2022年1月から「マイナポイント第2弾」が実施されています。これは、2020年9月から行われていた「マイナポイント事業」の第2弾に当たる施策です。こちらについて現時点で周知されている情報をまとめました。
INDEX
目次
「マイナポイント第2弾」の概要 – 2022年1月から
- 2022年1月から「マイナポイント第2弾」が実施されている
- マイナンバーカードを持っている人が対象 (これから新規発行する人も含む)
- 合計で最大2万円分のマイナポイントがもらえる
- 申込期限は2023年2月末
マイナポイントの付与には3つの条件があります。条件をクリアするごとに段階的にポイントが付与され、すべての条件をクリアすると最大2万円分のポイントがもらえます。
ポイント付与の3つの条件 – マイナポイント第二弾
付与額 | 申込開始時期 | 申込期限 | |
---|---|---|---|
① 初めてマイナポイント事業に申し込む | 最大5,000円分 | 2022年1月~ (受付中) |
2023年 2月末 (予定) |
② 健康保険証としての利用登録を行う | 7,500円分 | 2022年 6月30日~ |
|
③ 公金受取口座の登録を行う | 7,500円分 | 2022年 6月30日~ |
①~③のうち、どれか1つをクリアするだけでもマイナポイントがもらえます。たとえば、前回のマイナポイント事業に申し込んだ人は①をクリアできませんが、②と③をクリアすれば合計15,000円分のポイントはもらえます。
- 前回のマイナポイント事業について
- 2021年4月末までにマイナンバーカードを申請した人を対象として行われた施策(現在は受付終了)。事前登録したキャッシュレス決済サービスでチャージや買い物をすると、利用金額の25%分のポイントが還元された(一人あたり5,000円分が上限)。
そもそも「マイナポイント」とは?
「マイナポイント事業」では、事前登録した任意のキャッシュレス決済サービスにポイントが付与されます。たとえば「PayPay」を登録した人には「PayPayポイント」が、「楽天Pay」を登録した人には「楽天ポイント」が付与されます。これらの総称として「マイナポイント」という言葉が使われているわけです。
① 初めてマイナポイント事業に申し込む
- 前回のマイナポイント事業に申し込みをしていない人が対象
- 任意の決済サービス上で、利用金額の25%分がポイント還元(最大5,000円分)
- 2022年1月より受付スタート
今回初めてマイナポイント事業に申し込む場合、最大5,000円分のポイントがもらえます。これからマイナンバーカードを新規取得する人だけでなく、すでにカードを持っている人も対象です。(前回のマイナポイント事業に申し込んだ人は対象外)
この条件をクリアして、事前登録した任意の決済サービスを利用することで、利用金額の25%分のポイント還元が受けられます(一人あたり5,000円分まで)。なおポイントの付与時期は、選択する決済サービスによって異なります。
たとえば、ポイントの受取先として「PayPay」を登録した人は、今回のマイナポイント事業に申し込んだうえで、PayPayを利用するとポイントが還元されます。このとき「PayPay」で1万円を利用したとすると、その25%に当たる2,500円分のポイントがもらえるわけです。
② 健康保険証としての利用登録を行う
- マイナンバーカードの保険証利用登録を済ませた人が対象
- 登録を済ませると、7,500円分のポイントがもらえる
- 受付開始&ポイント付与は2022年6月以降を予定
マイナンバーカードを健康保険証として利用するには、事前登録が必要です。この登録を済ませることで、7,500円分ポイント付与の条件をクリアできます。これから登録する人はもちろん、すでに利用登録が済んでいる人もポイント付与の対象です。
保険証利用の登録は「マイナポータル」やセブン銀行のATMから手続きができます。どちらの方法でも手数料はかかりません。
③ 公金受取口座の登録を行う
- マイナンバーと預貯金口座を紐付け登録した人が対象
- 紐付け登録をすると、7,500円分のポイントがもらえる
- 受付開始&ポイント付与は2022年6月以降を予定
預貯金口座をマイナンバーと紐付けすることで、7,500円分のポイントを受け取ることができます。
口座の紐付け登録は、マイナポータルから可能です。銀行口座をマイナンバーと紐付けておくと、今後給付金や所得税の還付金などの各種公金をスムーズに受け取れるようになります。
第2弾までにマイナンバーカードを発行しておこう
マイナンバーカードの発行には、通常1~2ヶ月程度かかります。また前回のマイナポイント事業の際はカードの申込者が急増し、発行に3ヶ月ほどかかるケースもありました。カードをスムーズに受け取りたい人は、なるべく早く発行申請をしましょう。
マイナンバーカードの申請方法は、大きく分けると上記の3つです。パソコンやスマホを使えば、自宅からカンタンに申請できるのでおすすめです(カード受取時は必ず役所などへ行く必要がある)。