuQuMo・BtoBシエン・イージーファクターの比較
QuQuMo (ククモ) |
BtoBシエン | Easy factor (イージーファクター) |
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利用者 | 個人事業主・法人 | 個人事業主・法人 | 個人事業主・法人 |
月額基本料金 | なし | なし | なし |
契約方式 | 審査に通ったら、電子契約を行う | ||
2社間手数料 | 1%~14.8% | 2%~10% | 2%~8% |
3社間手数料 | 取扱なし | 非公開 | 取扱なし |
調達可能額 | 上限なし | 上限なし | 非公開 |
業歴 | 不要 創業直後でもOK |
不要 創業直後でもOK |
非公開 |
担保・保証人 | 不要 | 不要 | 不要 |
審査スピード | 最短30分 | 最短30分 | 最短60分 |
審査時の面談 | 基本不要 (必要なら電話で) |
電話のみ | Zoomのみ |
償還請求権 | なし ノンリコース |
なし ノンリコース |
なし ノンリコース |
主な必要書類など |
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QuQuMo(ククモ)公式サイトで見る | BtoBシエン公式サイトで見る | イージーファクター公式サイトで見る |
上記サービスはいずれも、審査に通ったら「電子契約」を行います。紙の契約書と違って、送料や印紙税がかかりませんし、素早く安全にやり取りできます(詳細は後述)。
各サービスの特徴をわかりやすく
「QuQuMo・BtoBシエン・イージーファクター」は、いずれもクラウド契約に対応したファクタリングサービスです。まずは簡単に、各サービスの良い点をまとめておきます。
「QuQuMo(ククモ)」の特徴
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「BtoBシエン」の特徴
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「Easy factor(イージーファクター)」の特徴
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「じっくり比較検討する余裕がない!」という事業主は、まずは「QuQuMo」に申し込むのがオススメです。基本的に面談が不要で、手数料も「1%~」とリーズナブルです。
QuQuMo(公式)
ここからは6つの観点から、3つのサービスを徹底比較していきます。ちなみに、いずれも見積りだけなら費用はかかりません。迷ったら複数申し込んで、相見積もりをとってみましょう。
① 手数料 – 2社間・3社間
2社間 | 1%~14.8% | 2%~10% | 2%~8% |
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3社間 | 取扱なし | 非公開 | 取扱なし |
「QuQuMo」の手数料は、下限が「1%」と、ファクタリング業界で最安クラスです。なので、相見積もりをとるなら、必ず候補に入れておきましょう。
「BtoBシエン」は、3社間ファクタリングも可能です。3社間の仕組み上、取引先にバレてしまうのが難点ですが、手数料をグッと抑えられます。知られたくない場合は、2社間も選択できます。
「イージーファクター」は、手数料「2%~8%」です。ただ、公式ページ上では「8%が上限」とは明記されていません。心配なら、相見積もりをとったほうがよいでしょう。
② 買い取ってもらえる金額
利用上限なし | 利用上限なし | 非公開 |
「QuQuMo」と「BtoBシエン」は、少額から利用可能で、買取金額の上限も設定されていません。公式ページにも「金額上限なし」のように明記されているので、安心して利用できます。
「イージーファクター」は、利用額について情報公開されていません。無料見積もりは最短10分で完了しますので、気になる方は申し込んでみましょう。
③ 業歴 – 創業直後でも利用できるか?
創業直後でもOK | 創業直後でもOK | 非公開 |
「QuQuMo」「BtoBシエン」は、創業直後でも利用可能です。買取可能な売掛金さえあれば、業歴は問われません。開業したばかりの個人事業主・フリーランスでも問題ありません。
「イージーファクター」は、審査のため「直近の決算書(法人)」や「確定申告書(個人事業主)」を提出する必要があります。そのため、創業・開業の直後は利用できない場合がありそうです。
④ 審査スピード・入金までの時間
スピード | 最短30分 | 最短30分 | 最短60分 |
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即日入金 | 非公開 | 15時までに契約 | 非公開 |
「QuQuMo」と「BtoBシエン」は、最短30分で審査が完了し、すぐに契約手続きを行えます。他方「イージーファクター」は、契約まで60分以上はかかるようです。
さらに「BtoBシエン」の場合、平日15時までに契約手続きが完了すれば、当日中に振り込んでもらえます。「QuQuMo」や「イージーファクター」も、早めの時間帯に契約が完了すれば、1~2時間程度で入金してもらえるようです。
⑤ 申込みやすさ – 手間・対応地域・営業時間
審査面談 | 基本不要 (必要なら電話で) |
電話のみ | Zoomのみ |
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契約 | 電子契約 | 電子契約 | 電子契約 |
対応地域 | 全国 | 全国 | 全国 |
営業時間 | 平日9:00~19:00 | 平日9:30~19:00 | 平日9:00~20:00 |
サポート |
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「QuQuMo・BtoBシエン・イージーファクター」は、いずれもオンラインのみで「申込~審査~契約」のすべてが完結します。なかでも「QuQuMo」は、審査面談すら基本不要なので一番お手軽です。
3サービスとも、紙の契約書を用いない「電子契約」なので、送料や印紙税はかかりません。審査後、メールでオンライン契約書へのリンクが届きます。その内容を確認し、問題なければクリックして契約完了です。
⑥ 主な必要書類 – アップロードなど
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「QuQuMo」の必要書類は、わりと用意しやすいです。個人事業主は「確定申告書の控え」が必要ですが、なければ「開業届の控え」でも構いません。これらの書類は、ネットで簡単にアップロードできます。
「BtoBシエン」に申し込む際は、指定の申込書をオンラインで提出する必要があり、ちょっと面倒です。申込書は、運営会社である「日本中小企業金融サポート機構」からメールで届くようです。
「イージーファクター」は、法人なら「直近の決算書」、個人事業主なら「確定申告書の控え」が必要です。これらを用意できれば、必要書類は比較的少なめです。
「CLOUD SIGN」のアカウントは不要
本記事で紹介した「QuQuMo・BtoBシエン・イージーファクター」は、電子契約に「クラウドサイン」という外部のオンラインサービスを利用します。といっても、ファクタリングを申し込む側は、クラウドサインのアカウントがなくても大丈夫です。
「クラウドサイン」で電子契約する流れ
上図のように、メールで電子契約用のリンクが届くので、画面の指示に従って操作すれば契約完了です。電子署名も、クリックのみで行えます(マイナンバーカードなどの電子証明書は用意しなくてOK)。
電子契約でファクタリングを行うメリット
- 送料や収入印紙代(印紙税)などのコストがかからない
- 紙に貼ったり書いたりの手間がかからない
- 契約書類の保管場所に困らない
- インターネットで素早くやり取りできる
- 紙の契約書に比べ、改ざんなどの危険が少ない
「クラウド契約なんて、本当に大丈夫なの?」と心配する方もいるでしょう。しかし、「クラウドサイン」は、日本最大級の法律相談サイトとしても有名な「弁護士ドットコム」が提供するサービスです。安全性にも定評がありますので、安心して利用できます。
まとめ
「QuQuMo・BtoBシエン・イージーファクター」は、申込~審査~契約まで、すべてオンラインで完結するファクタリングサービスです。クラウド契約なので、コストも手間もかかりません。
QuQuMo・BtoBシエン・イージーファクターの比較
QuQuMo (ククモ) |
BtoBシエン | Easy factor (イージーファクター) |
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利用者 | 個人事業主・法人 | 個人事業主・法人 | 個人事業主・法人 |
契約方式 | 審査に通ったら、電子契約を行う | ||
2社間手数料 | 1%~14.8% | 2%~10% | 2%~8% |
3社間手数料 | 取扱なし | 非公開 | 取扱なし |
調達可能額 | 上限なし | 上限なし | 非公開 |
業歴 | 不要 創業直後でもOK |
不要 創業直後でもOK |
非公開 |
審査時の面談 | 基本不要 (必要なら電話で) |
電話のみ | Zoomのみ |
主な必要書類など |
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QuQuMo(ククモ) | BtoBシエン | イージーファクター |
使い勝手では「QuQuMo」が頭一つ抜けています。とくに審査時の面談が基本不要なのは嬉しいポイントです。必要書類も比較的用意しやすいので、ファクタリングの初心者にもおすすめです。
手数料に関しては、売掛金の内容によっても変動するため、一概にコレがベスト!とは言えません。ただ、どれも見積もりは無料なので、複数申し込んで実際の手数料を比較してみるのが確実です。
相見積もりをとる場合は「QuQuMo」を軸に検討することをオススメします。QuQuMoの手数料は「1%~」と、下限に着目すればファクタリング業界でも最安クラスなので、候補から外さないほうがよいでしょう。